1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

プレソ、3回目の音楽会を振り返る

2008年04月30日 | Weblog
演奏会後、やっとゆっくりできました。
筋肉痛もかなり楽になりました。

演奏会のしあわせな余韻に浸りつつ、当日を振り返ってみます。


27日の朝、目が覚めたら雨の音。
・・・残念。
テンション低く起き上がり、身支度をして電車へ。
荷物が重いのに加えて長い傘が邪魔です・・・。
途中、メンバーと一緒になり、3人でしゃべりながら楽屋口へ向かいました。
集合時間前に着きましたが、既に半数ほどメンバーが集まっていました。
話題は、昨日の飲み会のこと。
前日練習の後、飲みに行ってるんですよ。余裕だな。

会場入りしてから、各自持ち場へ分散。
私は楽屋係なので、鍵を渡したり張り紙を張ったり。
第一生命ホールの楽屋はとてもきれいで、好きです。
楽屋からステージに向かう階段も、一段一段が低くて、ロングスカートでも上りやすい。

リハ開始までの空き時間に、コンチェルティーノのギターソロ部分を譜面に貼り付け。
こういうのはもっと早くやっておかないといけません。
いや、自然に入れるようにCDを聴き込んで準備したつもりでしたが、本番では何があるかわからないので、保険のために。

時間通りにリハ開始。
ホールでの演奏は練習会場とはだいぶ違います。
心地よい響きに包まれて、リハの時点で既にしあわせでした。

2部のリハは、少々時間が足りなかったか・・・
2時開演というのは結構慌しいものです。

昼食をとって着替え。
この頃にはだいぶそわそわしてきました。
昼食はアリスコレクションのデリバリー弁当。
カレーピラフ、ハンバーグ、コロッケ、から揚げ、卵焼き、スパゲティ、とボリュームたっぷりでした。
満腹になると頭がぼんやりしそうなので、泣く泣く残しました・・・。

衣装を着ると気合が入ります。
チューニングが終わり、あっという間に開演時間。
プレソは本番前の舞台袖も和やかなムードです。

ステージに出たら、友人の顔をいくつか発見しました。
温かい拍手の中、心地よい緊張感に包まれる特別な瞬間。
特に1曲目のタクトが下りる時、ぞくぞくします。


◆第一部◆
指揮 久保光司

交響的前奏曲 (U.ボッタキアリ)
静かに始まる出だし。
全員の音がとろけるところで鳥肌が。
大いに盛り上がり、最後はまた完璧なppp。
美しかった。

夏の庭(P.シルヴェストーリ)
どこもかしこもきれいでした。
今まで弾いた中で、一番好きな「夏の庭」です。
きれいに響くギターソロの確かな音色。
それを受けるマンドリンのソロ。
その後の大好きなドラのメロディー。
エピローグのドラのソロの美しいトレモロ、そしてギターのハーモニクス。
演奏しながらも観客の気分になり、しあわせでした。

間奏曲「蛍の舞曲」 (A.アマデイ)
一番練習期間の短かった曲です。
とてもかわいらしい小品で、お客様の反応もよかったように思います。

田園写景(S.ファルボ.G)
どの楽章も、色彩豊かな演奏ができました。
心地よいハーモニー。
3楽章の最後の爆発、一部の締めくくりにぴったりだったと思います。

休憩は15分。
10分にしようかという案も出ましたが、15分にして正解でした。
気持ちを切り替えて、再度ステージへ。
二部は配置が替わり、私は客席側です。
指揮台の前を通り過ぎるのはよくないかも、と思ってかなり遠回りをして席に着きました。不自然だったかな。

◆第二部◆
指揮 小穴雄一

歌劇「欺かれた陰謀」序曲 (D.N.チマローザ)
プレソとチマローザ、とても合っていると思います。
指揮者氏は本番は何かしっくりこないものがあったとの談でしたが、本番というのは想定外のことが起きるものですから。
それでも崩れることはなく、よくまとまったと思います。

組曲 第2番 (K.ヴェルキ)
ギターパートのアンサンブルが美しいこの曲。
本番でも聞き惚れました。
4楽章のソロ部分、リハで失敗したので、手堅く弾きました。
慎重になり過ぎて、自分の部分はつまらなかったんじゃないかと思う。

コンチェルティーノ    (R.ニャタリ)
 ギター独奏 尾尻 雅弘
男性ソリストの衣装で会場が沸くのは、尾尻さんくらいかも?
今回も個性的な(でも去年の比べたらシックな)衣装でした。
会場に響くギターの生音。
なんて素晴らしいんでしょう。さすが尾尻さん。
細かい音符もひとつひとつがくっきりと際立っていました。
心配していた各所のオケの入りも、本番は不安なくできました。
みんなの集中力も素晴らしい。

ただ私は1楽章の途中から、喉がイガイガして咳が出そうになったんです。
ソロの部分で咳き込んだらどうしよう、コンチェルトが台無しになってしまう・・・と考え始めたら、2楽章の頃には意識が遠のくくらい苦しくなりました。
この日に限らず、本番ではいつも咳との闘いです。
咳止めシロップを規定量以上摂取して、精神の安定を図っています。
さらに、咳止め飴も口に入れています。これは、薬剤師さんお勧めの「南天のど飴」に限ります。
だからだいじょうぶ、絶対出ない、絶対出ない、と自分に暗示をかけつつ、どうにか2楽章を乗り切りました。
楽章間に敢えて咳をしたら(すごく客席に響き渡ったらしい)、3楽章は収まりました。あぁよかった・・・

ショーロ(ニャタリ)
尾尻さんとのアンコール曲です。
これは出だしの独特のリズムの軽やかさに、練習開始当初は苦労しました。
そんなこともあったなぁ、と遠い記憶に思うほど、ある時期からいい感じに。
本番もいい演奏だったと思います。

シンプル・シンフォニー(B.ブリテン)
咳の心配もなくなり、集中して演奏できました。
これは今までのベストだと思います。
まったくどこもかしこも思い残すところがないです。
2楽章のピチカートの音色、よかったと思います。
4楽章は燃えました。

◆アンコール◆
しゃぼん玉

やさしく美しい音色が会場に浮かんでいました。
あぁ、しあわせでした。
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ドラのケース

2008年04月29日 | Weblog
思い切って買いました。
グレーの、軽量タイプです。
持ってみたら、本当に軽い。
中身が入ってないんじゃないかと心配になるくらい軽い。
楽器を担いで電車で移動することが多いので、本当にラクになりました。
買ってよかった。
値段だけのことはあると思います。

月曜日、東急セミナーにまた新規入会の方がいらっしゃいました。
うれしい。
前回トライアルレッスンをされた方です。
プレソのチラシをお渡ししておいたら、なんとお友達を誘って、当日券で見に来てくださったそうです。
とても感動してくださってました。
練習意欲につながったかも。

ほかにも、ダメ元でチケットを送らせていただいた方が何人も足を運んでくださっていました。
当たって砕けてみるものですね。
来年も集客をがんばります。
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プレソ、3回目の音楽会

2008年04月28日 | Weblog
プレクトラム ソサエティの演奏会、終了しました。
ご来場くださったみなさま、ありがとうございます。

第一生命ホールに響く「プレソの音」。
ステージで、とてもしあわせな時間を過ごしました。
弾きながら何度も鳥肌が・・・
信頼できる素晴らしい仲間に囲まれていることに、感謝の気持ちでいっぱいです。
スタッフの方にもお世話になりました。

楽しい打ち上げ、二次会、そして三次会。
大荷物を抱え、走って終電に乗りました。
そのせいか、全身筋肉痛です。
特に腕。
そして、なぜだかガラガラ声です。
そんなに騒いだ記憶は無いんですが・・・おかしいな。

ゆっくりブログやmixiを更新して、来てくださったお客様にお礼状を書きたいところですが、今日は朝から四重奏の練習でした。
ドラを3時間ほど弾いてきました。
とても疲れているのに、やはり楽器を弾くのは楽しい。
先生のアドバイスをたくさんいただいて、充実した練習ができました。

今から1時間後には、東急セミナーに出勤です。
今日は忙しい・・・。
でもこうして、毎日マンドリンに関わっていられることが本当にしあわせだと思います。

演奏会の振り返りは、余裕があれば今夜、あるいは明日書きます。
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明日はプレソの演奏会

2008年04月26日 | Weblog
いよいよ明日になりました。
お天気もだいじょうぶそうです。
当日券ありますので、ぶらりとお運びくださいませ。

プレクトラム ソサエティ 
プレソ、3回目の演奏会
4月27日(日)2時開演
第一生命ホール(晴海トリトンスクエア)
2000円(全席自由)

プログラム

◆第一部◆
指揮 久保光司

交響的前奏曲 (U.ボッタキアリ)

夏の庭(P.シルヴェストーリ)

間奏曲「蛍の舞曲」 (A.アマデイ)

田園写景(S.ファルボ.G)
Ⅰ 黄昏の踊り 
Ⅱ 小さなセレナード 
Ⅲ 祭の朝 

◆第二部◆
指揮 小穴雄一

歌劇「欺かれた陰謀」序曲 (D.N.チマローザ)

組曲 第2番 (K.ヴェルキ)
Ⅰ 軽快な気分で
Ⅱ 喜びで興奮して
Ⅲ 非常に落ち着いて
Ⅳ 軽いダンスステップで
Ⅴ 非常にはりつめて

コンチェルティーノ    (R.ニャタリ)
 ギター独奏 尾尻 雅弘
Ⅰ Allegro
Ⅱ Saudoso
Ⅲ Vivo

シンプル・シンフォニー(B.ブリテン)
Ⅰ Boisterous Bourre, Allegro ritmico
Ⅱ Playful Pizzicato, Presto possibile pizzicato sempre
Ⅲ Sentimental Saraband, Poco lent e pesante
Ⅳ Frolicsome Finale, Prestissimo con fuoco

今日は最後の練習でした。
芸術劇場のリハーサル室はいいなぁ。

さて、忘れ物がないように、荷造りしなきゃ。
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かっこいい

2008年04月25日 | Weblog
アメデオ24回演奏会のDVDが届きました。
イケガク作のDVDは、イントロダクションがとてもかっこいい。
いつもこのシーンで感激します。
最後の、演奏シーンにメンバーの名前がスクロールするのもとてもいいですね。

何しろ、カメラ数が多いので、見たいところが見られる感じです。
自分が演奏している席から見た光景とはまったく違う視点、というのが新鮮。
今年のアメデオは、選曲もよかったし、演奏もよかったな、と改めて思います。
青銅の騎士はいい曲だ・・・。

アメデオの観客だった頃は、マンドリンを弾いている人がこんなにいるなんて、ということにまず驚きました。
そして、こんなに大人数だと、自分の音もわからないし、果たしてやりがいがあるんだろうか、とも思っていました。

それがステージに乗ってみると、とても楽しい。
少人数では不可能なこと(曲)ができるし、管打楽器が入る良さも感じます。
だいたいこれだけの大人数(しかも社会人)が、一丸となってひとつの曲を作り上げていることがすごい。

次回は、25回記念演奏会。
マンドリンで出演します。
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瞬間移動

2008年04月24日 | Weblog
昨日の夜から風邪気味で(垢を落としたからではない、と思いたい)、朝風邪薬を飲んで高円寺に出かけました。

新宿から高円寺は、約7分。
中野駅の記憶はあるんですが、次に気付いたら阿佐ヶ谷(高円寺のひとつ先)だったんです。
自分は全く居眠りした気は無く、一体高円寺はどこに行ってしまったんだ、と思うくらい青天の霹靂でした。
中野から、まさに瞬間移動したかのような気持ちでした。

あぁ、ショック。
寝たことにも気付かないなんて。

今日、ドラのケースを注文しました。
うれしいな。
来年のプレソはドラで出ようかな。
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垢すり初体験

2008年04月23日 | Weblog
演奏会も近いのに、音楽ネタではありません。

プレソメンバーの北さんが、毎週温泉に行って足裏マッサージをしているそうです。
その話を聞くたびに、いいないいな、と思っていました。
今日やっと、念願叶って(大げさな・・・)温泉(スーパー銭湯かな)に行ってきました。

目的は、垢すり。
一度これをやってみたかったんです。
伊勢佐木町近辺にも「韓国垢すり」なる看板は見かけるんですが、どうも私の望んでいるものとは違うようで。
純粋な垢すり(?)は一体どこへ行けばできるんだろう、と調べたところ、横浜のいくつかの温泉施設でできることがわかりました。

一番近いのは、みなとみらいの万葉の倶楽部ですが、ここはどうも値段が高い。
手頃な料金のところを探して、鶴見まで行ってきました。
プレソの参考音源を聴きながら運転して行ったら、シンプルシンフォニーとコンチェルティーノとショーロの演奏時間でぴったり到着しました。

値段相応なのか、高級感はゼロでした。
でも、それを求めていったわけではないので、まぁいいです。
入り口で、垢すりのコースを決めて予約。
ついでに、足の角質取りと足裏マッサージも予約。
全部足したら結構な金額になりました。
長年の垢を落とすためなら、まぁ相応な出費か。

平日の昼下がり、お風呂は結構にぎわっていました。
近所の人は、回数券を買って頻繁に来るのかも。
20分ばかりいろいろなお風呂に入ってのんびりしていたら、垢すりの人が私を呼びに来ました。

初対面で丸裸。

こういう状況って滅多にないですよね。
エステなら、全身アロママッサージでも丸裸ではない(紙の下着着用)し、バスローブを着ているし、念入りにタオルもかけられた上で、マッサージする部分だけ露出する、という方式です。

それなのに、この垢すり処は「何かで覆う」という気がまるで無いんです。
ストレッチャーのようなベッドに寝ろ、と。
しかも仰向けで。
隣のベッドの人の様子を見てうすうす感づきましたが、タオルひとつ掛けてくれません。
もう、まな板の上の鯉状態です。
諦めて、なすがままになりました・・・

さすが「本場」とうたっているだけあって、日本語はカタコトの韓国の方がやってくれました。

「ダイジョブ?」
「イタイ?」

ほかは、ほとんど会話なし。
丸裸で話すこともないので、いいんですけど。

ミトンのような垢すりタオルを手にはめて、とにかくゴシゴシ。
全身をくまなく(本当にやらないところがないくらい)こすったあとは、手でボディシャンプー。
これはなんとも妙な感覚でした。
ヘアシャンプーもしてくれました。
これは「便宜上洗った」という程度で、美容院のシャンプーのように念入りなものではないです。
最後は、蒸しタオルを掛けてマッサージ。
狭いストレッチャーの上に垢すりさんも上がって(驚いた)、馬乗り状態で背中をマッサージしてくれました。

収穫はどれほどあったことか、よくわかりません。
体重を量って変化があるほどではないでしょう。
ただ、終了後は本当に肌がつるつるになっていました。

なんだか不思議な空間で、不思議な体験をしました。
4畳半程度の場所に、ベッドが3つ、垢すりさんが3人。
ベッドの上の人間は丸裸、垢すりさんは下着姿。
変なの。

足の角質取りは、とても快適でした。
これはお風呂から上がって着衣の状態。
足裏マッサージは、

「ツヨク?ヨワク?」(こちらの方も日本語はカタコト)

と言われ、せっかくだから強めをお願いしました。
なんだかこのほうがお得な気がして。
実際マッサージが始まったら痛くて痛くて、弱めに格下げです。
特に泣きそうに痛かったのは親指の側面。
ここが痛い人は首が悪いそうです。
首も肩凝ってるからなぁ、と思い納得。

そんなに凝ってるなら、肩のマッサージをしてもらおうと思ったら、1時間待ちとのことでやらずに帰ってきました。

いやー、いろいろないらないものを捨ててすっきりしました。
でも、また行きたいかというとそうでもないです。
どうもあのシステムに馴染めない・・・
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GO!

2008年04月22日 | Weblog
いやー、郷ひろみさんはカッコいいですね(あ、芸能人も「さん付け」しちゃだめですか?)

超人気アイドルとして大忙しだった時期が過ぎ、売れない数年があった郷さん。
当時のインタビューが印象に残っています。

「今仕事がなくても、いつかくるチャンスのときに万全の状態で臨めるように、いつでも準備を怠らない」

ずっとトレーニングを続けていたからこそ、今も素晴らしい肉体とダンス、そして若い頃より数段いい歌声なんだろうなぁ。
本当に素敵なエンターティナーです。

そういえば、二谷友里恵(字が不確か)と結婚してたんだっけ。
どうしてあんなことになったんだろう。不思議。
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録音

2008年04月21日 | Weblog
土曜はドラ、日曜はマンドリン、そして今日はドラ。
楽器ケースの重さがこたえます。
ケースを買いたいんですが、3万円と聞いてちょっと躊躇しています。

四重奏の練習を、録音してみました。
客観的に聴くのは本当に大事ですね。
やっているつもりでできていないことがよくわかります。
聴いた後の演奏は、とてもいい雰囲気になりました。

プレソの練習風景も録音すればよかったな。
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プレクトラム ソサエティ練習日

2008年04月20日 | Weblog
本番がいよいよ来週に迫り、とても集中した練習ができたと思います。
残すところあと練習1回と本番だけ。
うれしいような、悲しいような。

今日の練習会場は、お隣の部屋にレヴールさんが。
演奏会、プレソが27日、レヴールは29日。
近いですねー。
それに同じ日に並んだ部屋で練習とは奇遇でした。
レヴールさんには知り合いが何人かいるんです。ひさしぶりにお会いできてうれしかったです。
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