1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

思っているほど長くない

2005年08月31日 | Weblog
この頃、毎日楽しみにしているのが、海外ドラマのトゥルーコーリングです。
レンタル開始になってから日も浅いのに、月曜日から木曜日までテレビで放映されているんです。しかも昼間。視聴率は期待されてないのかしらん。おもしろいのにな。
とにかくテンポ良く見られるのでうれしいです。留守の日は録画して見ています。

今日の死体は医師。外を歩いていて心臓発作で亡くなってしまいます。
彼には息子がいますが、医者の道を目指さず売れない画家になったことが原因で絶縁状態になり、死体の引き取りも拒否。
いろいろあった後、最後には父親の住んでいた家を初めて息子が訪れると、部屋中に彼の描いた絵が飾ってあるんです。
口には出せずに、でもずっと息子を応援していた父親。
そんなことにはまったく気付かずに父親を恨んでいた息子。
全てがわかったときには、もう父親は死んでしまっていた・・・。

医師の勤め先には、彼を慕っている女性がいました。
彼女も自分の気持ちを打ち明けることができずじまいでした。
でも、以前医師が自分にプレゼントしてくれた、くちなしの花の花言葉を彼が死んだあとに知りました。
花言葉は、「秘めた想い」。

人生は、自分の意志とは無関係に、あるとき突然終わってしまいます。
主人公の台詞は、「人生は自分が思っているほど長くない」。

素直に謝れなかったあのとき。
今度また、と思いながら伝えていない感謝の気持ち。
胸の奥にしまい込んだ熱い想い。

いつか言おうと思ってると、そのままになってしまうかもしれません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

かさもこ

2005年08月30日 | Weblog
神戸音楽祭で改めて感じたのは、ドイツで学んでいる方々(ドイツ人、ということではありません)と日本流とでは、きれいだと思う音がかなり違うのではないかということです。

ドイツ流は、とにかく小さい音が小さい。
ピックが擦れる音しか聴こえないほど、小さく弾きます。そして、フォルテッシモくらいのところでも盛大に弾かないようです。抑制の効いたフォルテ。
そして厚みのあるピック(を使っている様子)からは、丸みのある、もっこりした音が出てきます。
ピックのカサカサ音、そしてもっこりした響き。
「かさもこ奏法」と勝手に名付けました。

日本は(と、ひとくくりにはできないけれど、ドイツ流と比較すれば)、直接的に音が前に出てくるようです。
べっこうピックを使っていなくても、ドイツ流よりはキラキラした響く音色です。

片岡先生にそんな話をして、ドイツの人たちは日本人の演奏(音)をどう思っているんだろうかと伺ったら、
「いらない音(倍音)が響きすぎて、きれいではない」
と思われてるらしいです。

ドイツと日本以外ではどうなんだ、というと、初日にイタリア人奏者の演奏を聴きました。
この日に限ってのことかもしれませんが、彼はやる気がないように弾いていたので(普段がどんな演奏なのかわかりません。この日の演奏のことだけ言えば、私はそう感じました)、音色の問題を比較できません。とにかくあっさり弾いていました。

ロシア人もスペイン人も、マンドリンのためにドイツに留学しているということは、やはりドイツ流がマンドリンの本流ということなんでしょうか。

休憩時間に、吉田剛士さんに「留学先をドイツに決めた理由」を伺ったら、イタリアは卒業までに長い年数(確か7年)かかるから、ということでした。別の理由としては、川口先生が留学した先でもあったから、とのこと。

これからは日本も「かさもこ奏法」が広まるでしょうか。
マンドリンというと、ソロよりもオケをやっている人が多いので、奏法や音色についてあまりつきつめて考える人は少ないかな・・・。

今日は音色のことだけ書きました。
歌心とか、技術(たとえば速弾き)とか、そういうことはまた別の問題です。
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

美しさの基準

2005年08月29日 | Weblog
ひさしぶりにのんびりと自宅で過ごしました。
ホテルから宅急便で送った荷物も午前中に到着。便利だなぁ。

音楽祭でいろいろな演奏を聴いて思ったことは、「美しい音」の認識が国や人によってかなり違うということです。
これについて書くととても長くなってしまうんですが・・・。

今日は私の両親を招いて、すきやき大会をやりました。
<神戸に行ったのと同じ日程で、夫はラグビーの合宿に行っていました。
こういうときにどちらも譲らないので、子どもたちは私の実家に居候。
私がずっとマンドリンをやめないでこられたのも、こういう家族のバックアップあってこそなんです。

そんな感謝の気持ちを込めて、みんなでにぎやかにすき焼きを食べました。
つまみにミニステーキも。喜んでくれました。
デザートは、シェ・コパンのニューヨークチーズケーキ。これも好評でした。
重たかったけど、買ってきた甲斐がありました。

あー、今日も食べ物のことばかり。
音の話は明日書きます。
片付けもあるし、明日のギターのレッスンに備えて練習しないと。
また一夜漬け・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

神戸国際音楽祭3日目

2005年08月28日 | Weblog
新幹線で新横浜に向かっています。
ゆっくり買い物をしたかったので、終演前にジーベックホールを出て三宮に行きました。
そごうでお菓子、初日に豪華食事をしたお店で牛肉を購入。画像は私が買ったすき焼き用肉(これは見本ですが)。塊をきれいにスライスしてもらいました。さらに、ステーキ用も買いました。
肉に始まり肉に終わった、私の神戸の旅。横浜にだって売ってるのに、こんなに固執するのも変ですね…。

音楽祭、今日が私達の出番でした。
朝一番のリハの後、桑原作品についての講義を聴講。
テスタカルドの演奏、観客の方々はどのような感想をもってくださったのでしょう。

最後のコンサートは、ゲスト総出演で華やかでした。タマーラさんまで聴けず、残念。

今日は宝塚に住んでる友人が見に来てくれました。清里のマンドリン音楽祭で3回ご一緒した方です。「きらきら星のうた」がよかったと言ってくれました。

他にも書きたいことはたくさんあるので、自宅から更新します。

新横浜まで、あと1時間半…。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

神戸国際音楽祭2日目

2005年08月27日 | Weblog
今日の夕食です。この後、握り寿司もきました。
実は明石焼きを食べる気満々だったんですが、テスタカルドのメンバーとグループ行動になりまして、食べず仕舞いです。残念。
でも、冷酒を飲んで、いい気分です…。

今日は10時からずっとジーベックホールにいました。
午前中は公開レッスン、1時、4時、7時からコンサート。
そしてそれぞれの間が1時間ありません。食事をするのもひと苦労…。
近くにレストラン等がないんです。あるのは、ほか弁とファミマ。
小さな喫茶店のようなところを発見してお昼に行ったら、思いっきりレトルトっぽいカレー(しかもぬるかった・・・)が出てきました。

ジーベックホールにも小さなカフェがあるんですが、ここのホットドッグは早々に売り切れでした。
周りに飲食店がないこと、相当数のお客さんがホールに居続けることを考えたら、もっと仕入れておくべきですね。
じゃ、他のものを注文すればいいじゃないかとお思いかもしれませんが、ホットドッグとチリドッグしか食事メニューは無いんです。
「さおだけ屋」的にいえば、機械損失ですよ。商売っ気ないんだなぁ。

会場でたくさんの人にお会いしました。
たけまんさん、はるかぜさん、shirakisさん、O西さん、川口先生、吉田剛士さん・・・。
ブログ読んでます、と声をかけてくださるかたもいらしてうれしかったです。

コンサートの詳しい感想は帰宅後パソコンから書き込みます。
明日は朝からリハなので、荷造りもしないと…。
シングルの部屋は結構快適です。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

神戸国際音楽祭1日目

2005年08月26日 | Weblog
神戸に来ています。
台風の影響もなく順調でした。

新幹線に乗るのは約10年ぶり、新大阪より遠くまで乗ったのは約20年ぶりです。
こうして乗ってしまえば、距離もさほど感じません。それなのに来ることってないんだなあ。

初日のコンサートは7時からなので、その前に夕食をとりました。画像がその時の様子。こういう店に来たかったんです。
楽しく、そしておいしく、満足しました。本当は夜景を見ながら、というのを希望していたんですが、時間も早かったので景色は諦めました。

食後、急いでジーベックホールへ。思ったよりポートライナーに乗る時間が長かったです。
開演ギリギリに席に着きました。

ジーベックホールは舞台が低く、客席はフラット。あまり響かないように感じました。

1団体目の演奏の後、横田さんからゲストの紹介がありました。もちろんテスタカルドも。
多彩な国ぐにの奏者の演奏を一度に聴けるのはとても楽しみです。
演奏が終わったのは9時過ぎ。
ついこの前、西ノ宮に引越してきた従姉妹が仕事のあと、子供を連れて会いにきてくれました。三宮で会ってるなんて不思議な気分。楽しいひとときでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

台風です

2005年08月25日 | Weblog
明日は神戸に行く日。
でも、台風が接近しています。

午前中に神戸に着いて、夜のコンサートまで観光するつもりでいましたが、急遽予定を変更。
午後の新幹線に乗ることにしました。
その時間なら、もう台風の影響はなく電車は運行していることでしょう。

そんなわけで、荷造りもしていません。
明日の朝、のんびりやろうっと。

今日は、吹奏楽のコンサートを見ながら、人生の岐路についていろいろ考えました。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

それが答えだ!

2005年08月24日 | Weblog
昨日のブログを読み返してみて、私が今までゴールド免許にならなかった理由がよくわかりました。

違反しておきながら、反省してない。
こういう性格的な問題があったんだなぁ・・・。

選挙の候補者、とくに女性で比較的若くきれいな人の報道が多いですね。
経歴を見聞きすると、どの方も優秀で密度の濃い人生を送ってこられたように感じます。

そして、自分の今までの道のりを振り返ってみると、なんだかとても平坦で、希薄に思えるんです。
私って何やっていたんだろう。
これからもたいしたことをしそうもないし。

そんなことで気分が滅入ること自体、つまらないことはなはだしいです。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゴールド獲得

2005年08月23日 | Weblog
運転免許をとってから12年。
初めてゴールド免許を手にすることができるんです。
うれしい。

自分としてはずっと優良運転手だと思っていました。
今までの違反は、駐禁がほとんどです。レッカー2回。
都会(?)に住んでいれば致し方ない・・・そんなことないでしょうか。
とにかくこの数年は、まめに100円パーキングを使ったりして、本当に気をつけていました。

他の違反は、スピード超過と歩行者妨害。
これだって、間が悪いというかなんというか。
高速道路を運転していたって、本当にびっくりするようなスピードを出してる車ってありますよね。
そういうのはつかまらなくて、20キロくらいのオーバーで覆面パトカーに追いかけられるなんて。

歩行者妨害だって、字面はすごいですが、横断歩道を渡ろうとしていた人がとても慎重な人で、歩き続ければいいものを立ち止まったから私が「歩行を妨害した」ことになってしまったんですよー。ものすごく徐行運転してたのに。
なんか取りやすい人から取ってるみたいで、納得いかない・・・。
暴走族なんて野放しなのに。きぃ。

思い起こせばそういう過去があったわけです。
うれしそうに警察署に更新に行ったら、即日発行じゃないんですね。
がっくししました。

岩盤ヨガに行ったら、今日はいつもと違うインストラクターにあたりました。
やはり、インストラクターによってだいぶやることが違うんです。
ひとつひとつの動きはとてもゆっくりなんですが、それがかえって体にはキツかったです。
赤ちゃんのポーズ、三角のポーズ、太陽礼拝(確かこんな名前。これはとても難しかった)など、新しいポーズをたくさんやりました。
M字どころではない開脚もあり、これも客観的に見たらすごくおかしい格好なんだろうなぁ。
こんなに出ちゃってどうしましょう、というくらい汗が出ました。
でも、肌はさらさらなんです。不思議です。

マンドリンのカルチャーも、何人かインストラクターを揃えて、上級・中級・初級と1日に何回か繰り返し、チケット制にしたらどうかなぁ。
そんな需要はないだろうけど、数人の講師のレッスンを試して、生徒が選べるというのはいい方法だと思います。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

しくしく

2005年08月22日 | Weblog
ブログを書いて送信ボタンを押したら、反映されずに消えてしまいました・・・。

地下鉄で、蚊に刺されまくりました。
膝下両足で10箇所ほど・・・。

タリーズでホットラテを注文したあと、ブラッドオレンジジュースがメニューにあるのを発見・・・。

新しく買ったプリンタの接続がうまくいかず、写真のスキャンができません・・・。

ところで、
歯医者さんって、治療中の患者の顔を見てよく笑わずにいられますよね。
今日、診察台で口を開けながら、自分の顔を想像して笑いそうになりました。
前歯の上に綿を詰められ、上くちびるをめくり上げられ、ぽかんと口を開けて、バキュームを差し込まれてる姿・・・。滑稽です。

歯医者に行くと、リトルショップオブホラーズ(この映画、大好きです)の、サディスティックな歯科医を思い出さずにはいられません。
スティーブ・マーチンが演じているんですが、最高におもしろいです。
見たことのない方、ぜひお勧め。

ちょっと盛り上がらない今日のような日に見れば、元気が出そうです。
もう遅いから、明日見よう。ビデオを持ってるんです。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする