1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

今年のゴールデンウィークは

2014年04月28日 | Weblog
振り返ってみると、昨年は両親の入院でレク気分無しに終わりました。
今年は幸いにも2人とも元気。

ということで、5月にドイツに行きます。
詳細は、実は自分でもよくわかっていません。
ユーロフェスティバル2014という、4年に一度の撥弦楽器のフェスティバルに参加するんです。
それに先立って、レヒベルクハウゼンというところ(がどこなのかもわかっていないんですが、出発するまでには調べます)で、演奏会をします。

前回私が参加したのが2000年。
あれから14年も経ってしまったとは・・・。
月日が流れるのは早いものです。
当時のレポートを私が書いていますので、もしよろしかったらご覧くださいませ。

あのときはまだ30代で、子供が小さかったので演奏旅行に行くのは準備が大変でした。
実家の母と義母に交代で家に来てもらっていました。
本当にありがたかった。
現在は子供の心配はありませんが、両親と夫の体調が気がかりではあります。
帰ってくるまでどうか元気でいてください、と祈るような気持ちです。

前置きが長くなりましたが、前回のドイツ以降は飛行機にも乗っていない私。
パスポートも取り直し、航空券の手配も各自だし、不慣れな海外に不安もあります。
でもうれしいのは、羽田を利用できること。
便利になったものです。

旅の準備の前に肝心なのが演奏の準備です。
というわけで、ゴールデンウィーク返上で練習、練習。
レヒベルクハウゼンの曲(アンサンブルと二重奏)、フェスティバル用の曲(現代曲のアンサンブル。難解)。
本当に難儀しています。
でもこうしてチャレンジする機会があるのはありがたいことと思い、真摯に取り組みます。

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「プレ素」9回目の「音楽会」 ご来場ありがとうございました

2014年04月21日 | Weblog
昨日、無事終了いたしました。
ご来場くださったお客様、ありがとうございます。
遠方からエールを送ってくださったみなさま、ありがとうございました。

心配していた雨も降らず、少々肌寒くはありましたが、なかなかの演奏会日和でした。

朝8時50分に集合。
この日は、音楽ホール・小ホール・リハーサル室ともに稼働していたので、事務所周りは大混雑でした。
9時にならないと鍵を開けてもらえないので、来年は9時集合でもいいかも。みなさん必ず早めに到着するし。

受付周りとステージの設営をして、早めにリハーサル開始。

人数は少ないけれど、譜面台が大きいせいか(1人1台だし)なんだか狭い感じです。
譜面台は衝立のようになってしまうので、ステージ用の大きいのではなく、折り畳みの譜面台を背を低く、面をなるべくフラットにして使った方がいいかも・・・。

リハーサルで、会場での響きを考慮して弾き方を調整。
弱音がきれいに通るので、力まずに弾きましょう。
中低音が少しはっきりしない感じなのは、観客が入るとまた(いい方向に)変わるということでした。
1部のリハーサルが終わった時点で、喉が渇く!と思ったら、やはりホール内がかなり乾燥していたそうです。
湿気を調節してくださって、これ以降は快適になりました。素晴らしい。

あっという間に開演。

1部


ステージに出たら、明らかに前回より客席が埋まっていてうれしくなりました。

1曲目は、隠れた名曲と評判の「教会コンチェルト」。
1週間前の練習での成果が発揮できました。3楽章はコントラバスが素敵でした。
続いて「ロマンス」。全体的にとてもいい出来でした。コンマス氏の音がどこまでも澄み渡りました。
「ローレライ・パラフレーズ」は、有名なメロディと、怖い感じの部分の対比がとてもよく表現できたと思います。チェロとてもよかった!最後の最弱音もきれいでした。

そして「シャコンヌ」。
合宿以降急激に仕上がったのがこの曲です。
練習で試行錯誤を繰り返し、本当によくぞここまで、という感じ。
コンマスのソロで始まり、その演奏を受けてみんなが寄り添っていくところがよかった。
久保さんの渾身の指揮に引き込まれ、各パートの音に酔いしれ、最後まで音楽に入り込んで弾くことができました。
中間部のギターパートのアンサンブル、素晴らしかった。
全てを出し切って、放心したような状態でステージを降りました。
袖で、お互いの演奏を称えあうしあわせな時間がありました。

15分間の休憩。

控室でもシャコンヌの興奮が冷めなかったですが、2部に向けてラテンモードに気持ちを切り替え、ステージへ。
小穴さんがにこやかに登場してきて、全てが成功することを確信しました。


1曲目は「スペイン」。
本当に細かい表現をつきつめて練習してきた曲です。
冒頭のギターの音色にしびれて、あとは何もかもいい感じ。
ボレロの最後の音、1stマンドリンだけ残る音の終わりの「ドゥブルベン(プレソ用語 トレモロの最後をドゥブルっとして(字で書くと謎ですね)ベーン、と放り投げる感じ)」もうまくいき、最後の和音の「ギヤマン(プレソ用語 アルペジオの硬い感じ)」も決まりました。私が2部(の自分の演奏)で満足してるのはこの部分です。

2曲目は「コンチェルト・カプリチオーソ」プレソでは再演ですが、私は前回は2ndマンドリン、今回は1stマンドリンです。両方弾けてうれしい。
シャコンヌの重圧をはねのけたコンマス氏のソロ、冴えてました。

終曲は「ドリー」。
いい曲です。個人的には苦手な箇所が克服しきれていなく、完全燃焼とはいきませんでした。
最後の「スペインの踊り」は燃えました!ギターがかっこいいこと!
プレソは弱音がきれいですが、出すところは出すので、そこも好き。

アンコールはニーノ・ロータの「別れのワルツ」。これは本当に楽しい曲でした。
最後のほう、どんどん遠くに行って「さよなら」の感じにしましょう、というのは当日のリハーサルで小穴さんが思いついたことです。
それが本当に本番の気持ちにぴったりで、おしゃれに終われました。

終演後はロビーでお客様と歓談。
たくさんのお褒めの言葉をいただき、感激でした。

いい演奏のあとの打ち上げは楽しい。
今回も、アラスカさんで打ち上げをして、その後、カレッタ汐留で2次会でした。

3次会もあったと思いますが、私はここで帰途に着きました。


実は、本番の前日にアクシデントがあったんです。

前日は、本番と同じ会場のリハーサル室を確保していました。
9時から練習開始。
のはずが・・・。

私が予約していたのは13時からだったんです。
9時からは他の団体の予約が入っていて、変更もできません。

遠方からのメンバーも朝早く集まってくれたのに。
明日が本番で最後の大事な練習なのに。

とにかく午前中の行き場を探さなくてはなりません。
カラオケのパーティールームはどうだろう、公共の施設、小さめなホールは・・・。
メンバーがどんどん案を出し、電話をかけて、場所探しをしてくれました。
全員が移動することを考えるとなるべく近いところでとも思いましたが、土曜の朝9時では電話がつながらないところも多く、ままなりません。

近場の店で譜面合わせでもいいよ、と言ってくれる人もいました。
本当にどこも見つからなければそうするしかないかも、と思ったころ、音の出せる会場がほぼ同時にふたつ見つかりました。
比較的近く、値段の安い方に決定。

汐留ホールです。
MyMyの演奏会場探しをしているときに、大きさがちょうどいいな、と思っていました。
汐留なら築地から近い。
近いと言っても、楽器を持って徒歩で10分ほどの移動でした。
本来なら、もう練習を始めている時間です。

それなのに、ミス発覚から移動中も、誰も私を責める人はいませんでした。
それどころか本当に親身に協力してくれ、汐留ホールに着いたら、いい会場で弾けてうれしいとまで言ってくれ、全員がテキパキと椅子を並べてくれ、すぐに合奏の準備ができたんです。
その時点で10時でした。
私には2時間にも3時間にも感じられましたが、浜離宮に集まってから、探して、移動して1時間で済んだのは不幸中の幸いでした。
会場係としては痛恨の連絡ミスでしたが、メンバーに助けられ、なんとか乗り切ることができました。
汐留ホールでの練習はほんの2時間でしたが、濃密な時間でした。
みんなと合奏ができて本当によかった。

9回目の音楽会までの道のりは、決して順風満帆ではありませんでした。
でもこの本番前日の出来事でプレソメンバーの素晴らしさを再認識し、しあわせでした。
このメンバーと一緒に演奏できるんだから、それだけで満足です。

そんな気持ちで立った昨日のステージは何もかもが素敵で音がキラキラと輝き、そして漂って、全身を包み込んでくれました。
いいなぁ、プレソって。
みなさん、本当にありがとうございました。
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教則本は嫌いですか?

2014年04月17日 | Weblog
義母が、玄関に庭の花を生けてくれます。この花瓶は、陶芸が趣味だった義父の作品。失敗した、と、成形中につぶしかけたものを義母が静止して、そのまま焼成したそうです。いい感じの「破れ」なんだそうな。

さて、教則本の話です。

教則本って、つまらないですか?

私のレッスンでは、オデル1~4巻、ショリジータ2冊を使っています。
初めての方はもちろん、経験者も同様です。
3巻以降はかなり難しくなるので、2巻が終わった時点で3巻に進むか、曲中心のレッスンにするか、ご本人に決めてもらっています。
今までの経験上、年齢にかかわらず9割がたの生徒が3巻に進むことを選択します。

教則本を使うと言っても、教則本しかやらないというわけではありません。
進度に合った独奏曲、二重奏曲も平行してレッスンしていきます。
おさらい会のときは、個人レッスンの生徒さんで集まってアンサンブルもします。
グループレッスンでは、教則本と、みんなで一緒に弾ける曲を1~2曲練習します。

独奏曲はもちろん、やさしい合奏曲でも、基礎が無くては弾けません。
同じ曲ばかり繰り返しやれば、その曲は弾けるようになるでしょうけれど・・・。
教則本は、無理なく着実に力がつくようにできていると思います。

でも、ときどき「教則本はやりたくない」「楽しく曲を弾きたい」という方に出会います。
曲は楽しくて、教則本はつまらない。
そうでしょうか。

どんな曲でもスラスラと弾けるならそれでもいいですが(そういう方はレッスンに来ないかも)、ひとつひとつの音がきちんと鳴らせないようであれば、合奏にもなりません。
他の教室で教則本をやった、という方には、実際弾いていただいて、その様子で判断しています。
「やった」「終わった」と「できる」は別のものですから。

特に教則本経験者に「教則本嫌い」が多いように感じています。
それほどまでに毛嫌いするには、レッスンで何か嫌なことがあったのかしら、と心配してしまいます。
やって損はないと思うんですけどね。

でも、何事も好きな人もいれば嫌いな人もいるわけで、そんな気持ちも汲みつつ、うまく指導していけたら、と思います。
個人レッスンであれば生徒の希望(曲だけレッスン)に沿えますが、グループレッスンだとそうもいきません。
その点、どうかご理解の上、体験レッスンにお越しください。

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「プレ素」9回目の「音楽会」 4月20日(日)です

2014年04月15日 | Weblog

いよいよ、今度の日曜日が演奏会です。

「プレ素」9回目の「音楽会」

2014年4月20日(日)
浜離宮朝日ホール
13:00 開場 13:30 開演
前売り 1,500円 当日 2,000円

【曲目】
1部 指揮 久保 光司
教会コンチェルト op.2-9 /E.ダッラーバコ
ロマンス op.26 /J.S.スヴェンセン
ローレライ・パラフレーズ /S.ラニエリ
シャコンヌ /J.S.バッハ

2部 指揮 小穴 雄一
組曲スペイン /S.ファルボ G.
コンチェルト・カプリチオーソ /H.バウマン
 マンドリン独奏 桜井 至誠
組曲ドリー /G.フォーレ

PCメールなら前日まで、FBメッセージなら当日午前中までに連絡いただければ、前売り券をご用意いたします。
当日券の販売ございます。
急な思いつきも大歓迎です。どうぞお気軽にお越しくださいませ。
メンバー一同、お待ちしています。


この前の日曜日は、引き締まった雰囲気の中、いい練習ができました。
いつもこうならもっとすごい演奏会になりそうな気がしますが、受験勉強や発表会前と同じで、おしりに火がつかないと発奮しないものですね。
土曜日の練習と日曜日の本番が終われば、このプログラムと一旦お別れ。
なんだかさみしいような気持ちになります。

結成してから9回目の演奏会。
最初の頃の新鮮は薄れましたが、うまく熟成した感じになっているかどうか・・・。
年月を重ねても、右肩上がりで成長し続けるものでもありません。
停滞したり、後戻りしたり。
それでも進もうとする気持ちがあれば、10回に向けて続いていけると思います。
合奏練習で、他のパートの音に聴きほれたり、ハーモニーに胸が震えたり。
そんなしあわせな時間がこれからもずっとありますように。

メンバーの言葉を借りると、
それぞれが「今もてる最善のパフォーマンス」ができるように準備したいです。


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寝つきの悪さを改善

2014年04月09日 | Weblog
先月の後半、なぜか寝つきが悪くなりました。
なるべく身体を動かすようにしているし(当社比)、特に心配ごとがあるわけでもない。
身体が眠りを必要としていないんだ、と開き直ってただ横になること小1時間。
一度眠ってしまえば、途中で何度も起きるということはありません。

ただ、シーンとした中で眠れないのって、世の中にひとりぼっちのような、なんともいえない孤独感があります。
以前はベッドに入るなり眠りに落ちていただけに、なんですぐ眠れないんだろう、と思ってしまうんです。
何日も続くと、とても気になる。
不眠対策サプリでも試そうか、と思っていたとき、あるアプリを見つけました。

睡眠アプリ「ドリミン」です。
ヘッドホンをつけたまま眠るのがちょっと抵抗あったんですが、いつの間にかはずれている(寝ながら自分で取っているのかも)ので大丈夫。
初めて使った日に、本当にぐっすり眠れました。
それ以降毎日使っています。

「サウンド」と「脳波」を組み合わせて、カスタマイズできます。
私は「さざなみ」&「深い眠り」が気に入っています。
自然の音に、単調なメロディが一緒になっているんですが、そのメロディが4小節くらいの繰り返しなので、飽きると言えば飽きる。
でも、計算し尽されたメロディなんだろうと思って、なるべく意識しないようにしています。
メロディがない「波の音」というのも5パターンあるので、時々はそれを選びます。

「リラックス」「瞑想」という脳波もあるので、電車に乗っているときに使うこともあります。
にぎやかな人と乗り合わせたときや、なんだか精神的に疲れたな、というときに、いい気分転換になります。
落ち着き過ぎて、乗り過ごしてしまったこともあるほどの効果。
どうぞお試しください。

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トルフクンラフ

2014年04月04日 | Weblog
父のお誕生日のお祝いで、実家に寄ってきました。
実家のそばには、このあたりでの桜の名所、大岡川プロムナードがあります。
ウォーキングも兼ねて、ぐるりと歩いてきました。
画像の奥はランドマーク、左側はY校です。

川沿いの歩道には屋台がずらりと並んでいます。

「トルフクンラフ」の文字を見て、なんだろうと思ったら「フランクフルト」でした。
屋台の向かって左側面の文字は、こうして右から左へ読むようになっているものがあるんですね。
あとおもしろかったのが、
「ルーボズーチ」と「トテポ りふりふ」。

これがこの値段??というような店もあるけれど、なんかつい買ってしまうのが屋台のおもしろいところです。
そうでなければ、あの商売は成り立たないでしょうね。
広島焼きなど、それなりの技術が必要そうなものはいいけれど、ただスパゲティ(乾麺)を揚げただけ、なんてものもありました。

売っているものより興味深いのは、売っている人。
やるせなさそうな、けだるそうな佇まいの、20歳そこそこのお姉さんが多い。
どういう事情でこの屋台で射的の番をしているんだろう、などと思いながら歩いていました。


さて、明日は発表会に向けてアンサンブルの練習日です。
自分の練習というより、生徒さんの練習のお手伝い。
そのあとは、二重奏の練習に出かけます。
そして日曜日はプレソの練習。
4月になって、いよいよ本番が近付いてきました。
今年はたくさんの方が来てくださるといいなぁ。

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毎日1万歩

2014年04月03日 | Weblog
私にしては珍しくWii Fitが続いています。
携帯で歩数計のアプリを探して、Noomウォークというのをインストールしました。
その流れで、Noomダイエットコーチというアプリも使い始めました。
これがなかなかおもしろく、励みになっています。

ウォーキングシューズを買ったんですが、履いて歩いたのはまだ1日だけ。
都内に練習に行ったり、仕事に出かけたりするだけで、ほぼ1万歩クリアできることがわかりました。
気付かなかっただけで、結構歩いていたんだな・・・。

いや、違う違う。

歩数計を使い始めてから、意識してエスカレーターをやめて階段にしたり、遠回りして歩いたりしています。
それが苦ではなくなってきました。
そういう小さいことの積み重ねがあってこその1万歩なんだと思います。
足りなそうな日は、Wii Fitで踏み台昇降などしていますし。

食事のログも、面倒な計算はなくて、とても単純です。
食べる順序がどうとか、何時までに食べろとか、そういうことは問題にされず(今のところ)、とにかくコーチの指示するカロリー以内に収めるようにすればいいんです。
運動すれば、そのぶん食べていいカロリーが自動的に増えます。これがうれしい。

効果が実感できるまでには2ヶ月くらいかかるらしい。
いつも1週間やって何も変化がないと嫌になってしまうんですが、アプリが楽しいので続けられそうです。


ときどき、私の中で「あんこ熱」が高まります。
洋風のスイーツではなく、あんこもの。
今日は雨でちょっと肌寒いし、お汁粉を作る予定。
そのために、お餅をつきます。
つくのは餅つき機ですが。
楽しいな。

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