1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

HPにCD【Regalo】紹介ページ作りました

2020年04月21日 | マンドリン&ギターCD制作
CD発売記念演奏会が延期になり、他の演奏会も続々中止のいま、CDをどうやって宣伝していこうか考えていました。

今日、マンドリン教室のHPCD紹介ページを追加しました。
全曲試聴でき、ご注文フォームもあります。
どうぞよろしくお願いします。

昨日は、最寄駅に献血車が来ているということで、雨の中出かけて行きました。

が、しかし。

午前中の受付終了、という無情のお知らせが。
11時50分くらいだったでしょうか。
きっと少ないスタッフでやっているから、交代で休憩ができないんでしょう。
午後の受付は13時頃からとのことでしたが、このご時世なので近場で食事やお茶をして待つこともできない。
ヨーカドーをうろうろするのはもっとNGだし。
諦めて帰りました。しょんぼり。

献血車ってもう何年乗っていないか・・・。
献血ルームの快適さを知ってからは、車でやるのはもったいないと思っていました。
でも横浜まで電車に乗るのを自粛して、この際狭い車を我慢してでもO型の血液を献じたいと出かけたわけですが。

身体と神経は太いが血管は細い私。
昨日の気温ではいつもより血管が見つけにくかっただろうから、まぁいいです。
またいつかお役に立てるよう、薬を飲まずに健康を保ちたい。
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不慣れなことに あたふた

2020年04月18日 | マンドリン&ギターCD制作
昨日の夜から怖いくらいの豪雨でした。
どちらにしろ、家からは出られません・・・。

HPにCD紹介ページを作るべく作業中です。
結局のところ外注なんですが、それなら何もしないで待っているだけ、というわけでもありません。
本当はCD現物をお渡ししてお任せにしたい。
でも、データでのやり取りをしなければいけないんです。
そのような契約なんです。

CDをPCに取り込むと、アルバム情報が表示されますね。
それが出てこなかったんです。
なんでなのか、どうすればいいのか、を調べて入力・・・までやったら消えてしまい、やり直し。やれやれ。

制作元に聞いてみたら、本来サービスで登録をやってくれるはずだったのが、この状況で会社を休みにしているのでできていないとのこと。
JANコード取得すると、自動的に情報が表示されるんだと思っていたんですが、それは別なんですね。
登録方法を教えてもらったので自分でやることにしました。

が、しかし。

私の使っているOSのバージョンが古くてダメらしい。
主人のノートPCでやろうとしたら、「方法」サイトの途中から先に進まない。

ではPCのOSをバージョンアップしようとしたら、現状使っていたいくつかの物(あいまい・・・)が無くなる可能性があるらしく。
譜面だけでもすべてUSBに保管することにしたら、それもなかなか時間がかかる。

結局息子のMacで情報を送信することができました。
そんなこんなに1日かかってしまった。
思うようにいかないものです。

昨日は父の病院付き添い、今日は豪雨でCD発送作業ができませんでした。
明日午前中に投函すれば月曜日に届くかな。
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CD 【Regalo】できました

2020年04月10日 | マンドリン&ギターCD制作
9月に録音してから7カ月!
CDがやっと家に届きました。



あれこれ悩んだ結果のデザイン(ブックレット)です。
小さな帯ひとつ考え出すとキリがなかった。
作る側としては身をよじるようにして生み出したんですが、手に取るときは大して気にもかけないものですね。
今回このような経験をして、どのCDもブックレットを細部まで見るようになると思います。

CDのタイトルも悩みました。
当初は別の物を考えていたんですが、姉のアイディアで方向転換。
確か、実家でカレンダーを見ていてその写真から思いついたんだと思います。

Regaloは、イタリア語で「贈り物」の意味です。
スペイン語も同じ、ということを今知りました。
そのココロは、ブックレットに書きました。

ジャケットは、「顔を出さない」ということは決めていました。
さらには「楽器も出さない」にしました。
マンドリンとギターの写真でもよかったんですが、聴く人を限定してしまいそうでやめました。
ヒーリングミュージックのように、奏者、楽器、曲を強くイメージしないものにしました。

色は爽やかに、緑、アイボリー、茶(木の色)。
優しく差し込む光、そよ風。
さり気ない日常の、やわらかい時間。

そういうイメージです。

収録楽曲も紆余曲折がありました。
当初はもっと曲数が多かったんですが、絞りました。
クラシックだけでも、映画音楽だけでもない。
マンドリンのためにかかれた曲は1曲だけ。
マンドリンのCDとしては変わっている内容かもしれません。

収録楽曲
「リュートのための古風な舞曲とアリア第3組曲」より :オットリーノ・レスピーギ*
イタリアーナ
シチリアーナ
Ottorino Respighi*: Antiche danze ed arie per liuto III.Suite
Ⅰ. Italiana
Ⅲ. Siciliana

タランテラ:ラファエレ・カラーチェ
Raffaele Calace: Tarantella

オペラ「はかなき人生」より スペイン舞曲第1番:マヌエレ・デ・ファリャ(続木繁之編曲)
Manuel de Falla y Matheu(arr. Shigeyuki Tsuzuki): La vida breve, Act II: Danse espagnole No. 1

組曲 小さな旅~光と風の四季~:大野雄二*
Yuji Ohno*: A Small Journey-Four Seasons of Light and Wind

ニュー・シネマ・パラダイス:エンリオ・モリコーネ(佐藤弘和編曲)
Ennio Morricone: Cinema Paradiso(arr. Hirokazu Sato)

ひまわり:ヘンリー・マンシーニ*
Henry Mancini*:Sunflower

涙そうそう:BEGIN*
BEGIN*:Nada Sōsō(Down Come My Tears)

青春の輝き:リチャード・カペンター*
Richard Carpenter*: I Need to Be in Love

* 土田克彦編曲(*arr. Katsuhiko Tsuchida)


曲順は、プロデューサーの意見を全面的に取り入れました。
弾いている自分たちが思うのとは着眼点が違っていたので、新鮮でした。
立ち会いマスタリングで、曲間の微妙な時間もこだわりました。
本当に微妙なので、当人以外にはどうでもいいようなことかもしれません。

そんなこんなのCDです。
4月4日のCD発売記念コンサートでみなさんにお渡しする予定でしたが、9月19日に延期。
4月29日に予定していた いちょう坂カフェコンサートも中止。5月の沼津も、6月の研究所の発表会も中止になりました。
レッスンも無いので生徒さんにお渡しすることもできず。
でも生ものではないので、レッスン再開のときまで寝かせておきます。

もしご希望あれば発送しますので、お気軽にメッセージください。
HPにネットショップを作ることも考えたんですが、これひとつしか売り物がないのでやめました。

お世話になった いちょう坂カフェさんで販売委託していただくことに。

早速置いてくださいました。
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たかが帯、されど帯

2020年02月05日 | マンドリン&ギターCD制作
先日打ち合わせに行って、ひと段落したつもりだったCDのブックレット問題。
サンプルデザインの時点ですったもんだ(?)があり、また考え直しています。
面と向かって話をして方向性は一致したと思っていたのに、両者の理解に違いがあったというか・・・。

今、一番の問題は「帯」です。
帯は、透明のセロハン(って昨今言わないかな)をはがすと、ポロリと取れてやり場に困る、あれのことです。
幅、デザイン(内容、文字、色)決めることがたくさんある。
無しを勧められているんですが、有りにしたいんだなぁ・・・。

帯について深い思いのあるブログを見つけました。
これを読むと、やはり「有り」にしたい。

【永久保存版】帯

帯愛が熱く語られています。

みなさんは帯についてどう思っていますか?

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ブックレットの打ち合わせ~おいしい日本蕎麦

2020年01月17日 | マンドリン&ギターCD制作
ブックレットとは、CDの中に挟み込んである小冊子(?)のことです。
9月に録音したものをCDという形にするまでにいくつもの決めるべきことがあります。
録音に関しては、「録音のこと 1」「録音のこと 2」をご覧ください。
11月の立ち会い編集を経て、音源は完成。
原稿を提出したのが12月で、今日はプロデューサーとデザイナーとの打ち合わせでした。

頼りになる姉に同行してもらい、麹町へ。
参考CDをいくつか見ながら、原稿と写真素材を元に細かいことを決めていきました。
細かいこと、というか、決めることが本当にたくさんある。
体裁(紙ジャケットかジュエルケースか)は既に決めているので、フォントや色味、帯、盤面のデザイン等々を、内容に合ったイメージに近付けていくという作業です。
CDを出している人は、みなさんこういう工程を踏んでいたんですね。
演奏するだけで他はすべて専門家がやってくれる、というような演奏家は別として、自力でやるのはとにかく大変だ。
でも自分がCDを買った側の場合、そんな細部までよく見ないことが多いです。
そもそも昨今CDを買うことが少ない。
今日決めたことを元にサンプルを数パターン作ってもらい、確認、決定、プレス、と進んでいきます。

打合せ後は、姉と遅いランチをしに銀座シックスへ行きました。
噂で聞くばかりで私は行くのは初めてです。
レストランは高級店ばかりかと思ったら、カジュアルな感じの店もありました。
ふたりの気持ちが一致したお店が、銀座 真田SIXです。
広々としていてムーディーな音楽(最初はジャズだったけれど、その後いろいろおもしろかった)の流れる素敵な蕎麦屋さん。


せいろと小天丼

そばの歯ごたえがすごくて、びっくり。
自分の作った年越しそばは、腰がなかったなぁ。
小天丼は、上から見ると小ですがとても深い食器で、天ぷらが表面だけでなく何層にも入っていました。
天ぷらは小さ目で種類も多くごはんもおいしくて、本当に満足しました。

お腹いっぱいと言いつつ、胡桃ぜんざいと黒豆寒天を注文。

この店ならでは、のものがあるっていいですね。
ゆっくりできて、とてもよかったです。

明日はプレソの月例会。
寒いらしいですね。
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I Need To Be In Love 青春の輝き カーペンターズ

2019年11月05日 | マンドリン&ギターCD制作
今日もYouTubeの紹介です。
CDの収録曲の中からSTUDIO 407さんがこの2曲(「青春の輝き」「ひまわり」)を宣伝用にと選んでくださったということは、一般的に興味を持ってもらえる可能性が高い曲ということなんでしょう。

「青春の輝き」は学生の頃から好きな曲です。
ギターのtuttiさんと、この曲いいよね、という話になり、編曲してもらって二人で弾くようになりました。
もうずいぶん前のことです。
コンサートのアンコールにすることが多く、今回のCDでも最後に収録されます。
弾く時はいつも歌詞を思いながら弾いています。
楽器での演奏の場合歌詞の内容を伝える術がないですが、気持ちは込めています。

I Need To Be In Love 青春の輝き カーペンターズ



今日は父が退院しました。
大忙しなのはわかるけれど素っ気ない対応!の病院から出ることができてよかったです。
病院から、この前までお世話になっていた老健へ向かいました。
以前から計画していたショートステイです。
スタッフの方々の明るく丁寧な対応がより一層身に沁みました。
父も入居者仲間に歓迎されてご機嫌でした。
本当に素晴らしい施設なので、老健探しをしている方に大いにお勧めしたいです。


昨日はお見舞いに行くために伊東練習を休んだので、空き時間に衣類の断捨離をしました。
まとめてみると、こんなにも不要なものばかりと暮らしていたのかと驚きます。
いらなくなったハンガーだけでゴミ袋2つもありました。
明日は大量の衣類をゴミ集積所まで何往復することか。
とにかく出さなくては終わらないのでがんばろう。
雨が降りませんように。



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YouTubeチャンネルつくりました

2019年11月04日 | マンドリン&ギターCD制作
先日CDのマスタリングが終わり、エンジニアさんがYouTubeをつくってくださいました。
Sunflower ひまわり ヘンリー・マンシーニ


今まで自分が動画を見るために使っていたアカウントとは別に、ブランドアカウントというものを登録し、公開しました。
タグを付けるとか、それとは別にハッシュタグもあるとか、知りませんでした。

今のところ2曲しかありませんが、ゆくゆくは増やしていく予定です。
チャンネル登録していただけたらうれしいです!
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立ち会いマスタリング

2019年11月02日 | マンドリン&ギターCD制作
9月に録音したものを、エンジニアさんのご自宅で立ち会いマスタリングをしてきました。

録音が終わったときは(録音についてのいろいろは、こちらを)、とにかく解放感でいっぱいでした。
その後、ミックスダウン→1st Editを確認したら、気になることが山積み。
2nd Editでだいぶすっきりしたものの、どうしても気持ちの中で引っかかる部分がありました。

それを解決すべく、立ち会いマスタリングに臨みました。
ギターのtuttiさんと2人でエンジニアさんのスタジオ(兼、ご自宅)を訪ねました。
エンジニアさんのご自宅のすごいスピーカー。


私がこの1ヶ月気にしていた部分はエンジニアさんのおかげで、霧が晴れたようにすっきり!
曲順も考え直さなくてはいけないかも、と思っていたので本当に気が楽になりました。
全てが、家で聴くよりずっと印象がよかったです。
改めてじっくり聴いて、録音の2日間のことがよみがえってきて感慨深かったです。

あとはブックレットなどのデザイン、そして原稿です。
これも考えれば考えるほど悩ましい!

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録音のこと 3

2019年09月23日 | マンドリン&ギターCD制作
録音が終わってから1週間、心底のびのびと楽しく過ごしました。
この解放感。何をしても気持ちが楽~。

が、しかし。

1st Editが届き現実に引き戻されました。

そうか、そうだったのか。
というか、やっぱりそうだよね、というか。

1回目は冷静に聴けず、いろいろなことが気になりまくる。
2回目は少し落ち着きました。

tutti氏が家に来て、スピーカーの大きな音量で譜面を手に再度チェック。
同じことが気になっている部分と、自分はとても気になるのに相手はそうでもない、という部分があります。

録音というのは、例えてみれば拡大鏡で素顔を見るようなものかもしれません。
わかっていて気付かないふりをしていたようなことに、正面から向き合わなければならない。
覚悟はしていたけれど、なかなか厳しいものがあります。

それもこれも自分がやったからわかること。
不甲斐ない点は、今後の伸びしろとしてまだ成長できることを喜ぼう。

新HPは完成間近です。
明日にはお知らせできそうです。
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録音のこと 2

2019年09月19日 | マンドリン&ギターCD制作

あんなに濃い経験だったのに、細かいことをどんどん忘れていきそうです。
少しでも早く書かないと。


収録の機材。
ハイレゾ録音・高音質なんだそうです。
数値的なことも教えてくださいましたが、私にはよくわからず。知識の無さが申し訳ない。
tutti氏は電気系に強いので、話がはずんでよかったです。


思い起こせば、約3年前。
初めて「録音」のことを言葉にしたのがこのイベントの帰りの二次会でした。
イベントはカルチャーのクラスのアンサンブル発表。
しかもショッピングモールのオープンスペースでの演奏でした。
どうしてこの日に「録音を残したい」という気持ちが高まっていたのかわかりません。
言うタイミングがたまたまこの日だっただけ、だと思います。
驚いたのは、お互い同じ考えだったこと。
収録希望曲をお店の紙ナプキンに雑にメモしたりして、楽しかった。

この時点ではCDを自主制作するとはどういうことか、まず何をして、費用がいくらくらいかかるのか、まったくわかっていませんでした。
現実問題はさておき、夢と希望だけはありました。

プレソで東北遠征をした際にご縁のあった石巻マンドリーノのみなさん。
その代表の小杉さんのCDが、私の理想のものでした。
小杉さんにはいろいろなことを本音で教えていただき、どれほど助けられたかわかりません。
小杉さんが制作した際お世話になった方を紹介していただく・・・、という方向で話は進んだんですが、先方のご都合で実現しないことになりました。


それからお互いにネットで調査。
ほとんどの作業を自力でやれば安上がり。
業者に依頼すれば高くなる。それも値段にはかなりの差があることがわかりました。

どの程度費用をかけるか。
これは難しい判断でした。
2人の考えの違いもあったと思います。

ネットで調べると、自主制作といえばバンド系が多い。
クラシック(自分がクラシックかというとそうでもないジャンルかも)系だとかなり絞られてきます。
さらにいくつか比較検討して・・・という中で、自分の気持ちを代弁してくれいているようなサイトを見つけました。
とはいえ、こちらからの一方的な思いだけでは契約は成立しないので、まずは連絡を。

私の気持ちを大いに理解してくれ、その後数度やり取りを重ねてぜひここにお願いしようと決めました。
この出会いは結果的に本当に素晴らしいものでした。
選択が違っていれば、CDはまったく別の物になっていたことでしょう。

まずアドバイスされたのは、2人で演奏会を重ねること。

・自分たちが本当に弾きたい曲
・お客様の反応がいい曲

手ごたえを直に感じ、収録曲を決める助けになるそうです。
そのアドバイスで始めたのが「いちょう坂カフェ」でのコンサートです。
2年にわたって6回(それに加え、カフェ主催夜のコンサート1回)の本番を重ね、自分たちの方向性をまとめていきました。

恩師である片岡先生にも、計画を報告しました。
先生からのアドバイスは、

・スタジオではなく、ホール録音
・自分のマンドリン人生を振り返るような選曲

ということでした。
無謀なチャレンジに、温かく応援してくださいました。

ホールの確保は本当に大変でした。
おさらい会のホールを1日ぶん取るのでも苦労しているのに、連続2日当てるなんて。
もちろん抽選方式ではないホールなら苦労はなかったかもしれません。
当初は、横浜市の施設の利用料金が安いホールを狙っていたので、とにかく当たるまで毎月毎月抽選に申し込む、を続けていました。

やっと当選したのが昨年の10月利用分。
それに向けて、プロデューサーと私たちで顔合わせをしました。

ここで問題になったのは、収録曲の編曲問題。
CDに収録するには、まず許諾を得ないといけない、ということも知りませんでした。
そして、譜面を改編してはいけない、ということも。

たとえば、市販されている譜面を勝手に変える(アレンジを加える)のは断固NG。
楽器を変える(フルートの譜面をマンドリンで弾く、など)はグレーゾーン。

ここで、自分たちの使っている譜面を大いに見直さなければいけないということがわかりました。
これまで、2人で弾く曲は気に入った譜面がなければtutti氏が編曲してくれていました。
ギター独奏譜をマンドリンとギター用にばらしたり、バイオリンとピアノ用の譜面を置き換えたり。
それらの編曲し直し、連絡のとれる作曲家に収録許可を得て。
この時点で、選曲から外したものもありました。

その作業があったので、せっかくホールは取れたけれど録音は延期することにしました。
残念だったけれど、準備万端でなければできない。
ホールは仲間たちとの楽しい演奏会に使いました。

その後、母が亡くなり、父と半同居することになり。生活が大きく変わってしまいました。
その上、自分の入院・手術も重なり、この時期が結構辛かった。

でも運よくホールは当選しました。
7月の末に収録する方向で、さらに準備を進めました。

が、しかし。

エンジニアがホールの下見をしたら、遮音性が低いので録音には向かないと言われたんです。
それはホール側からも予約の際に説明してもらっていましたが、まぁどうにかなるだろうと考えていました。
雑音が入らないように、ホールだけでなく一棟借りしなければ厳しい、とのこと。
そこに目をつぶっても、建物の構造上、大雨が降ると雨の音も入ってしまい、最悪の場合は途中で中止もある。

そ、そんな・・・。

同じ日程で他会場も取れず、だいたい2度もホールを流すなんて経済的に辛い。
一か八か予定通りやる、という手もありましたが、結局諦めました。
ホールは公共の施設を諦め、プロデューサーに一任。
その結果、紹介されたのが今回お世話になった、Sala MASAKAです。
HPを見てもとても素敵ですが、実際音を出したら本当に心地良く、しあわせでした。
自分が予約していたホールだったら、きっと今回のような音にはならなかった。
録音会場は費用を削らず、最初から選定をお任せするべきでした。
遠回りしてしまったけれど、いいホールで弾けたので良かったです。


今回はここまで。
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