1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

演奏会ふたつ終わりました

2012年12月27日 | Weblog
寒いですねー。
クリスマスも終わり、街はお正月を迎えるモードになっています。
このいきなりの変化が毎年すごいなと思います。

私はといえば、12月は演奏会が続き(しかも遠方を含む)身の回りのことは後回し。
重なるときは重なるものですね。

22日はプレソメンバーで上田(長野)へ行きました。

上田上田、と言っていましたが、演奏会場の最寄りは、しなの鉄道の田中駅。
しなの鉄道、扉は自分で開けるんです。うっかり待っていたら降りそびれてしまう~。
この田中は、「た」にアクセントなんですよ。

こんな駅。

ここからタクシーで会場のサンテラスホールへ。
この演奏会です。


リハーサル風景。

立派なホールでした。

演奏はリハーサルよりぐっとうまくいきました。
出演者も内容も、とてもいい演奏会だったと思うんですが、残念だったのはお客様が少なかったこと。
季節柄なのか、宣伝不足なのか、もともと人口が少ないか・・・
お客様に足を運んでいただくというのは大変なことですね。

演奏後は楽しい打ち上げ。

日本蕎麦屋さん貸しきりでした。
メインは蕎麦出汁でのしゃぶしゃぶ。
おいしかったです!
打ち上げも、帰りの新幹線も楽しかった。
プレソって本当にいいメンバーが集まっています。


25日は、狭山(埼玉)の手打ち蕎亭「なる堵」でクリスマスコンサート。
こちらは、パッソアパッソ(マンドリン四重奏)での演奏です。
日本蕎麦とマンドリン。しかもクリスマスに。
ちょっと不思議な組み合わせですが、ありがたいことに3回も弾かせていただいています。
今回も満席でした。
年末の慌しい時期に、本当にうれしいことです。

なる堵さんは、ご自宅を店舗に改装されています。


お店の中はこんな感じ。

この写真だとよくわかりませんが、お客様と奏者の距離が近い。譜面が見えるほどです。

お客様からは、「演奏している姿を間近で見て、とても引き込まれた」「知っている曲も、生演奏でより感動した」「涙が出た」など、もったいないほどの言葉をかけていただきました。
自分自身弾いていて本当に気持ちが入り込んで、椅子から落ちそうになってしまいました。
熱心に聴いてくださっていることがひしひしと感じられたので、その力もあったと思います。
演奏会は、曲、奏者、会場、そして聴衆で一緒に創りあげるものだ、ということを改めて実感しました。

心満たされて終演し、おいしいお蕎麦をいただきました。


こちらの最寄りは「狭山市駅」。
駅を出ると、秩父の山の見晴らしがすごいです。
お天気もよかったし、写真を撮り忘れたのが惜しまれます。
空気もよくて、爽やかなんですよ。
横浜に住んでる私は、2時間電車に乗って小旅行気分。


年内の演奏会は終わりましたが、今日も明日もまだレッスンがあります。
そして、29日は大阪でコンチェルトの練習です。
コンチェルトは、ハッセ、フンメル、そしてシュトライヒャートの作品。

ハッセとフンメルは弾いたことがありますが、シュトライヒャートは名前を聞くのも初めてで。
柴田先生以外は全員初対面(私は。みなさんはお知り合いだと思う)、というチーム(チーム、なのかな)で、知らない街で、まだまだ身についていない奏法で弾く(これが一番の問題)、ということで、私にとって今年最大の難局です。

それが終わると私にやっと年末がやってきます。
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Top 13's Sandy Hook Tribute - THE X FACTOR USA 2012

2012年12月20日 | Weblog
いよいよフィナーレを迎えるX Factor(S2)
アメリカンアイドルより、今はこちらの番組のほうが好きです。
やっぱり審査員にSimonがいるから、かなー。
参加者の年齢層の幅が広いのも興味深いです。

FOX238で放映していますが本国より遅れているので、YouTubeで見ています。
最後のパフォーマンスの日(昨日)に、コネチカット州の銃乱射事件の犠牲者に捧げる曲として歌われた"You Are Not Alone"。
とてもよかったので、ぜひ聴いていただきたいです。
子供のコーラス、バックには犠牲者の名前。
普段の放送ではファンの声援がものすごいんですが、この曲のときは本当に静かで感銘を受けました。

Top 13's Sandy Hook Tribute - THE X FACTOR USA 2012


余談ですが、司会の女性の衣装が毎回すごい。
くっきりと体のラインを強調する服をこれでもかと着こなしているんです。
すごいボリューム。それがセクシーでホットなようです。
そして、人間同士の距離が近い。
誰彼かまわず(という言い方は変かな)やたらとハグだし。隣に立てば必ず腰や肩に手を回すし。
日本人だと、こうはしないですな。

話し変わりまして。

自分にしっかり向き合わなければいけない、と痛感する今日この頃。
タイミングよく、今日この話に出合いました。
働きはじめたあなたへ

>「時間」の積み重ねは、多くの場合、「才能」の差を超えてしまいます

そうですよね。
自分を振り返ると、時間を忘れて練習をしていた時があった。
悲しいことに過去形です。
もちろん、今も楽器は弾いていますが、学生時代の練習量の比ではない。

その預金を取り崩すようにしてきて、もう底をついた、って感じです(悲しい例え)。
常に練習して、時間を積み重ね続けなければ。たいした才能もないわけですし。

>けれど、今基礎を疎(おろそ)かにしてしまえば
>それ以上難しい曲は弾けなくなる、と。

>はじめのうちは
>その仕事の「意義」を考えるよりも
>「量」をこなすことに集中しましょう。

>やがて「量」の積み重ねが
>その仕事の「意義」を教えてくれるでしょう。


やみくもに量だけやって故障しても困るわけですが、それを心配するレベルまでほど遠いのでだいじょうぶ。
今はとにかく弾こう、と思っています。

片岡先生に、レッスンのときに「日々の練習を怠ると、年をとってから弾けなくなる」と今日言われました。
細切れの時間でも、自分のための練習をします。
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このところ

2012年12月19日 | Weblog
寒いですねー。
今年も残り2週間を切ってしまいました。
新年を迎える準備も心構えもまったくなく、日々目先のことで精一杯です。

高橋和彦と仲間たち(略してPEK。名前の由来を書くと長くなります)、無事終了しました。
ご来場くださった方、一緒に演奏してくれたメンバー、ご指導くださった先生、本当にありがとうございました。

この2日前には、高橋和彦&夏川由紀乃デュオリサイタルがありました。
そう、地震があった日です。

開場時間は予定では18時半でしたが、地震直後からちらほらとお客様がお見えになり、寒いのでロビー開場しました。
ロビーのモニターはNHKニュースに合わせました。
避難を促すアナウンサーの声を聞いて、不安で落ち着かない気持ちに。
あのまま収まって本当によかった。
念のため、本番中に大きな地震が起きた場合の手はずについて、事務所の方と打ち合わせしました。

18時にはロビーに入りきらないほどになり、本開場を早めました。
用意したプログラムはすべて配布、ムジカーザは満席。盛会でよかったです。
受付スタッフは、交代で演奏を聴かせていただきました。
圧倒的なパワーと技術で客席を魅了するお二人。曲間は楽しいトークで和やかに。
いい演奏会でした。
お帰りの際のお客様の表情でも、それは実感できました。

翌日は朝からPEKの練習。
リサイタルのお疲れも見せずに、10時から18時まで弾き続ける高橋先生。すごいです。

そして一夜明けて本番。
一夜明ける前に、我が家では、ひと悶着ありました。
名づけて「カレー事変」。
翌日が本番だっていうのに、なんでこんなことが。

気分最悪のまま、翌朝出発しました。
会場は、北とぴあ。最寄は王子駅です。
到着してメンバーの顔を見たら、気持ちが切り替えられました。
準備をして、リハーサル開始。
この日も先生は延々弾き続けです。

リハーサルが終わったら、公開レッスン。
生徒さんは二人。聴講させていただきました。
課題の曲についてだけでなく、普段の練習の仕方など、誰にでもすぐに役に立つアドバイスもあり、参考になりました。
高橋先生は指導の際の話し方がとてもやわらかく(でも大事なことはきっちりと伝える)、私も見習いたいと思いました。
公開レッスンのあとは、無伴奏で「幻想曲 桜」と「じょんがら」より(抜粋)を演奏してくださいました。

15時からいよいよPEK開演。
小編成はとても楽しく弾けました。
二重奏は目立つところで音が出ず、無念。でもおかげで今後のために運指を見直せました。
合奏も課題が多かったです。
全体的に自分の決定力不足を痛感しました。
打ち上げは大いに盛り上がり、楽しいひとときを過ごしました。
これも、本番を全員でやり遂げたからこその楽しさですね。

翌月曜日は四重奏の練習。
こちらも本番があるので追い込みです。

火~金はレッスン。水曜日は二重奏の合わせ。
合間にチェロの練習。
この週の土曜日、高校のOB合奏団のアンサンブル大会があったんです。
そのための練習を集中してやりました。
チェロで弾くアクアリズムは難しかった・・・。あとどのくらい練習したら弾けるようになるんだろう。
特に、練習番号11番、12番が厳しくて。
これ弾ける人、本当にすごいです。
二重奏は、新曲ではなくてレパートリーから3曲弾いたので楽しかったです。
合奏だけではく、小編成をやるのは本当にいい練習になりますね。大会が終わっても、みなさんが続けてくれるといいと思います。

翌日曜日はプレソの練習。
朝一番で投票に行くことも考えていたんですが、前日の疲れで早起きできず断念。
プレソは楽しいです。
特に最後に新曲を初見で合奏したとき。
9時半から練習をしていると、16時頃にはややダレてくることも・・・。
でも譜面が配られたら、新しいおもちゃをもらった子供のように嬉々として夢中になりました。
全員が集中しているあの感じ、とてもいいですねー。
それにしてもみんなうまい、と思える団体にいられることがしあわせです。
家に楽器を置いてから、投票に行きました。
それにして投票率低くてびっくり。
我が家では今回から息子も投票できるようになり、投票率100%でした。

翌月曜日はまた四重奏の練習。
本番前最後の練習ということで、いつもより開始時間を早めてがんばりました。

昨日は自宅でレッスン後、イグチレッスンへ。
1月14日の発表会に向けてのレッスンです。
プログラム(進行表)をいただきました。みなさんの演奏を聴かせていただくのが本当に楽しみです。
曲目が今まで自分が経験している発表会とはだいぶ違います。
自分がソロを担当する曲(ハッセです)のあとは、柴田先生にソロを弾いていただきアンサンブルパートの練習。
29日が初合わせなんですよ。大阪で。

ここまで書いて、やっと今日までたどり着けました。
最近の更新はFacebookが中心になっています。
同じ内容じゃつまらないし、と思うと、こちらは長文になる傾向にあり、そう思うとなかなか取り掛かれない。

22日は上田で演奏、25日は狭山で演奏。29日は大阪。

余裕を持って練習を進めることが来年の課題です。
いや、来年じゃなくて今日からやらなきゃ。
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高橋和彦と楽しい仲間たちin Tokyo Vol.4のお誘い

2012年12月05日 | Weblog
日々寒さが増しますね。
ノロウィルスが流行しているとのこと、手洗い・うがいを励行(この言葉、なんだか好き)しています。

さて、そんな寒い中ですが、日曜日に演奏会をします。

高橋和彦と楽しい仲間たちin Tokyo Vol.4
12月9日(日)15時開演
北とぴあ カナリアホール

盛りだくさんの内容です。
おもしろい(と私が思う)のは、メンバーの多くがこの演奏会以外では一緒に弾いていないこと。
所属団体や、出身大学、門下、などの枠を超えていることです。
それゆえ、しがらみもなく(いや、これにいつも困っているというわけではないですが)新鮮で、ちょっと刺激的です。

福岡在住の高橋和彦を中心に、なぜかまとまっている私たち仲間。
そんなわけで、合同練習は2回だけです。
全員が揃うのは当日だけ。
でも気合でがんばってます。
なぜか、独特のいい雰囲気があるんです。

今回は公開レッスンもありますので、こちらも合わせてぜひよろしくお願いします。

今まで3回は代々木でやっていたんですが、今年は王子。
横浜に住む私にとっては、あまり縁のない土地です。
加えて、高校OB会のアンサンブル大会が翌週、パッソの演奏会も25日にあり、私の集客はとても難しい状況・・・。

あれこれ忙しい師走ですが、ご来場いただけたら本当にうれしいです。
演奏会は無料です。公開レッスンは1000円です。

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ごほうび

2012年12月03日 | Weblog
寒いですねー。
数ヶ月前は、あんなに暑かったのが嘘のようです。

今日はパッソ(四重奏)の練習に行ってきました。
もともとは練習日として設定していなかったんですが、今月は本番があるので急遽追加練習することに。

パッソのメンバーは、八王子・狭山・中野・横浜、とバラバラな場所に住んでいます。
全員の共通項として、高円寺の先生宅、というのがあるので、高円寺近辺で練習しています。
それにしても、3人にとっては往復3時間の道のり。
移動に3時間、練習3時間、というのがいつものパターンです。

出かけずに家にいれば、移動時間分も練習ができて効率が良さそうなものですが、練習が休みの日に6時間練習するかと言ったら、やらないわけです(私は)。
まず、今日は休みだー、と朝のんびりしてしまう。
そのうちやろう、時間はあるし、と思っているうちに、昼になり夕方になり。

今日はいつもより練習開始時間が早く、10時前には弾き始めていました。
練習室にいるあいだは集中して弾けるし、パート間の絡みも確認できるし、やはり集まる良さが感じられました。
寒かったけど、行ってよかったです。

さて、画像は先日いただいたものです。

おさらい会のプレゼントに、先輩が手作りしてくださいました。
音符をデザインした入れ物(花器)も手作りだそうでびっくり。
お花は、私のプロフィール写真のドレスの色に合わせてくださったとのこと。
うれしいです~。
レッスン室に飾りました。

おさらい会では、生徒それぞれが家族や友人からこのようなごほうびをもらいます。
品物でなくても、
「よかったよ」
「がんばったね」
「去年より上手になった」
などの声は、何より励みになります。

普段、マンツーマンでレッスンしていると、ほかの人の演奏を聴くことも、自分の演奏を聴いてもらうこともない(人が多い)。
そういう方が、照明の当たったステージで1曲演奏するというのは、本当に大変なことです。
子供なら怖いものなしですが、大人はかなり緊張します。
出演者同士、運命共同体のような一体感を得るのは、こういう気持ちを共感できるからでしょうね。
それでも勇気を出して参加して、完璧ではなくても一所懸命演奏する姿は、聴く人の心を打つものです。
お互いの健闘を讃え合い、また次回に向けてスタートを切る。
やはり、発表の場を持つというのは、大切なことですね。



今回の集合写真。
ネットでプリント&配送してもらいました。
便利、便利。
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しいたけ栽培中

2012年12月02日 | Weblog
ひさしぶりに「しいたけ農園」をやっています。
生協のカタログで見つけて、つい注文してしまいました。
画像は、栽培を始めて4日めくらい。
しいたけが出てきてうれしい反面、ぎっしり過ぎて、ぎょっとします。

これが一日経つと、
こんなになってしまいます。
どんどん収穫して、太陽に当てます。
一度にできてしまうので、食べるのが間に合わない・・・。
きのこは、冷凍するとよりいっそうおいしくなるそうですね。
すぐに冷凍すればよかった。
こんな季節なので、どんどん干ししいたけのようになっていきます。
でも、市販のもののように黒っぽくなくて、色白のまま。
干し方が違うんでしょうね。


金曜日の公演を最後に、レセプショニストの仕事をしばらく休みます。
楽器に専念しないと。
自分が演奏で忙しいときは、一般的にも演奏会シーズンで、レセの仕事もたくさんあります。
休むのは心苦しいけれど、自分にとって大切で、自分の代わりがいないものを優先します。
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