1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

新聞に載りました

2014年10月30日 | Weblog
おさらい会の情報が、昨日神奈川新聞(の、横浜版)に掲載されました。


これで反響があったかというと、今のところ何も…。
でも、出演者の家族・知人以外のお客さまが増えるかもしれません。

日曜日はどうも雨らしいです。
行楽地に出掛けず、小さなホールで音を楽しむひととき…。いかがでしょうか?

入退場は自由なので、どうぞお越しくださいませ。
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おさらい会のお弁当

2014年10月28日 | Weblog
小・中学校運動会の招待客用や高校関係の演奏会など、お弁当を注文するというと崎陽軒が定番です。
というわけで、私のおさらい会でも1回目から崎陽軒にお願いしています。
シウマイ弁当と季節限定弁当、という2種類を頼みます。
季節限定弁当は少し小ぶりでおかずの種類も多く、シウマイ弁当では量が多い、という方に人気です。

が、しかし。

今年は、こちらが指定した配達時間では季節限定弁当が届けられないとのこと。
30分遅らせれば可能らしいですがそうもいかないので、外商さんお勧めの「おこわ弁当」に決定。
これもおいしそうだな。
私は横浜チャーハン弁当も好きです。

シウマイ弁当って何?
もしくは、
知っているけれどまだ食べたことがない、という方は、ぜひこちらをご覧ください。

種類が豊富ですね。売店の前を通ると、買わなくてもウキウキします。
大きい売店と間口の狭い売店があって、自分が買う時はなるべくお客さんが少なそうな売店に行きます。
横浜中央店は確かにいつもかなりの売れ行き。

シウマイ弁当のおかずには本当にひとつの無駄もない、と先日姉と語り合いました。
私は筍の煮たのが好き。まぐろの照り焼きも絶妙な大きさなんだな。

と、日曜を待たずして今買いに走りたい気分になってきました。

この前見た週間天気予報では1週間晴れマークだったのに、夕方のニュースを見たら何の断りも無く(?)日・月が「曇りのち雨」に変わっていました。
去年が台風だったことを思えば、それでもまぁいいかと思えます。

リハーサル以降レッスンに来た生徒と話すと、みなさん他の参加者の1年の成長ぶりを感じていたようです。
そして、初心者・上級者の差はあれど、総じて「音がきれい」という声を多く聞きました。
これはとてもうれしいことです。
実際丁寧に音を出しているのもうれしいし、それをお互い聴いて感じていることがうれしい。
こういうことでも、おさらい会をやる意義があると思います。

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初お灸

2014年10月27日 | Weblog
今朝のダイヤの乱れの原因をニュースで知りました。
よく「線路に人立ち入りのため安全確認」などとアナウンスされますが、落下事故ではなく、逃走するとはー。
逃げた人が捕まったら、本来の容疑以外にJRに損害賠償請求されるのかしら。

さて、
土曜日はプレソの月例会でした。長時間楽器を弾くと肩がこる…。
でも日曜日にマッサージを予約していたので、むしろ肩こりは歓迎です。どうせなら、最高潮にこっているのを診てもらいたいというものです。

日曜日、うきうきしながら治療院に出掛けました。
友人の紹介で行く、初めてのところです。

全身をチェックしてもらって、とにかく両肩がひどく前(内側)に出ているとのこと。楽器を弾く姿勢と楽器を背負うのが原因です。全体的に右のこりがひどい。足の付け根も右に詰まりがあるそうで。
お灸をいくつか置いて血行を良くしてからほぐして、こり(詰まり)を流してもらいました。

おさらい会の前にもう一度行って、楽にしてもらいます。うれしい。

治療院が大倉山なので、トツゼンベーカリーに寄って、秋のパン祭り。



こちらのクリームパンはとてもおいしい。いや、どれもおいしいんですが、ちょっと高いんだな。
上永谷のパン・ド・コロより3割高くらい。

お灸が良かったので、テイクアウトしました。
こんなお灸です。裏にはシールが付いています。
大きさの比較のために弦を置いてみましたが、マンドリン関係の人にしかわからないかな…。

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サムライジャポン2014 Samurai Japon 2014

2014年10月24日 | Weblog
本日、息子がフランスに出発しました。
侍ジャポン2014というイベントに、尺八奏者として参加します。

このような内容です。

現在開催中の展覧会「Samu­raï 1000 ans」に合わせて、ブルターニュ大公城では日本関連の様々なイベントが行われます。
その一環で、10月25日(土)、26日(日)に「サムライジャポン2014」が開催されることになりました。
「サムライジャポン」は、今年で11回目を数える、フランスで日本文化を紹介するイベントです。
日本全国各地から選りすぐられた団体、総勢50〜100人の日本人が来仏し、パリといくつかの都市でそれぞれの文化を披露します。

Autour de l’exposition « Samu­raï 1000 ans » au Château des ducs de Bre­tagne, il y aura plusieurs événe­ments sur le thème du Japon.
Dans ce cadre, « Samu­rai Japon 2014 » se déroulera les samedi 25 et dimanche 26 octo­bre 2014 au Château.
Le spec­ta­cle « Samu­rai Japon » est une man­i­fes­ta­tion pour présen­ter la cul­ture japon­aise en France depuis 10 ans.
Chaque année, entre 50 et 100 japon­ais vien­nent en France et présen­tent chaque spé­cial­ité dans quelques villes.

このチラシで見ると右の一番下画像のグループが、息子が参加するもののようです。
殺陣の音楽を生演奏でやるんだそうで。
音楽を担当している作曲家が主人の大学の研究室友達のお嬢様で、そういうご縁で行くことになりました。
ナント市(って・・・?)とパリで公演。

イベントの様子は、みずき様のブログCoucou de Nancyがとてもわかりやすいです。

仕事以外の日は観光もできるそうです。いいな。
10日間たくさんのことを経験して、元気に帰ってきてくれますように。

早朝の集合だったので、羽田まで車で送りました。

紅葉の飾り付け。
私がドイツに行くときに息子と食べたターミナル4階のフレンチトーストがおいしかったので、今日もそこで朝ごはん。

とても色白で上品です。
これからフランスに行くのにフレンチトーストを食べなくても・・・という気もしましたが、当人の希望なので。

殺陣と音楽のグループの中で、学生は息子だけだそうです。
責任者の方にご挨拶して、私はその場を去りました。
本当は飛行機が飛ぶのまで見届けたかったんですが、息子に早々に「じゃ!」と言われたので。
まぁ母親(と姉)が着いてきたんでは恥ずかしいでしょうね。

車を置きに家に帰って、青葉台へ出かけました。
12月のPEKの合奏練習です。
私は午後から2時間ほどの参加でしたが、みなさんは10時から休憩なしで4時間以上やっていたそうです。
お疲れさまでした。
練習後、MUJIカフェで遅い昼食。

楽しく食事をしていたら、姉から「仕事が終わって、もうすぐ横浜だけど会える?」とメッセージが。
私が昨日相談事をしていたので、そのことを直接話そうと思ってくれたようです。
30分ほどで行けるので、横浜で落ち合うことにしました。

会ったら、やはりまずワイン。

ポルチーニ祭りだったので、ポルチーニピザを頼みました。
私の困りごとに建設的な意見を言ってもらい、どうにか気持ちの整理がつきました。
すっきりしてよかった。

という、あれこれ濃厚な1日でした。
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Second Walz/Dimitri Schostakowitsch

2014年10月23日 | Weblog
おさらい会の選曲は、独奏はもちろんアンサンブルの曲も頭を悩ませます。
今回、生徒のアンサンブルは4チーム。7曲選びました。
一番に決めたのが、このセカンドワルツです。
「Anna Karenina.Dimitri Shostakovich Wals No 2.」

ソフィ・マルソー!
懐かしい!

この映画を観て決めたのではありません。
レヒベルクハウゼンのマンドリンアンサンブルのみなさんが演奏したなかで一番印象に残っていたからです。
帰国後、秦野市でヘルムートさん(レヒベルクハウゼンでお世話になった方)と一緒に弾き、すっかり気に入りまして、おさらい会のプログラムに入れました。
そのあとでこの映画に使われていた、と知った次第です。有名な曲だったんですね。ショスタコービッチですしね。

先日のマンドリン独奏コンクールで優秀な成績を修めた方からメールをいただきました。
彼女が高校生の時、我が家にレッスンに来ていたんです。もともととても上手でしたし、私がしたのは教則本のポジショニング程度のことでした。
それなのに丁寧に報告のメールをくれて、その気持ちがうれしかったです。
今後の活躍を祈っています。

もうひとつうれしかったのは、生徒から「先生の声が好き」と言われたこと。
「おとなもほめよう」という公共広告機構のCMに批判の声もあるようですが、どんなことでも褒められるとうれしいものですね。

おさらい会の講師演奏のために、二重奏の練習を週1回やっています。夜、スタジオを借りて2時間ほど。
昨日は途中でラジオ体操をしました。寒くなってきたし、弾いている時間が増えて肩が凝る凝る。
ドイツに行く前の二重奏の練習、そして旅行中もよく二人でラジオ体操をしました。やると肩回りを動かして全身の血行も良くなるので、毎日続けようと思います。
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楽器を弾いていてしあわせな時

2014年10月20日 | Weblog
マンドリンクァルテット パッソ ア パッソの練習日。
第2・第4月曜日が基本ですが、振り替え休日で流れたり、本番が近いときは、第1や第3月曜日も練習します。

今日はドラ担当のメンバーが練習後にレッスン(教えるほう)に行くため、私がドラを持って行き練習のときは交換して弾きました。
というわけで、今日の私はシルベス改めビナッチャなのでした。
小ぶりで美しいマンドリン。うれしいな。
他の楽器を使うのって、「いつものように歌ったら自分の口から違う人の声が出た」ような感じ。
不思議な感覚です。

台風の影響で、教会で演奏して以来集まるのは初めてでした。
演奏はとても好評だったそうで、再演の依頼をいただきました。ありがたいことです。
この日、私はとても気持ちよく演奏できました。

そんな話をしたら、3人もそう思いながら弾いていたそうです。
4人で活動を続けてきた積み重ねがあってこその一体感、自然に寄り添う感じ。
心地良さを4人ともが全身で感じていたからこその、あの日の演奏だったんだと思います。

という気持ちを今日共有できてよかったです。
これからもたいせつにしていきたいです。

日曜日は、おさらい会のリハーサルでした。
片岡マンドリン研究所のやり方に倣って、事前にリハーサルをしています。
本番と同じ会場(ホールではなくて別の部屋ですが)を使うと、道中のリハーサルもできます。
生徒でアンサンブルを4チーム作っています。個人レッスンの生徒はここで始めてチームのメンバーと一緒に弾くんです。
さすがに本番当日だけでは厳しいので、事前に合わせる大事な日です。

そして、人の前で緊張して演奏しておくと、本番のときはたいていそれよりはラクに感じます。
とにかく間違えても顔に出さない、弾き直さない、最初と最後はきちんと挨拶する、という練習もします。
そうやって弾いてみると、自分に足りない部分は何なのか、はっきり自覚できます。
それを2週間かけて調整して、本番を迎える。
この2週間の伸びには毎回驚かされます。ここでみなさん力をつけるので、やはり発表の場というのは必要ですね。

9時から5時過ぎまで、長い1日でした。
くたびれたけど、でもやっぱり楽器を弾くのは楽しい。

帰りの車中でマンドリン独奏コンクールの結果を知りました。
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ホームページ半年ぶりに更新できました

2014年10月16日 | Weblog
放置していたわけではないんです。
パソコンを買い替えてから、何がどうなったのか、作業がしにくくなりました。
ネットで検索してわかりやすいサイトを発見し、どうにか更新できたのが今年の3月。
その後、同じようにやっているつもりでも、なぜか編集したファイルがアップロードできなってしまいました。

ホームページがあるのに長いこと更新していないのは、ホームページがないよりもマイナス効果かもしれません。
体験レッスンの方からも、「ホームページを見ましたが、半年くらい更新していませんね」と指摘される始末。

なんとかしなければ。

この際、先生方のように素敵なホームページを外注するか・・・。

でもそれには費用がかかる。

でもそのホームページが新しい仕事の窓口になるかも!

そこまで考えて、ダメ元で再度更新をチャレンジしたら、何が良かったのか(それがわからないのが問題)更新できました。
ひとまず良かったー。
はぁ、やれやれ。

トップページのお知らせ欄と、マンドリン教室に新規の2校を加え、今後の演奏会におさらい会のプログラムを掲載しました。

招待ハガキを撮影したものです。ちょっと斜めですみません。
選曲は、生徒の希望を取り入れているので、オリジナルありクラシックあり映画音楽あり懐メロあり、のようなプログラムです。
自分の好きな曲を自分で演奏するって、楽器が弾けるようになって一番うれしいことなのではないかと思います。
私としてはマンドリンオリジナル曲を弾いてほしいという気持ちはあるので、可能な範囲でお勧めはしています。

さてさて、おさらい会が近づいてきて、今度の日曜日がリハーサルです。
リハーサルは、お互いに演奏を聴き合う大切な日。
本番当日は、演奏の準備や係の仕事などで、ゆっくり全員の演奏を聴くことが難しい。
それと、一度人の前で演奏する緊張感を経験しておくのが、本番で助けになるからです。
リハーサルが終わると、いよいよラストスパート。
あ、お弁当の注文もしなくては。

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World Festa Yokohama 2014と300人のブックカバー展

2014年10月12日 | Weblog
3連休ですね。
お住まいの地域によっては、台風の影響でそれどころではない、という方もいらっしゃるかと思います。
横浜近辺は明日の夜から火曜の朝にかけて、大雨の予報です。
夜仕事だけど・・・
朝からレッスンあるけど・・・
大きな被害が出ないことを願っています。

さて、ちょっとしたFacebookのやり取りから出会いがあった、という話です。

私が2年ほど前に投稿していた楽器の画像に、「きれいですね(実際はスペイン語)」とコメントをくれた方がいました。
彼はバンドゥーリア奏者で、自分の楽器の画像を送ってくれました。
そして、「土・日に山下公園で演奏するから、来たら弾かせてあげる」と。

私は彼がスペインにいるものだとばかり思っていたら、日本に、というか、横浜にいたんです。驚きました。
そのイベントはWorld Festa Yokohama 2014。
スケジュールを見たら、午前中にステージがある。
急いで帰ってくれば仕事に間に合う。
というわけで、1人で行ってきました。

トゥナバンドの演奏。

ギター、バンドゥーリア、アコーディオンという編成です。
エスパニアカーニから始まって、あとは歌いながらの演奏でした。
日本語がとても上手でびっくり。メンバー同士の掛け合いがツボでした。
観客も手拍子をしたり一緒に歌ったり、楽しかったです。
最後は、私の生徒がおさらい会の候補曲にした「ガンタナメラ」でした。生で聴けてよかった。

演奏後、メンバーと会って記念撮影。

バンドゥーリアを弾かせてもらいました。
6コース12弦で、ネックが短かったです。バックはフラット。

会場では各国の料理が屋台で販売されていて、パエリアがとてもおいしかったらしいです。
もっとゆっくりできたらな。
このイベント毎年やっていたそうです。知らなかったー。地元なのに。
帰宅後、メッセージのやり取りをして写真をシェアしたり。
Facebookって便利ですね。

今日は、300人のブックカバー展に行ってきました。
公募して入賞した作品が展示されていて、娘も参加していたんです。
娘の作品(ペンネームで出品しています)はパルコのギャラリーにありました。
フロアの隅っこのちょっと暗い感じのところでしたが、思っていたよりお客様がいました。

架空の本屋さんという設定の作者が「この作品のために」と作ったカバーが、実際に本にかけられて置いてありました。

本も一緒に買えます。もちろんカバーだけも。カバーは5枚で500円。
みなさん、結構たくさん買ってる。
ちょうど売り場にいる間に、娘のカバーを買ってくれた人が3人もいて、そばに行ってお礼を言いたくなりました。
私も娘の作品と、他に気に入った数点を購入。

別会場のロフト&も見に行きました。
こちらのほうが明るくて広々。

イラストレーター、デザイナー、という本職から、会社員、学生など、さまざまな職業の人が応募していました。

帰りは、上大岡のサティーでインドカレー。

ショッピングセンター「ミオカ」の裏、タンタン麺で人気のラーメン屋さんのそばです。
おいしくて安くて、お店の人(ネパール人)が本当に感じがいいですよー。お勧めです。

ワールドフェスタもレストランも、その国の言葉ができるというのがとても大事だと思った週末でした。



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五嶋みどり 公開マスタークラス

2014年10月08日 | Weblog
月曜日は、台風のため都内スタジオでの練習は取りやめ。
午後はすっかり晴れて、予定通りサントリーホールへ出かけました。

五嶋みどりさんの「サントリーホールスペシャルステージ2014」の第1日目、「公開マスタークラス」です。
会場はブルーローズ。
大ホールは「公演中止」でした。
私はてっきり台風の影響で中止にしたんだろうと思っていたんですが、ニュースになっていた川島素晴氏の個展演奏会だったんですね。

早い時期にチケットが完売していたマスタークラス。
受講生は4人です。
一般的なマスタークラスは受講生が受講料(レッスン料というか参加費というか)を払うと思いますが、今回無料なんです。
それどころか募集要項を見ると、交通・宿泊費が10万円まで補助されるんです。すごい。
聴講料は1000円です。これも破格の安さだと思います。

みどり教育財団がいまはミュージック・シェアリングという組織になって、「本物の音楽を世界の子供たちに届ける」という理念で活動なさっているそうです。

このマスタークラスに参加した4人の方は、翌日・翌々日のみどりさんのリサイタルのプレコンサートとして大ホールのステージで演奏できるんです。
協奏曲の夕べ(10日)のプレコンサートは、「楽器指導支援プログラム」参加3校(養護学校、特別支援学校の音楽部などの生徒)がステージに。
本当に素晴らしい経験をされることでしょうね。

さて、開演時間になって、楽器ケースを持ったみどりさんと受講生登場。
なんとみどりさんは私の席のすぐ前に座ったんです。ステージではなく、客席で受講生の演奏を聴いていました。
あまりに近くて、ドキドキ。

受講生が1曲弾き終わって、みどりさんはステージに上がり、質問したりアドバイスしたり。
特に印象に残ったのは、みどりさんはすぐには楽器を弾かず(お手本のような音をすぐに出さず)歌を歌うんですが、その声がとても美しく表情豊かなんです。

・ステージでは間の取り方を考える(その場の響きをよく聴く)
・奏者の体の動きは聴いている人にイメージを伝える
・常に歌う。指はそれに付いてくる
・長いフレーズは右手、速いところは左手で歌う
・「休み」も弾いているときのように意識して
・どうやってテンポを決めるか(速すぎるとせっかくのディテールが伝わらない)

などなど、とてもわかりやすく説明していました。
Allegroのいろいろな種類(con brioとか)を指定して受講生に弾かせて、みどりさんが「それはちょっと違う」のようなやり取りがあって、私にはそういう微妙な感覚がわからないなと思いました。文章で書くとおもしろくないですが、その場では「はぁ~」という感じだったんですよー。

1人約1時間程度の持ち時間で、休憩15分。さらに後半お2人。
聴いていても「ちょっと長い」と思ったので、この日の朝4時に日本に着いたみどりさん、お疲れになったことでしょう。

気になったことは、受講生が弾き終わると、みどりさんは
「何か質問ありますか」
と奏者にまず声を掛けるんです。

その返事が
「大丈夫です」
なんですよ。

大丈夫って、変じゃないですかねー。
特にありません、ならまだしも、大丈夫って。
あれだけ練習したならその過程で何か問題に思ったことがあるだろうし、目の前にみどりさんがいるのに、何も自分から聞くことがないなんてなぁ。

しかも、みどりさんがいろいろアドバイスしても「はい」「わかりました」などの返事もしない。
小さい頃からずっとレッスンを受けてきたんでしょうが、ずっと返事をしてこなかったのかしら。
そんなことが気になりました。
レッスンが終わったときに、きちんと「ありがとうございました」とみどりさんに言った受講生は1人だけでした。

最後には質疑応答コーナーがありました。
さっきまで「受講生から何も質問が無いなんて」と文句を言っていたくせに、急に自分が質問をする立場になったら、思いつかないものですね。
お2人の方が手をあげて、あとは司会の方がひとつ質問して終了になりました。


少し前、知り合いから「シルベスさんはマンドリンの人なのに、ヴァイオリンのマスタークラスにどうして行くの?」と言われました。
楽器は何であれ、「音楽」「演奏」ということは共通しているし、その道で大活躍している人がどのような指導をするのかはとても興味があります。
というわけで、機会があれば弦楽四重奏でも声楽でも、マスタークラスに足を運んでいます。

同じような話で、マンドリンを弾いているからと言って、マンドリンの先生にレッスンを限定することはないと思っています。
四重奏はヴァイオリンの先生に見てもらったことがありますし、ギターの先生からいいアドバイスをもらえることもあります。
作曲の先生はまた視点が違っておもしろいです。
何か限定してしまうのは、世界が狭くなってしまう気がします。

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素直な音で弾けました

2014年10月05日 | Weblog
雨の日曜日。
教会でマンドリンを弾きました。

演奏会ではなく、礼拝の中の「特別賛美」というコーナー(?)です。
画像は教会の壁と天井。とてもきれいでした。
賛美歌の歌詞や聖書の一節などが、壁に投影されるんです。

みなさんの歌やお祈りを聞いているうちに、自分も演奏したいという気持ちになりました。
ステージに上がったら、何も気負うことなく心はゆったり。
先日アンドーヴァーで指摘された「足も自由に」も実感できました。
教会の響きはとても心地よく、みなさんが熱心に聴いてくださっていることにも支えられました。

演奏したいと望んで演奏すると、なんだかとても素直な音が出る。
それに気付いたらますます楽しくなって、四重奏の音の重なりや、1人ひとりの音そのものや、何もかもがとても素敵に感じられました。
いい経験をさせていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。


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