1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

ゼペットじいさんの気持ち

2016年04月01日 | Weblog
実家に寄って、両親と近場のお花見をしてきました。
この時期毎年行って、ほぼ同じ場所で写真を撮っています。
蒔田中学横の大岡川の橋から、左にY高、奥にランドマーク、という図です。
蒔田公園は満開でしたが、大岡川沿いはご覧のとおりまだ6分咲きくらいでしょうか。
目黒川のようなおしゃれ感はゼロですが、川の両側から枝が伸びて、満開になるととてもきれいなんですよ。
それにしてもピントが合ってない。スマホを買い替えてから、どうも写真がうまく撮れません。

桜祭りなので、出店もあります。
これがまた「いかにも」な販売員がどの店にもいて、それを見て歩くのも楽しい。
この前放送された「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」で横澤夏子さんのネタ(タイトルは忘れましたが、チョコバナナ売りの女、だったか)そのもののような人がいました。
このときにやった、「住吉美紀のブルーオーシャン」ネタ。よくぞ取り上げてくれた!と思いました。そのくらい独特な言い回しなんですよ。
私はいつも金曜日の仕事に行くときに車で聞いているんですが、常々気になって一人で真似をしてました。

お花見(と言っても川沿いを少々歩いただけ)のあと、実家でお茶を飲みながらニュースを見ていました。
今日は4月1日。
多くの会社では入社式なんですね。
フレッシュな社会人1年生、全日空などはさすがにどの人も立派そう。
彼らはだいたい息子と同じ年か年下なんだ。
そして息子もスーツを着て出社するはずだったんだ。

と思うと、やはり複雑な気持ちになります。
ため息をつく私に、両親は「健康ならいいじゃないか、あと1年大学に余分に行くくらい」と励ましてくれますが、やはりそれは祖父母だからこそ言えることなんだなぁ。

「ピノキオ」の話です。
ゼペットじいさんが、ピノキオに本とお弁当(確かりんごだったような)を用意して学校に送り出してくれたのに、ピノキオときたら、すぐに悪い商人にだまされて見せものにされたり、せっかく逃げてもまた言葉巧みに「楽しそうな国」に連れていかれたり。誘惑に弱いんだな。
それでもゼペットじいさんは、愚かなピノキオを舟で探しに出るんですね。
で、クジラに食べられちゃうんだから。
無償の愛、そのものです。
これも「じいさん」だからなんじゃないかと思うんです。
親だと関係が近すぎて、いつもそんなにおおらかには構えていられない。
つい頭にきたりイライラしたりしてしまうんです。

禅を日常に取り入れよう、というテレビ番組を見たら、とにかく深い呼吸をして自分の(悪い)気持ちを丹田に落とすといいらしい。
「禅的掃除術」の「ゴミの重さは心の重さ」も心に響きました。
とにかくゴミを捨てれば、私の心も軽くなるに違いない。
と思って、夕方に急に掃除し始めています。
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