1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

愛校心

2006年07月16日 | Weblog
恩師の追悼演奏会の打ち合わせで、ひさしぶりに母校へ行ってきました。

現役の頃とは駅周辺がまったく変わってしまい、またまたバス乗り場で迷うハメに。
学校そのものも、全部建て替えられて当時の面影はありません。
塀の周りにたくさん落ちている干からびたミミズだけが、当時と変わらず、昔を思い起こさせてくれました・・・。

母校には、合唱部・吹奏楽部・マンドリンギター部・弦楽部の4部があり、まとめて「音楽部」と呼んでいました。
私の頃はとにかく大所帯でした。
今では、合唱とマンドリンが廃部になり、ブラスと弦しか残っていないんです。さみしい限り。

今回は、先生にお世話になった各部のOB達が、先生との思い出の曲を演奏し、先生を偲ぼうという企画で、各部からの代表が集まっていろいろな意見の調整をしています。
マンドリン部は、他の部に比べて少々作業が遅い。
でも、今でも演奏活動をしている人が思いのほか多くいたので、演奏はきっちりできるだろうと思っています。
弾くのだけだったらどんなに楽だろうと思うんですが、まず、事務仕事が大変なんだなぁ。

でも、それでもやろうという声が上がっているのは、やはりみんなに強い愛校心があるからだと思います。
南高生は、南高が大好き。
・・・だと思うんです。昔から。そしてきっと今でも。
何かにつけて校歌を歌ったり、熱くエールを送ったり、そういう熱いことをダサいなんて思わなかったり。
私のマンドリンの生徒さん(2人も!)のお子さんが南高の卒業生だということがわかったら、お互い急に親近感がわいたこともありました。

自分の学校や会社、所属している団体(オケとか)を好きになれなかったら悲しい。
それらを愛する気持ち、たいせつと思う気持ちがあるのが自然だと思うけれど、そうでない場合もあるだろうとは思います。
でも、どうせそこで生きていくのなら、積極的に好きになったほうが楽しいですね。
コメント
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