MA社会研究所情報

宇宙、世界、日本の歴史や未来。日常生活、社会情報を、しぐれ猫がお伝えします。

国際政治。覇権安定論。基軸通貨。自由貿易は全面的にはできない。貧困国が急進化。

2010-02-23 01:57:15 | Weblog
放送大学で国際政治の話を聴いた。国際体制はアメリカ優位の覇権安定論があり、基軸通貨としての米ドルの信用が基盤になっていたが、ゆらいでいる。自由貿易は勝ち組には得な制度だが、負け組みには損なしくみだ。アメリカは自由貿易をとなえて関税をなくしたが、ヨーロッパは関連地域でブロック経済になった。第二次世界大戦後はGATTで自由貿易を拡大しようとしたが、工業自由化、農業保護になった。全面的な自由化はできない。各国が望むところから自発的に貿易していく。産油国の資金を途上国の政府に貸した。銀行が途上国の金を引き上げた。還流している。グローバリズムはマスコミ用語だ。各国に打撃を与えている。中東、アフリカ、カリブ海沿岸が貧困で、米国の文化的侵略に対して急進的活動が生まれる。

アメリカ史。60年代。豊かな大衆社会。軍備増大。ソ連と核戦争危機。赤狩り。反体制運動。

2010-02-21 00:38:35 | Weblog
放送大学でアメリカ史を聴いた。1960年代の話で、豊かな社会、大衆社会になった。中流家庭の画一的なサラリーマンが増えて、夫婦と子供二人で郊外に一戸建ての家を買い、車が二台ある豊かな消費社会になった。自動車はGM、コンピューターはIBM、石油のエクソンなど大企業が市場を独占していた。社会主義のソ連と対立して核戦争の脅威にさらされてもいた。軍事予算が増大して、軍産複合体が巨大化してしまった。マッカーシー議員が共産主義の脅威を叫んで、国務省や陸軍内で共産党派を排除する赤狩りのマッカーシズムが起きた。エルビスプレスリーが黒人の音楽や身振りをもとにしてロックンロールを歌い熱狂的な人気があった。60年代は公民権運動が盛り上がった。キング牧師がリーダーで黒人の権利を拡大しようとしたが、暗殺された。女性の権利拡大を求めるフェミニスト運動、ベトナム戦争反対の反戦運動も盛り上がった。既存の体制に反対する反体制運動や、対抗文化カウンターカルチャーが盛んだった。

アメリカ史。第二次世界大戦と日本。真珠湾攻撃で米国が参戦。黒人差別。日系人も収容所に。

2010-02-20 23:58:02 | Weblog
放送大学でアメリカの歴史を聴いた。第二次世界大戦と日本の話で、軍国主義で封建的な大日本帝国と自由、平等を理念とする米国は対立した。
1941年12月8日、日本はハワイの真珠湾の米国艦隊を空母機動部隊で空襲して壊滅させた。宣戦布告の通知より早く攻撃したので、不意打ちだと米国人は怒り、リメンバーパールハーバーを合言葉にして第二次世界大戦にアメリカが参戦した。
第二次世界大戦で1600万人が米軍に入り、40万人が死亡した。日本は300万人が死亡した。米国は不況だったが戦争の武器などが増産され、1939年には失業者は減った。女性も工場で働いた。平等の理念をかかげる米国の内部に黒人差別があった。日系人も疑われ、収容所に入れられる人も多かった。徴兵拒否者も出た。平和主義の教会人や、無政府主義者だった。拒否した人は救急隊員にされたり、ダム建設や病院勤務、消防士などにされた。収容所に入れられた人もいたという。

ヨーロッパがアメリカに拡大。王の身分が変わる。民主主義では戦争、外交が秘密に出来ない。

2010-02-20 14:08:57 | Weblog
放送大学で世界史を聴いた。ヨーロッパが大航海時代に世界に拡大していった。王、貴族の身分が変化した。世論が政府を動かすようになった。米国は民主主義デモクラシーの国になった。ヨーロッパは王が支配していて戦争を起こしやすい。民主主義国は戦争をしたがらない。植民地で独立運動が起きた。西欧で学んだ人々がリーダーだった。ソ連が各国の独立を支援して共産主義化をめざした。外交は秘密だったが、市民に公開されるようになった。キシンジャーが米中接近を秘密で行ったが非難された。国民向けに外国を批判し、偏見を持った外交が行われる。民主主義国は平和ではない。秘密外交がしにくい。国民を説得できず戦争終結が遅れるという。

アメリカ史。産業社会の到来。億万長者街、労働争議、移民、女性が福祉社会望む。

2010-02-20 13:51:09 | Weblog
南北戦争が終わり、農業中心の南部に工業中心の北部が勝ち、資本主義体制で石炭、石油、産業が成長した。1869年に大陸横断鉄道ができた。エジソンは数々の発明をした。1890年には西部の開拓地がなくなった。都市人口が農村人口を上回った。ロックフェラーが石油で大もうけした。百万長者街がニューヨーク50丁目以上に出来た。イタリアや東欧から新移民が大量に入ってきて産業を支えた。民主党が移民の世話をして得票しようとした。1880年にアメリカ労働総同盟ができて、労働争議も増え軍が弾圧した。政府は資本家側についた。アメリカは自由を求めて小さな政府を目指していたが、女性は福祉社会の大きい政府を望んだ。女性参政権や禁酒法ができた。酒場閉鎖運動も起きた。女性が社会悪を掃除していた。