ヨーロッパ史。帝国意識と非ヨーロッパ。帝国主義国が世界を支配。世界大戦。

放送大学で新しい帝国意識と非ヨーロッパの話を聴いた。ポルトガル、スペイン、オランダは海洋帝国を作っていたが、１８～１９世紀に変化が起きた。植民地争奪戦になり、イギリスとオランダが戦い、北米をイギリスが押さえ、ニューアムステルダムがニューヨークと改称された。イギリスとフランスも戦い、イギリスはフランス領だったカナダをとった。イギリスはインドも支配して大英帝国になった。
１８世紀後半の１７７６年にアメリカがイギリスと戦争して独立し、１７８９年にはフランス革命が起きた。革命軍のナポレオンがヨーロッパを支配しロシアに攻め込んだが冬の寒さで撤退し、イギリス軍などとのワーテルローの戦いに敗れた。１８１４年にウイーン会議が開かれてヨーロッパの秩序の再建が図られた。
旧権威を否定して、奴隷制に反対し自由主義とナショナリズムが台頭した。自由貿易、個人主義、国家主義ナショナリズムが行われた。ギリシャがトルコから独立し、南米もスペインやポルトガルから独立していった。
世界の覇権を争う帝国主義の時代になった。イギリスはアフリカ、インド、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドを支配し、ドイツはアフリカの一部を、イタリアもアフリカの一部を支配した。中国はイギリスに香港をとられ、日本帝国は台湾や朝鮮を支配した。
（その後二度の世界大戦が起きて、ドイツ、日本、イタリアが負けて、米国とソ連が強大化した。）

ヨーロッパ史。啓蒙思想。社会契約論、科学論、自然主義、自由主義、ロマン派、進化論。

放送大学でヨーロッパ史を聴いた。１７世紀のヨーロッパは農民の生活は苦しく、反抗、反乱が起こった。イギリスでピューリタン革命が起きて、国王のチャールス一世が処刑された。
多くの啓蒙思想家が生まれた。ホッブスは君主の力を強める事を説き、ジョンロックは社会契約論で君主の力を規制すべきと説いた。迷信や宗教の非近代性を批判し、科学的精神を啓蒙した。ヒュームは経験論を説き、ルソーは理性万能を批判し自然主義を説いた。アダムスミスは自由経済を説いた。その後、感性的なロマン派の時代になった。進化論をダーウィンが唱えた。