MA社会研究所情報

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アメリカ史。ビクトリアニズム、中産階級とデモクラシー、個人主義。妻は夫のもの。

2010-02-20 13:42:48 | Weblog
放送大学でアメリカの歴史を聴いた。イギリスのビクトリア朝のビクトリアニズムで、中産階級が成長し、デモクラシーと個人主義が基盤になった。主人と奴隷の関係が主人と妻の関係になっていた。妻の身体とお金は夫のものだった。女性参政権運動が起きた。宗教家と女性が道徳を説いた。

大学生の就職で安定した公務員が人気。安定していると思われているが公務員人事も民間のようになる。

2010-02-20 13:36:45 | Weblog
大学生の就職先で公務員の人気が高まっているという。企業は景気が悪くて倒産するので、安定した公務員を希望するのだろう。しかし、公務員も人事制度が変わり、民間企業のように降格したり、首にしたりするというので安定しなくなるだろう。

米中関係が悪化している。グーグル検閲、米が台湾に武器売る、チベットのダライ・ラマと会見。米工場撤退。

2010-02-20 13:21:32 | Weblog
この数年良好だったが、最近は米中関係が悪化している。インターネットのグーグル社が中国の検閲やサイバー攻撃を受けて中国から撤退するという。台湾へ米国が迎撃ミサイルなどの武器売却をするというので中国は怒った。さらに、米国のオバマ大統領は反中国のチベットのダライ・ラマと会見し中国は非難した。中国に進出していた米企業も米国に工場を戻しているという。

アメリカの歴史と文明。1492年に新大陸発見。欧州から移民が流入して多様な大国になった。

2010-02-15 21:43:21 | Weblog
放送大学でアメリカ史を聴いた。アメリカの歴史は浅いというが深い。1492年にコロンブスがアメリカ大陸を発見した。すでに800万人のインディアンが先住民で住んでいたが、白人の西部開拓で殺されて200万人に減少している。
国土は広く、東部はイギリスのように湿潤寒冷である。中部は広大な農業地帯で、ロッキー山脈の西はカリフォルニアで雨の少ない温暖な気候である。
17世紀には16.5万人がアメリカに入植した。イギリス系が94%で、オランダ系、フランス系も入植した。
18世紀にはスコットランドからアイルランドに移動した人々がアメリカに移住してきた。ドイツ系、北欧系、ユダヤ系も移住してきた。80万人の黒人が奴隷として移住してきた。
19世紀にはアイルランドからじゃがいも飢饉で移住してきたがカソリックなので排斥された。中国系も移住してきた。
20世紀には2000万人が移住してきた。東欧や南欧の人々や、ロシアのユダヤ人250万人も移住してきた。総人口は7600万人になった。
20世紀半ばには中南米から流入してきた。プエルトリコ、スペイン系のイスパニックが大集団になった。朝鮮からも流入しコリアンタウンができた。
20世紀末にはベトナム戦争から逃れて、ベトナム人が流入し、中東戦争でアラブ人が流入してきた。政治難民が増えた。
日本人は多様で多民族のアメリカ理解が不十分だ。拝米と排米をくりかえしている。
幕末から明治維新では自由の国としてアメリカを評価したが、明治中期にはドイツ、イギリスを見習い、平等主義のアメリカを批判した。自由主義者や社会主義者にアメリカは評価された。日露戦争後はアメリカが仮想敵になり、アメリカは機械と拝金の国だと批判した。太平洋戦争では鬼畜米英と忌み嫌った。戦後は拝米になりディズニーランドなど米国文化が人気だ。

聖書の言葉は原文で読むとわかる。心貧しきものは心細い人で、施しをして、敵を愛せは大事にという意味。

2010-02-15 21:32:12 | Weblog
テレビで、聖書を原文で読んで日本語に新しく訳している医師の話を聴いた。
「心貧しきものは幸いである」といわれているが、原文では息が弱い人の意味で、頼りなく、心細い人は神に抱かれて幸せになるということだという。
「義に飢えた人々」は施しをする人々のことで、「愛」というと上下関係だが、アガペーとは大切にするということ。
「汝の敵を愛せよ」ではなく、敵を大事にしなさいということだという。