MA社会研究所情報

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アメリカ史。60年代。豊かな大衆社会。軍備増大。ソ連と核戦争危機。赤狩り。反体制運動。

2010-02-21 00:38:35 | Weblog
放送大学でアメリカ史を聴いた。1960年代の話で、豊かな社会、大衆社会になった。中流家庭の画一的なサラリーマンが増えて、夫婦と子供二人で郊外に一戸建ての家を買い、車が二台ある豊かな消費社会になった。自動車はGM、コンピューターはIBM、石油のエクソンなど大企業が市場を独占していた。社会主義のソ連と対立して核戦争の脅威にさらされてもいた。軍事予算が増大して、軍産複合体が巨大化してしまった。マッカーシー議員が共産主義の脅威を叫んで、国務省や陸軍内で共産党派を排除する赤狩りのマッカーシズムが起きた。エルビスプレスリーが黒人の音楽や身振りをもとにしてロックンロールを歌い熱狂的な人気があった。60年代は公民権運動が盛り上がった。キング牧師がリーダーで黒人の権利を拡大しようとしたが、暗殺された。女性の権利拡大を求めるフェミニスト運動、ベトナム戦争反対の反戦運動も盛り上がった。既存の体制に反対する反体制運動や、対抗文化カウンターカルチャーが盛んだった。