MA社会研究所情報

宇宙、世界、日本の歴史や未来。日常生活、社会情報を、しぐれ猫がお伝えします。

日本はなぜ巨大なアメリカと戦争したか。大国ロシアに勝ったのでアメリカにも勝てると思った。

2011-05-11 15:27:38 | Weblog
テレビでさかのぼり日本史を見た。過去の原因を求めて歴史をさかのぼっていく。日本はなぜ巨大なアメリカと戦争したのか。日露戦争で日本の10倍の国力を持つ大国ロシアに勝ったので、大国アメリカにも勝てると思っていた。1920年代から中国の権益を巡り日米が対立していた。1937年から日中戦争が始まり、1941年7月に南方資源確保のためにベトナムのサイゴンに日本軍が侵攻した。米国は日本の海外資産凍結、石油禁輸を行った。米国は日本の12倍の国力を持つ。鋼材は17倍、車は160倍、石油は721倍だった。物量の差を乗り越えるために精神力が求められた。1941年12月に日本海軍は真珠湾奇襲作戦で米艦隊を撃滅し日本国民は喜んだ。対米戦時の日本軍の作戦参謀は日露戦争のときに10歳ぐらいで日露戦を学習していた。硫黄島の指揮官栗林中将は10歳頃に日露戦争の学習をしていたので、地下トンネルを張り巡らして戦い、米軍に太平洋戦で最大の損害を与えたが敗れた。過去の勝利の記憶が失敗の原因になるようだ。

キリスト教修道院の生活。本を音読してうるさかった。巡礼も盛んだった。もてなしが信仰。

2011-05-11 15:05:22 | Weblog
放送大学で場、ことば、身体の話を聴いた。キリスト教の修道院では声を出して本を読む。音読で肺やのどを動かして身体を使う。各々の僧が声を出して読む。修道院では静かに読書する姿を想像していたが現実は逆で声が重なりうるさいようだ。ことばの甘美さを味わう。ことばをかむ。叫ぶ。レゲールとは、つかむ、束ねる、集めることで、目で集める。ことばが身体に刻まれていく。
人生は旅にたとえられる。巡礼が行われる。キリスト教ではイスラエルのエルサレムや北スペインのサンチャゴに巡礼する。ホタテ貝が巡礼のシンボルになっている。イスラム教ではサウジアラビアのメッカなどに巡礼する。ヒンズー教ではベナレスなどに巡礼に行く。日本でも四国八十八ヶ所の寺を巡る。巡礼者に食物や飲み物、宿泊所が準備されている。信仰は人をもてなすこころである。富士山に登る富士講は娯楽化して、ミニチュアの富士山に登ってご利益を得たという。人間は宗教の考えに従っていきているようだ。

大学の性格。国立大は官吏養成、慶応は自由主義で欧米的、早稲田は政府批判のジャーナリスト。

2011-05-11 00:52:22 | Weblog
放送大学で日本の大学の歴史を聴いた。東大などの国立大学は明治政府が官吏養成のために法科中心で作った。国家のための人材つくりが目標だった。慶応大学は江戸時代のオランダ語の蘭学塾が元で、欧米流の自由主義の人材を養成した。早稲田大学は政府を批判するジャーナリストの人材を作った。キリスト教系の学校もできた。同志社は新島襄がキリスト教精神で作った。明治時代の大学生は同世代の1%しかいないエリートだったという。現代では同世代の40%が大学に進学する。高い授業料がいる。勉強のしすぎかもしれない。人生を生きていくのに大学以外の他の道もあるようにしないといけない。

女子マラソンの選手がライバルに勝つために、ご飯のもりを増やして太らせたという。

2011-05-11 00:43:22 | Weblog
ラジオで女子マラソン選手の話を聴いた。マラソンレースに勝つために合宿所の食堂で、ライバル選手のごはんを大盛にして太らせて差をつけようとしたという。女子の競争の世界はそこまでやるかという、芸の細かな足の引っ張り合いになるようだ。競争社会では皆そうなってくる。無駄なデスマッチの消耗競争が多くなり、人生にゆとりがなくなる。もっとのどかな相互扶助の社会にしないとといけない。