MA社会研究所情報

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キリスト教修道院の生活。本を音読してうるさかった。巡礼も盛んだった。もてなしが信仰。

2011-05-11 15:05:22 | Weblog
放送大学で場、ことば、身体の話を聴いた。キリスト教の修道院では声を出して本を読む。音読で肺やのどを動かして身体を使う。各々の僧が声を出して読む。修道院では静かに読書する姿を想像していたが現実は逆で声が重なりうるさいようだ。ことばの甘美さを味わう。ことばをかむ。叫ぶ。レゲールとは、つかむ、束ねる、集めることで、目で集める。ことばが身体に刻まれていく。
人生は旅にたとえられる。巡礼が行われる。キリスト教ではイスラエルのエルサレムや北スペインのサンチャゴに巡礼する。ホタテ貝が巡礼のシンボルになっている。イスラム教ではサウジアラビアのメッカなどに巡礼する。ヒンズー教ではベナレスなどに巡礼に行く。日本でも四国八十八ヶ所の寺を巡る。巡礼者に食物や飲み物、宿泊所が準備されている。信仰は人をもてなすこころである。富士山に登る富士講は娯楽化して、ミニチュアの富士山に登ってご利益を得たという。人間は宗教の考えに従っていきているようだ。


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