MA社会研究所情報

宇宙、世界、日本の歴史や未来。日常生活、社会情報を、しぐれ猫がお伝えします。

首都直下型地震。震度6強の地震が起きる確率が高い。津波、地下街浸水、大火事になる。

2011-05-06 00:27:26 | Weblog
テレビで、首都直下型地震の話を聴いた。ここ数年以内に70%の確率で、30年以内に90%の確率で大地震が起きる。東京湾の荒川河口の地下30kmで震度6強の地震が起きるとすると、湾岸地区に津波が押し寄せ、埋立地などで液状化が起きる。関東の地下では北米プレートが最上部にあり東に動いている。中間部にフィリピンプレートがあり北に動いている。下部に太平洋プレートがあり西に向かい下にもぐりこんでいる。ひずみを解消しようとして大地震が起きる。20万軒の建物が壊れ、荒川周辺に集中して被害が起きる。家屋の倒壊や火事で11000人が死亡する。火災で旋風が起きて家屋が巻き上げられる。直下型は到達時間が早い。警報が間に合わない。390万人が帰宅困難になる。会社に水や食料、トイレなどの災害用品の用意がいる。地下街は津波の水が流れ込んできてパニックになる。お台場は地面が液状化しビルが傾く。東京タワーは震度6まで、スカイツリーは震度7まで耐えられる。電車がとまり、停電になる。電気が復旧するのに7日間、ガスは55日間、水道は30日間、通信は14日間かかる。東日本大震災では廃棄物が2500万トン、被害総額は92兆円で、首都大地震は廃棄物が9600万トン、被害額は112兆円になるという。対策として建物の耐震化を進め、家具を固定する。風呂に水を張り、水、食料を準備しておく。首都機能を分散化しておく。民間企業は大阪や福岡に移動している。IT化でテレビ会議ができるので東京にいなくてもいい。家族は避難して会う場所、時間を決めておくといいという。数十年まえから予測していたことが現実の問題になってきたようだ。