近藤等則+パウル・ローフェンス+ポール・リットン『死は永遠の親友 / Death Is Our Eternal Friend』(DIW、1982年)を聴く。
Toshinori Kondo 近藤等則 (tp)
Paul Lovens (ds, cymbal)
Paul Lytton (perc, electronics)
82年の大阪と盛岡におけるライヴ録音。よくまあこの奇妙なドラマーふたりとツアーをしたものだ。
躁状態となって祝いの花火も地獄の業火も見せ続けるのは近藤等則の個性だけれど、そのふたりもまた個性爆発。ポール・リットンはドライで内臓にずんと来る良い音を出すだけでなく、何やらエレクトロニクスで遊びまくってもいる。またパウル・ローフェンスはともかくも続け、聴く者が次を想像する前に別の音を仕掛けてくる。この盛り上がりの力といったら凄いものがある。
●近藤等則
ブロッツ&サブ@新宿ピットイン(2015年)
本田珠也SESSION@新宿ピットイン(2014年)
トリスタン・ホンジンガー『From the Broken World』、『Sketches of Probability』(1991、1996年)
浅川マキ『Stranger's Touch』(1989年)
浅川マキ『幻の男たち』 1984年の映像(1984年)
浅川マキ『スキャンダル京大西部講堂1982』(1982年)
近藤等則+ジョン・ラッセル+ロジャー・ターナー『Artless Sky』(1979年)
浅川マキ『灯ともし頃』(1975年)
●ポール・リットン
シュリッペンバッハ・トリオ+高瀬アキ「冬の旅:日本編」@座・高円寺(2018年)
ガイ+クリスペル+リットン『Deep Memory』(2015年)
ヨアヒム・バーデンホルスト+ジョン・ブッチャー+ポール・リットン『Nachitigall』(2013年)
ネイト・ウーリー『Seven Storey Mountain III and IV』(2011、13年)
『Groups in Front of People』の2枚(1978、79年)
●パウル・ローフェンス
アレクサンダー・フォン・シュリッペンバッハ『ライヴ・イン・ベルリン』(2008年)
シュリッペンバッハ・トリオ『Gold is Where You Find It』(2008年)
パウル・ローフェンス+パウル・フブヴェーバー+ジョン・エドワーズ『PAPAJO』(2002年)
高瀬アキ『St. Louis Blues』(2001年)
『News from the Shed 1989』(1989年)
シュリッペンバッハ・トリオ『Detto Fra Di Noi / Live in Pisa 1981』(1981年)
『Groups in Front of People』の2枚(1978、79年)
シュリッペンバッハ・トリオ『First Recordings』(1972年)