Sightsong

自縄自縛日記

AccentGrave@千駄木Bar Isshee

2024-02-28 20:48:47 | アヴァンギャルド・ジャズ

千駄木のBar Isshee(2024/2/27)。

AccentGrave
Teruyuki Oshima 大島輝之 (g)
Masatake Abe 阿部真武 (b)
Tetsuro Fujimaki 藤巻鉄郎 (ds)

これと決断したらとにかく同じ音で急発進と爆走、始まりも終わりも集団意思。そのような形とはいえレールはないから、あさっての方向に走り始めたらそれに付き合わなければならない。これが伸るか反るか、飛ぶか死ぬかの麻痺=グルーヴを生み出しているようだ。

Fuji X-E2, XF35mmF1.4, Leica Elmarit 90mmF2.8 (M)

●大島輝之
遠藤ふみ+潮田雄一、AccentGrave@七針(2023年)
AccentGrave、鈴木彩文@神田Polaris(2023年)
『《《》》 / Relay』(2015年)
『《《》》』(metsu)(2014年)

●藤巻鉄郎
潮田雄一+瀬尾高志+藤巻鉄郎@なってるハウス(2024年)
遠藤ふみ+潮田雄一、AccentGrave@七針(2023年)
AccentGrave、鈴木彩文@神田Polaris(2023年)
エレクトリック渦@阿佐ヶ谷Yellow Vision(2021年)
後藤篤@アケタの店(2019年)

●阿部真武
遠藤ふみ+野津昌太郎+阿部真武@神保町試聴室(2023年)
遠藤ふみ+潮田雄一、AccentGrave@七針(2023年)
長沢哲+阿部真武@Ftarri(2023年)
大谷能生+高橋保行+阿部真武+林頼我@稲毛Candy(2023年)
Uquwa@神保町試聴室(2023年)
しばてつ+森順治+阿部真武+加藤哲子+古池寿浩@なってるハウス(2023年)
AccentGrave、鈴木彩文@神田Polaris(2023年)
サラダマイカル富岡製糸場グループ 、フジワラサトシ+遠藤ふみ+阿部真武@神保町試聴室(2023年)
インプロヴァイザーの立脚地 vol.9 阿部真武(JazzTokyo)(2023年)
Thieves@神保町試聴室(2023年)
長沢哲+阿部真武@Ftarri(2023年)
阿部真武+池田謙+遠藤ふみ@公園通りクラシックス(2023年)
Uquwa@神保町試聴室(2023年)
大蔵雅彦+阿部真武@水道橋Ftarri(2023年)
北田学+外山明+阿部真武@渋谷Bar Subterraneans(2023年)
阿部真武+本藤美咲@水道橋Ftarri(2023年)
北田学+外山明+阿部真武@渋谷Bar Subterraneans(2022年)
加藤綾子+阿部真武@不動前Permian(2022年)
細井徳太郎+阿部真武@水道橋Ftarri(2022年)
かみむら泰一+古和靖章+遠藤ふみ+阿部真武@神保町試聴室(2021年)
池田陽子+阿部真武+岡川怜央@Ftarri(2021年)


大藏雅彦+遠藤ふみ@水道橋Ftarri

2024-02-28 20:19:54 | アヴァンギャルド・ジャズ

水道橋のFtarri(2024/2/26)。

Masahiko Okura 大藏雅彦 (b, p, cl, contrabass cl)
Fumi Endo 遠藤ふみ (p)

大藏ソロ。手が届く範囲にピアノ、ベース、クラリネットがある。そのいずれかから音を出し、残響が聴こえるうちに別のいずれかから音を出す。かならずしも和音ではなく、むしろ驚いてしまう重なりがある。ピアノとベースからは減衰音、そしてピアノはペダルを使って別の楽器を響かせる共鳴箱としても機能している。なにかの実践のひとつひとつが事件であり、それを観客(と演者)がなすすべなく観察することもまた事件であるように感じられる。事件が前とつながりのないものとして断続的に引き起こされるからこそその過程の全体的な把握ができず、それを観客(と演者)が受け容れている。

遠藤ソロ。はじめは立って、やがて座って、内部の弦と鍵盤とを指先で触り、それらのつながりを確認する過程を音として昇華させる。音は触ることができるもの、音は物質がつながりあって生まれるもの。

デュオ。コントラバス・クラリネットという奇妙な楽器をフルに共鳴させることなく、音の立ち上がりを抽出して提示する。まるで予兆そのものが音楽のようである。ピアニストはその音を受け止めてなにかの反応を内部で起こして次の動きを起こす器械であるかのように振舞う。ここでは楽器はピアノではなくピアニストか。

Fuji X-E2, XF35mmF1.4, Leica Elmarit 90mmF2.8 (M)

●大蔵雅彦
山田光+大藏雅彦+山㟁直人+遠藤ふみ+柳沢耕吉@水道橋Ftarri(2024年)
池田陽子、大蔵雅彦@Ftarri(2023年)
Thieves@神保町試聴室(2023年)
quintet@不動前Permian(2023年)
大蔵雅彦+阿部真武@水道橋Ftarri(2023年)
と色@幡ヶ谷forestlimit(2021年)
リアル・タイム・オーケストレイション@Ftarri(2016年)

●遠藤ふみ
山田光+大藏雅彦+山㟁直人+遠藤ふみ+柳沢耕吉@水道橋Ftarri(2024年)
蒼波花音+遠藤ふみ+西嶋徹+沼尾翔子@公園通りクラシックス(2024年)
甲斐正樹+遠藤ふみ+則武諒@神保町試聴室(2023年)
塙正貴+遠藤ふみ@成城学園前Cafe Beulmans(2023年)
遠藤ふみ+野津昌太郎+阿部真武@神保町試聴室(2023年)
遠藤ふみ+潮田雄一、AccentGrave@七針(2023年)
藤原大輔+遠藤ふみ@なってるハウス(2023年)
長沢哲+遠藤ふみ@神保町試聴室(2023年)
鏡の声@神保町試聴室(2023年)
Uquwa@神保町試聴室(2023年)
蒼波花音+遠藤ふみ+ショーン・コラム@水道橋Ftarri(2023年)
サラダマイカル富岡製糸場グループ 、フジワラサトシ+遠藤ふみ+阿部真武@神保町試聴室(2023年)
鏡の声@神保町試聴室(2023年)
遠藤ふみ+沼尾翔子+荻野やすよし@柏Nardis(2023年)
詩與歌的靈魂夜 A Soulful Night of Poetry and Songs(JazzTokyo)(2023年)
遠藤ふみ+蒼波花音+甲斐正樹@中野Sweet Rain(2023年)
ガラグア、沼尾翔子+遠藤ふみ@七針(2023年)
インプロヴァイザーの立脚地 vol.7 遠藤ふみ(JazzTokyo)(2023年)
Thieves@神保町試聴室(2023年)
幽けき刻@公園通りクラシックス(2023年)
荻野やすよし+遠藤ふみ@神保町試聴室(2023年)
長沢哲+遠藤ふみ@神保町試聴室(2023年)
quintet@不動前Permian(2023年)
阿部真武+池田謙+遠藤ふみ@公園通りクラシックス(2023年)
Ensemble 響む@入間市文化創造アトリエ・アミーゴ ホール(2023年)
秋山徹次+遠藤ふみ+岡川怜央@水道橋Ftarri(2023年)
Uquwa@神保町試聴室(2023年)
齊藤涼子+遠藤ふみ@u-ma kagurazaka(2023年)
浅野昭一+高橋麻理絵+遠藤ふみ@下北沢Apollo(2023年)
遠藤ふみ+甲斐正樹+則武諒@神保町試聴室(2023年)
遠藤ふみ@水道橋Ftarri(2023年)
幽けき刻@成城学園前Cafe Beulmans(2022年)
やみのうつつ vol.1@神保町試聴室(2022年)
長沢哲+遠藤ふみ@神保町試聴室(2022年)
遠藤ふみ+甲斐正樹+則武諒@神保町試聴室(2022年)
幽けき刻@公園通りクラシックス(2022年)
神田綾子+矢部優子+遠藤ふみ@大泉学園インエフ(2021年)
遠藤ふみ『Live at Ftarri, March 8, April 11 and June 27, 2021』(JazzTokyo)(2021年)
青木タイセイ+遠藤ふみ+則武諒@関内・上町63(2021年)
徳永将豪+遠藤ふみ@Ftarri(その3)(2021年)
かみむら泰一+古和靖章+遠藤ふみ+阿部真武@神保町試聴室(2021年)
徳永将豪+遠藤ふみ@Ftarri(その2)(2021年)
本藤美咲+遠藤ふみ@Ftarri(2021年)
徳永将豪+遠藤ふみ@Ftarri(2021年)
池田陽子+遠藤ふみ@Ftarri(2021年)