9月30日
本帰国間近の友達と、最後のテニスレッスンの予定が雨のため中止となり、残念。
気をとりなおして、香港旅行、まずは、料理のご報告。
2泊3日と大急ぎの旅なので、時間がない。
地元に住む人が一番、と食事は、現地の駐在員に同行していただくことに。
驚いたことに、彼は卒業はしていないし、年代も違うけど、私と同じ小学校に通っていたそう。
「こんな香港の料理屋で、ローカルな話ができるなんて」、とますます、テンション盛り上がりです。
中華料理はいろいろあっても、香港にきたら広東料理でしょう、とシーフードの店に行くことに。
「アッ、しゃこ」、生簀の中に、ホーチミンまで食べにいったのに、食べられなかった巨大しゃこが泳いでいる。
やっとめぐり会え、おいしくいただけました。
オットが「これが一番」、といったのは、名前は忘れたけど、かにの身をほぐしたのと、卵白をふわふわに泡立て、まぜたもの。
メニューを見た途端、「これっ」というと、彼もこの店のお勧めですときっぱりいいきる。
食べる途中に思い出してあわててとった写真で、ごめんなさい。
チャーハンに迷い、お店の人のこれ、というのに従うと、何の変哲もない普通のチャーハンなのに美味しい。
やさしい味付けにもかかわらず美味しいのは、何によるものかしらん。
「お酒はここでは、紹興酒でしょう。」
このところ、氷とライムですっきりと飲んでいたのが、暖かいのがきて少し不安だったけど、さすがに地元の飲み方ははずれがありません。
飲み干したとき、ここはワインが関税の関係で安いので、地元の人はワインを飲むときいて、ワイン好きの私は、がっかり。
ハノイのレストランで食事をすると、我が家は料金の半分がワイン代となっていて、いつも、これさえなければ、普通に安いとか愚痴がでる。
そういうわけで、時には遠慮して、グラスでいっぱいだけ飲ませて、とかあるのに、それを知っていたら最初からワインにしたのに、と残念。
最後に彼のプライベートクラブでの、ワンドリンクは、迷わず、「ホワイトのグラスワインね」、とオーダーしたら、なんとエキストラに小さなピッチャー入りワインもついていて、豪勢と感激してしまった。
翌日のホテルの最上階でワンドリンクした時も、2杯目のグラスを御願いしたら、残り少なのビンをさかさにしてあるだけ入れて、グラスになみなみとなった時、これも豪勢と感激..
ほんの気持ち次第で気分が変わると、ワインに関してハノイは、後進国なのが残念。
駐在員のはなしによると、普通の店構えをしているところは、どの店も間違えなくおいしいらしい。
通りすがりに、彼のお勧めの店が見えたので、はいってみると飲茶タイム。
ビールが飲みたいのに、これでは飲めないとぶつぶついいながら、運ばれてきたものに手をつけると、ハノイで一番好きと思っているホテルのと、見かけは変わらないのに、なんかよくわからないけど、美味しい。
今回の旅は、最初でつまずき、お世話になった彼からも、「香港の印象は悪いですね」、と聞かれた時き、迷わず、「はい」と答えた私ですが、とにかく、「美味しい」はずっと続きました。