1月18日
昨日の土曜日に予定された、ホーチミン事務所のイヤーエンドパーティー(旧正月を祝うため今が年末)に出席するため、ホーチミンに行ってきた。
今回の宿泊は、前回取れなかったマジェスティックホテル。
「リバービューにしてね」、「スタッフが抑えてくれたので、それはわからないけど、なかなか取れないのに頑張ってくれたんだろう、宿泊料もかなり安くてラッキー」というのが、直前の会話。
早朝からホーチミン入りしていたたオットが先にチェックインしていてくれた部屋に、午後6時半のフライトが遅れ遅れで、11時ごろにやっとたどりついたが、オットは留守。
沢木耕太郎の「1号線を北上せよ」という本の中で、はじめてのベトナムで初日に泊まったホテルがここ。
1925年創業の、歴史を物語るクラシカルなこのホテルに、わたしも泊まりたいという希望をもっていた。
部屋のドアを開けて、ラッキー素敵、と思ったが、アレッ?窓が無い。(カーテンのむこうは廊下になっている)
またやられてしまった、だから安かったんだ。
前回泊まったコンチネンタルホテルも窓がない部屋だった。
窓がないというのは、窮屈な感じで落ち着かないし、暗いので寝過ごしてしまいがち。案の定、翌日の朝食はタイムオーバーで食べられず、外に出てフォーでもたべようということになってしまった。
このホテルの朝食は、5階の屋上テラスでいただく。
今日は天気もよくサイゴン河の対岸の森を眺めながら、ゆったりと気持のよいときを過ごすことができ、特別な朝食となった。
前回のホーチミン滞在は、気候的にハノイと大差ない5月で、どっちがいいと聞かれても、ハノイのほうが住み慣れているのでいいと答えたが、今回はだんぜん、ホーチミンがいいと思った。
日本同様、ベトナムは南北に長い国である。
ハノイから2千㌔南下するこの街は、今の時期、明るくて、暖かくてさわやかで、日差しに歩道の木の影が踊っていた。
この時期のハノイの気温は15℃前後、日中陽がさすことは少ないし、霧雨が降り暗くて寒い。ジャケットを羽織るので暗いイメージになってしまう。
寒さが苦手のわたしには、希望の街となってしまった。
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