5月14日 はれ
わたしの失敗話はたくさんあるが、絶対やってはいけなかったと反省していることのひとつは…
家をたたんで帰国する当日に、36ホール回るゴルフは無理……まあ、いまでは笑い話になっていることだが…
通常帰国の日は、部屋のあと片付けをしたり、最後に遣り残したことをするはずなのに、片付けは何とかなる…と仲良し4人で、最後に36ホール回ろうと…やってしまった。
時間はおおまかに計算し、早朝出発、お昼はおむすび、シャワーなし、気温は40℃だけどカートなので何とかなる…
しかし計算間違いをしてしまったのか、いくら頑張っても帰宅は夕方6時を過ぎてしまった。
飛行機に乗るためには、少なくとも9時には部屋をでないといけない。
とにかくシャワーを浴び、汗くさい洗濯物はトランクに詰め込むとする。
が、家の中はオットの荷物、パソコン等片付いていない荷物の山、あせりながら、とりあえず箱のなかに片っ端から詰め込んでいるうち、やっとオットが帰ってきた(オットも会社の机の整理に追われて…)
「なんかうちのエレベーターホールにビールを持った人たちがたくさん集っているけど、アレって君を見送るお友達?」
「ビールを飲みながらのお見送りは見たことがないけど、それって私しかいないよね、もれなくビールがついてくるなんて」
「だけどもう下にいるの?わたしまだ部屋の精算もしていないのに」…と、こっそり裏からでてゆく。
アパートの受付の人からは、「なんで今頃こんなことをするの?」と怒られながら、「早くして、飛行機に乗れないから」と叫ぶ私。
昼間、おにぎりをかじるだけのゴルフ36ホールにもかかわらず、ばたばたして夕食の時間もとれず空腹を我慢する。
とりあえずみなさんのお見送りをうけビールで乾杯、なにくわぬ顔でアパートのゲートを出たところで、オットの後任者とオットは車の中で最後の打ち合わせをする。
その後二人でまっすぐ空港に走り、お腹空いたといいながら、なんとか飛行機に間に合ったというのが私のハノイ最後の日であった。
二度と無理なことはするのはよそうと、心に誓ったのが一年前の今日、なのにあれから懲りずにけっこう無理なことをしてきたような…
翌日到着した日本は快晴、花の季節は終わっていたし、震災のあとの傷跡も生々しく残っていたが、5月のやわらかい緑の匂いを含んだ風が私達を迎えてくれた。
気温40℃、湿度90%の世界から抜け出して、美しい国に戻ってきたにもかかわらず、あの時、気づきもしなかった季節の花が、つつじ。
今年になって気づいたのだが、つつじは浦安市の花でもあり、街のいたるところに咲いていて、街が華やかにいろどられて美しい。
現在、いよいよ家のリフォームが始まり、来月15日の引越しに備え、コーディネーターさんからの呼び出しも多く、現場に行くことが続いている。
我が家となるマンションの中庭は、30年経って美しい林に成長している。
私が子育て中の時、中庭は子供達の遊び場だったが、今では大人ばかりが住むマンションとなり、そこは緑につつまれてひっそりとしている。
バタバタの帰国のあの日から一年、やっと自分の家に戻る日が近づいてきた。
日本はいま、若葉のかおりを運んでくるやさしい風、青空、美しいですよー。
今朝、バイクの騒音、白い空、重い空気、そんな中で生活していたなんてが信じられないと思ってしまいました。
でも、海外生活にはそれ以上のものが心に残っています。
友達との出会い、日本では想像もつかなかったことがやれる、つみさんのことなので、いまもいろいろ活動なさっているんでしょう…
いつか、おはなしきかせてくださいね。