11月22日 くもり 27℃
クラフトリンクとは、ベトナムの少数民族にたいして、手工芸品の技術支援などを行うNGO団体で、ハノイの観光地、文廟の近くに店舗を構えている。
このお店が年に一回、「ベトナム民族博物館」のオープンスペースを使って大きなバザーを開いているのは知っていたが、行くのははじめてである。
刺繍好きのわたしにとって、ベトナムの山岳民族の緻密な刺繍作品は常に気になるものではあるが
汚れていたり、仕上がりが中途半端だったり、デザインが今風でなかったり、染色の色落ちが激しい、とでなかなか買う気にはなれない
しかし、クラフトリンクは品質向上に努力のあとがみえるので、なかなか楽しいお店である
今回なによりも楽しかったのは、作品を提供している少数民族の人たちが参加して、美しい民族衣装がみられたこと
きれいでしょう?でも、たしか、民族によって刺繍や色合いが違うはずだけど、私にはよくわからない。
ただ、この刺繍を完成するのにどれほどの時間をかけているのか、そして、いまでもこんな姿で不便な生活を余儀なくされている
これらは、 とほうもない時間の集約のたまもの
これらのものを大事にしたい、でも、みんなに、普通の便利な生活をしていただきたい、矛盾した私がいる
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