6月23日
このところ、朝の散歩をさぼりがちで、1週間ぶりででかけてみると、あれれっというくらい様子が変わっているところを見つけた。
つい先日まで中途半端なままでほおっておかれた塀にシャッターと屋根がついている。
飲み物の販売をはじめたのではないかと思う。
ずいぶんまえから、古い塀を壊すでもなく、その前に無駄に新しい塀を造りはじめ、ベトナム人の好きな体裁がよければということなのか、もしくはハノイ建国1000年の準備でタイ湖周辺の景観をよくする事業なのか、それにしてはここだけはおかしいと、理解できないでいた。
こういう風にしたかったんだ、どうせならチャッチャッと見苦しくないように仕上げて欲しかったと思うのは日本人だからかしら。
そのお隣は家なのか小屋なのかわからないが、番地表示が打ち付けてあるので家だと思う。
男性が複数すんでいるようである。
最初は家の中に収まっていた家財道具が手狭になったのかテーブルなどと共に外に置かれるようになり、今回ひさしがとりつけられていてびっくり。
突然、湖の土手に作られたものは意味不明。
船の桟橋には華奢すぎるし、納涼床にしても足元が不安定すぎる。
なんのためのものかわからずじまいのうちに、取り外されてしまった。
夏休みにはいった若者たちは昼間は暑いのでどこかに隠れていて、夜になると元気になり、タイ湖周辺にバイクでのりつけ、デートだったり、集団で遊んだりする。
そんな場所で必要になるのは、飲み物や食べ物の販売である。
夕刻になるとお風呂椅子その他を運び込み、簡易カフェなるのもが出現する。
残念ながら私は、夜歩くことはないので、日がくれてからのバイクの音やにぎやかにきこえてくる声から想像しているだけなのだが。
そのあたりのベトナム人の臨機応変さというか、はしっこさというか、日本にはないエネルギーを感じることができる。
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