7月21日 雨 涼しい
またまた脅威の一週間を過ごして、反省中。
連休を使って北京に北京ダックを食べに行こうと、3泊4日の小旅行敢行、その話は後日として……
北京は半端なく暑かったけど、日本もその間、関東地方は梅雨明けをしていたらしく、暑い。
帰国翌日、テニスの親睦試合と称して3試合をこなし、そのまま、スイミングレッスンに行くつもりが、行ったらおぼれるという友達の忠告に従い、レッスンはさぼり、ビールを飲みにいく。
夕方、シンガポールから一時帰国している友達に会うためダッシュで日本橋に行く。
翌日、溜まった洗濯物と格闘中、テニス部の漁労長と称する先輩が、昨日三番瀬で採ったというアサリを持ってきてくださったが、今日も行く、というので、私も連れてってと、すべて放りだし、友達の指示に従い水着着用で、付いてゆくことにする。
三番瀬とは、千葉県にある東京湾最奥部最大の面積をもつ干潟、とはいえ、我が家から見える海のことで、自転車で堤防の突端までゆくときれいな干潟が広がっている。
潮のよい日で、いるいる、岸辺で採る人、水の中に入っている人。
友達はなんのちゅうちょもなく、じゃぶじゃぶ水の中にはいり、しゃがんで手で地面をあさり始める。
わたしもそれにならいあさると、指先にごろごろ触るものがあり、いるいると思わず声が上がってしまった。
少しゆとりができて周りを観察していると、自慢の手作り道具を取り出し説明してくれるおじ様たちの姿が可愛らしい。
どれも水中の泥をざるにいれ、水で洗うと貝だけが残るというシンプルなものだが、ざるあり、カゴあり、我が漁労長は扇風機のカバーを使っている。
採れた貝の保管は腰に下げたネットに入れるのが基本だが、漁労長は、拾った子供用の浮き輪にネットを張って腰につないでいる。
これだったら水に浮くし、アサリもほうり投げれば溜まってゆくという優れもの。
スキーのストックで流されないように固定し、ペットボトルを浮き輪代わりにして保管するという方法もあった。
水は気持がいいし、たっぷり採ったおじ様たちは私達のざるにアサリをどんどんいれてくれるので、あっという間にネットが重くなる。
採ったアサリは海水に30分ほどつけて一回めの砂抜きをする。
それから新しい海水をペットボトル等にいれて持ち帰り、家で一晩砂抜きをする、海水を使うということが基本らしい。
で、一回目の砂抜きの時間に岩場で、漁労長が素手でカニを採ってくれ、大きいのは茹でて、小さいのはお味噌汁にしていただくことにする。
東京湾は汚いと思っていたが、そうでもなく、岩場は水が澄んでいるし、冷たいし、沖にはお魚が飛んでいるし、気持がよい。
しかも、家の前の海でこんな遊びができるとは、目からうろこ状態。
楽しいことを見つける先輩方に乾杯と、浜辺でビールをいただいた。
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