5月13日
ホテルのプールで遊んでいたオットが、プールサイドがきれいになっているから見に行こうと誘ってくれた。
どこかの会社のディナーパーティーの準備中で、会社名がフルーツのカービングで表記され、花と一緒にディスプレイされている。
これは、伝統的か宗教的なフラワーアレンジメントの展示かな?
こんな花のリングがお寺や路上で売られている。
それがテーブルにも飾られている...
花と緑と水とタイシルクの組み合わせで雰囲気を作っている。
シーズンなのかはすの花がディスプレイのメインとなって、そこここに浮かべられ、圧巻はプールに浮かべたはすの花とろうそく。
日が落ちると、幻想的な雰囲気をかもし出すことだろう。
はすの花の形成をみてきたオットは、はながむかれて痛々しかったというが、美しい仕上がりである。
美しさってどうやって評価するのだろう。
日本の活花や盆栽は芸術品といわれる。
素材に手を加え、人の目に、美しくうつるように人の手によって形成される。
わんきょくされたり、ばらばらにされたり、つながれたりといろいろに。
わたしは、自然でシンプルなものが好き。
このナチュラルなものの評価は個人によって違ってくる。
素材のよさ、簡素さは、共感できる人にだけ伝わることなので、だれからでも同じように評価されるものではない。
この日のプールサイドは、みんなが美しいと思う価値観に基づきつくりあげられたものといえる。
考え方はいろいろあるけれど、美しく仕上げられた豪華な空間はとても素敵だった。