鮎川俊介の「幕末・明治の日本を歩く」

渡辺崋山や中江兆民を中心に、幕末・明治の日本を旅行記や古写真、研究書などをもとにして歩き、その取材旅行の報告を行います。

武市半平太と土佐勤王党 その3

2006-10-21 23:19:31 | Weblog
 文久3年(1863年)の正月から、武市半平太の処刑まで、土佐勤王党の動静を年表風にまとめてみます。その年、篤助は藩校文武館に入学して2年目。数えで17歳。  篤助の住む山田町には藩の牢獄があり、その山田町の長屋(その足軽の住む長屋がある一帯は「部屋町」ともいいました)に住む篤助は、土佐勤王党に対する藩庁の動きに無関心ではいられなかったはずです。 . . . 本文を読む