四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

第一部「口語短歌・水曜サロンの会」(その135)

2024年06月05日 05時59分02秒 | 短歌

第一部「口語短歌・水曜サロンの会」(その135) 短歌の投稿を歓迎します!!

 ☆☆☆ 能登地震で亡くなられた皆様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
     また、被災され依然として避難を余儀なくされている皆様に
     お見舞い申し上げます。

 ☆☆☆ 楽しく、和やかな短歌の交流広場を目指したいと思います。
 ☆☆☆ 短歌の投稿と共に、投稿歌の歌評、感想、ご意見等もお寄せください。
 ☆☆☆ 「水曜サロン」は以下の通り第一部、第二部構成に区分して運営致し
     ていますので、それぞれに詠歌、返歌を出詠願います。
     第一部 「口語短歌・水曜サロンの会」:従来通り三首まで出詠願います。
     第二部 「ネット短歌」       :返歌専用です。
 
 「口語短歌・水曜サロンの会」は、このブログにお立ちより頂いている皆様の
 詠まれた短歌を、毎週水曜日に掲載し、その作品の鑑賞を行うサロンです。
 短歌の初心者の方から、ベテランの方まで、所属する短歌会等を越えて、自由に
 短歌を投稿し鑑賞しあえる「賑わいのあるサロン」を目指したいと思っています。
 皆様の短歌の投稿と、歌評、ご意見、ご提案等をお寄せ頂ければ幸いです。


     「紫陽花 汐音」

「ブログ友の投稿短歌 交流コーナー」

【詞書】源氏物語や紫式部日記・紫式部集には和歌(巻名歌等)が沢山
  ありますが、その和歌の返歌を口語短歌で提出します。返歌は源氏
  物語の内容や進行に合わせてではなく、短歌に沿った言葉・単語や
  自然・地名からヒントをもらい詠みます。今週は源氏物語巻名歌から
  2首、紫式部集より1首の計3首提出します。
註)源氏物語巻名歌・20行幸(みゆき)
  歌の背景
  光源氏三十六歳。大原野への行幸で、冷泉帝の姿を目にして感銘する
  玉鬘に、源氏は宮仕えをすすめる。
〇うちきらし 朝ぐもりせし 行幸には さやかに空の 光やは見し 玉鬘
〇あかねさす 光は空に 曇らぬを などて行幸に 目をきらしけむ 光源氏
(返歌)
☆自らが 出仕の気持ち 見せるのは 出過ぎたことと 思われもする
☆源氏から 内大臣に ありのまま 打ち明けること 思いめぐらす
註)紫式部集・20
〇三尾の海に 網引く民の てまもなく 立ち居につけて 都恋しも
(返歌)
☆琵琶湖では 漁師の姿 忙しく 恋しい都 離れて行くも
                         浅間山明鏡止水さん
【解説】
 玉鬘の歌は、「霧がかかったように、朝方空一面が曇って雪が降りました
 ので、はっきりと空の日の光を見ることができたでしょうか。いや、
 できませんでした。行幸で帝のご尊顔もはっきりと拝することは
 できませんでした」と意訳出来ます。それに対して光源氏の歌は、
 「日の光は空に曇り無く照っておりましたのに、そして帝は光るような
 美しさでいらっしゃいましたのに、あなたはどうして雪に目を曇らせた
 のでしょうか」と、意訳できますね。
 光源氏は、この返歌で帝の光り輝くばかりの美しさを強調し、玉鬘に帝の
 もとに早く宮仕えに出るように勧めています。作者の一首目の返歌は玉鬘の
 立場に立って「慎ましい」気持ちをおもんばかって詠み、二首目は玉鬘の
 実の父・内大臣に事情を打ち明け入台を進めようとの思惑を詠んでいます。
 従って、何れも返歌として理にかない、歌としても適切に詠まれていると
 考えます。
 三首目の紫式部の歌は、越前の国司となった父藤原為時と共に船路にて
 琵琶湖の湖西を通り越前に向かう際に詠まれています。途中、高島の
 三尾崎の浜辺で、漁をする人々の網を引く見なれぬ光景に、都の生活を
 恋しく思い出して詠んだとのことですね。作者の返歌はこの想いを
 「恋しい都」と端的に表現しています。紫式部の都への思いをさらに
 強調して詠んでみましたが、いかがでしょうか。
【ご参考】
 ★三尾の海  網ひく漁師のふるまいに 離れし都さらに恋しき

【詞書】夏暁(なつあけ)は夏の朝、白南風(しらはへ)は初夏の気持ち
  いい風、そして梅雨入りももうすぐですね。この三つの季語で短歌を
  詠みました。私は俳句ももよく詠むのですが、短歌にも情報を伝え
  やすいと感じ、季語を入れて詠むことが多くあります。俳句から
  短歌を詠むこともよくあります。
☆夏暁(なつあけ)の小鳥の声に目覚む丘 君と生きぬくために来し街
☆三千のたましひ眠る異人墓地 白南風(しらはへ)の海はるか望みて
☆刻々と伊根の舟屋に灯ともれば 舟帰り来る梅雨入りの夕
                         みっちっちさん
【解説】
 作者も記されていますように、俳句の季語を短歌に取り入れる発想は
 結社によっては種々御説はありますが、私は是としたいと思いますし、
 表現の幅や、深さを追求できる技のひとつと考えています。
 元々俳諧は、短歌や連歌の「上の句」が独立して築かれてきた歴史を
 もっていますので、作者の言われる「俳句から短歌を詠む」ことも、
 また、その逆もありと考えています。西行と芭蕉の関連は有名です。
 歳時記的に、今の季節を表す季語を詠み込んだ三首の歌は、何れも
 季語の存在が歌を引締めていると感じます。
 特に、一首目の歌は、自ら選んだ自然と作者の結びつき、そして生活
 の営みを詠み、それへの決意と、深い想いを伝えています
 小鳥のさえずりが丘に住む人々を目覚めさせ、美しく広がる風景や
 緑豊かな自然。そこは君と将来を築く場所であり、お互いの豊かな
 明日を保証してくれる街でもある。そのことが季語とともに希望を
 込めて詠われ、心地よく心に響く歌になっています。
 三首目の歌は、「梅雨入りの夕」が一幅の水墨画として浮かび上がって
 くる描写力が秀逸です。

【詞書】衣替えをしたことを詠ませて頂きました。
☆日長し照りの厳しさ耐え切れず 布団とともに今日更衣
【詞書】神社へお詣りしたことを詠ませて頂きました。
☆今日カメラ持たず神社へ参拝す 祈願集中「かしこみかしこみ」
【詞書】25日の楠公祭(なんこうさい)を詠ませて頂きました。ちなみに
  家の神棚は崇敬神社に守口市の高瀬神社とその境内社の楠稲荷神社
  を祀らせて頂いております。
☆正行と生き別れして湊川 楠公祭の供養に合掌
                         西BOOさん
【解説】
 一首目の歌、今年の五月は、全国的に真夏日になる日が多く異常気象
 極まった感があります。更衣も六月を待たずに多くの方が行った
ことと
 思います。作者もその一人で「照りの厳しさ耐え切れず」
更衣した旨が
 詠われています。「照りの厳しさ」と詠んだところに
作者の工夫を感じ
 ますし、歌のリズムも良く共感を呼ぶ歌と考えます。

 三首目は、楠木正成の遺徳を称える楠公祭について詠まれています。
 正成公は湊川の戦いで足利尊氏と激戦の末、弟の正季卿と「七生賊滅」
 誓って殉節されました。詠歌はその歴史を踏まえています。未だ
正成公の
 至誠を崇敬される方は多く、作者の歌にもその想いが
滲んでいると考えます。

【詞書】季節の移ろいの速さ、卯の花の揺れる公園です。
☆卯の花の白き花びら風を呼び 古墳の丘は夏間近なり
【詞書】旅行で訪れた場所が少しづつ復興するのは嬉しいことです。
☆白米の千枚田にもボランティアの復興掛けた田植え始まる
【詞書】終日降り続いた日のこと
☆眉も引かずアリバイなき日暮れんとす 雨は終日降り止まずして
                         夕庵さん
【解説】
 「卯の花」「千枚田」「終日の雨」について、三首それぞれに詩情を
 込めて詠んで頂きました。

 一首目の歌、白いウツギの花びらが風を呼ぶかのように舞い散る様を
 詠い、ゆく春の季節感と風のささやきを爽やかに表現して
います。
 また、古墳の存在感をさりげなく詠み、その丘が
季節と共に移ろう、
 その穏やかな変化を詠う手並みは流石と思います。

 二首目の歌、「白米千枚田」は「日本の棚田百選」にも指定されて
 いる日本海を背景とした棚田の絶景でもあります。1004枚もの小さな
 田にボランティアの方も集まり、詠まれているように「復興掛けた
 田植え」が正に始まっていますね。復興がなかなか進まない中で
 「心の復興」にも取組んだボランティアを始め地元の方々の心意気に
 エールを送りたいと思います。この歌も力強いエールとなっていると
 感じます。

 三首目の、「眉も引かず」の表現に、作者の独自の視点も感じられ、
 女性ならではの繊細な表現と感じました。

     「孔雀サボテン」

【詞書】YouTube短歌:唱歌
☆消えつつある歌を口づさみ
        遠い昔
   アフタヌーン・ティーを淹れて
【短歌説明】自閑さんご自身の説明です。
 文語だから、音階が難しいから、小さな子どもには難しすぎる
 からと、徐々に消えつつある日本の歌。
 でも、昔も意味なんか分かっていませんでした。「うさぎ美味し」
 と思っていました。何十年も経ってから、意味が分かった歌も
 あります。美しいメロディとともに、歌っていた頃を思い出します。
 短歌のイメージを掴む為に、近所の廃校を探し、いつもの思いつきで
 出かけました。木造だが、地域の住民が、多くの寄付をして完成した。
 日本中どこでも古い小学校はそうです。
 下記URLに日本の歌メドレー1【全16曲】、2【全16曲】を貼付して
 おります。私は、からたちの花が好きです。歌詞だけ読むと、詩の
 深さを感じます。是非お聴きになり、思い出して、口ずさんで
 みて下さい。
 https://blog.goo.ne.jp/jikan314/e/599b7b064795e4d03e65b5f07fcc3197
                         自閑さん
【解説】
 紹介頂いたYouTubeで唱歌を視聴させて頂きました。早春賦、故郷、
 浜辺の歌等々の唱歌は、そのまま子供の頃の情景と重なり、懐かしさと
 ともに望郷の思いをかき立てられました。作者が詠われているように、
 現在、唱歌は「消えつつある」ようで残念な想いがします。
 「イメージを掴む為」にと、現地に赴き検証を重ねる作者の姿勢には、
 いつも頭が下がります。
 詠まれた歌は「アフタヌーン・ティーを淹れ」ながら、唱歌を口ずさみ
 「遠い昔」の
子供の頃を懐かしく思い出した…と、素直に解釈させて
 頂き
ました。
 廃校となっている多くの校舎は、かつて自治体の厳しい財政の中で、
 住民総出の労働支援と寄付等によって造られたものが多かったと
 史実からも明らかです。木造校舎も唱歌も多くの庶民の厚い想いと
 物語を
秘めつつ今日に至っています。作者の歌は、そんな事柄と
 歴史をも
掘り起こす力を持っていると考えます。

【詞書】5月29日(水)の朝日新聞朝刊より。
  世界初の「木の人工衛星」“Ligno Sat(リグノサット)”が完成したそうです。
  (京都大学と住友林業が28日に発表、公開)今日、6月4日に
JAXAに
  引き渡されるとか。一辺10㎝の立方体の超小型衛星で、
モクレン科の
  ホオノキ(食器とかに使われている印象が…)が
使われているんだそうです。
  9月に米国スペースX社のロケットで
ISSに運ばれて10月中に日本の実験室
  「きぼう」から宇宙空間に
放出されるとのこと。昭和の木の外観のラジオの
  ようなちっちゃな
人工衛星が宇宙(そら)へ上がるのを楽しみにしています。
  (新聞に
載っていた写真、水色のラジオのつまみのようなのがかわいい…)
☆ちょっと見は「昭和レトロ」なラジオのよう 木のぬくもりの人工衛星
【詞書】6月2日にメキシコで行われた大統領選挙で、初めての女性大統領として
  クラウディア・シェインバウム前メキシコ市長が当選しました。

  「マチスモ(男性優位主義)」が根強いメキシコに於いて横行する「フェミサイド
  (女性であることを理由にした殺人)」の捜査する機関の
立ち上げや女性たちの
  避難所の開設などを打ち出していたことが
支持を集めたと思われますが、
  様々なそういう事例に苦しむ女性たち
や、助けたいと願う人々にとって
  大きな希望となることを祈ります。

  移民に対する壁の建設を進めたアメリカに対しては、「両国関係には壁よりも
  橋を架けたい」と主張されたとか。どうぞその理想が叶う
ように…と
  思わずにはいられません。

☆メキシコの“フェミサイド”の闇吹き飛ばせ 新大統領 女性のリーダー
【詞書】5/26放送の第21回では、清少納言(ドラマでの名はききょう)が「枕草子」を
  「春はあけぼの…」と書き綴っていく様子が描かれて
いましたが、その前の
  まひろ(紫式部のドラマでの名)とのやりとりで、
中宮の兄から帝に献上された
  紙に「(帝は“史記”を書かれたなら)
“史記“は”敷き”だから中宮さまは“枕”を
  お書き(描き?)に
なったら?」と言ったのよという話があって、まひろが
  「では“しき”
なら(ききょうさまは)“四季”をお書きになったら?」と、言葉遊び
  というか洒落のような会話をするシーンがありましたが、清少納言が中宮定子
  と交わしたくだりはどうやら「枕草子」にも出て来る
エピソードらしいです。
  その後のまひろのアドバイスはフィクション
としても、この話の運びは
  なかなか楽しかったです。

  平安時代も洒落があったんやね~!と妙な感心してしまいました。
  (きっと“駄”の付く親父ギャグ的なのも…)それと「なるほどそれで“枕”なんや」
  と。…学生時代「枕草子」も習ったはずなんですが、
冒頭数行以外ろくに記憶に
  無いという…。6月2日からの“越前編”
も、(「ブギウギ」にも出演されてた
  浩歌さん演じる)朱仁聡という
実在人物と、架空の人物の周明という青年を
  藤原為時、まひろ父娘に
どう絡んでいくんやろ?と わくわくしてます。
  やっぱり大石静さんの
脚本は面白いですね…。
*脚本に程良く史実とフィクションが
        フュージョンしている「光る君へ」よ
                         ちがやねこさん
【解説】
 今回も、「木の人工衛星」「メキシコで初めての女性大統領」「春はあけぼの…」と、
 今日的な新鮮なテーマについて深堀しつつ、調べも良く詠んで頂きました。
 一首目の歌、LignoSatは、人工衛星における構体系を完全に木造化することを
 目指していると言われています。このプロジェクトは、持続可能で革新的な
 宇宙技術の可能性を象徴しており、エコ意識の高い宇宙探査や宇宙ごみ
 管理戦略の新たな時代を切り開くことになるかもしれませんね。下の句の
 「木のぬくもりの人工衛星」は、まさにこのプロジェクトの本質を象徴的に
 歌って、歌の持つ本来の力を遺憾なく発揮しています。
 二首目の歌、メキシコに根強く残る「“フェミサイド”の闇」が新たに就任する
 クラウディア・シェインバウム大統領によって払拭されることを祈りたいですね。
 メキシコに芽生えた新たな貴重な一歩をエールを込めて見守りたいと思います。
 三首目の歌、詠まれていますように「程良く史実とフィクションが」交錯する
 大河ドラマをワクワク感をもって視聴していきたいです。
 ただ、源氏物語に描かれている「光の君」は、「伊勢物語」の主人公とされる
 在原業平との説は根強くありますね。

☆波しぶき浴びても凌ぎ 紫陽花は 海と競いて藍深めゆく
                         ポエット・M
【解説】
 三浦半島東端に位置する観音崎公園の海辺の周回道路には、藪椿と紫陽花が
 海を縁取るかのように群生しています。海からの強風で、時には
波しぶきに
 晒される場所であり、植物にとってはかなり過酷な状況と
感じられます。
 その紫陽花が今咲き初めて日々、藍色への変化を
深めています。まさに、
 海の色と競い合って藍色を磨き深めるようにさえ
感じ、その藍色の深みに
 感動することがあります。そんな紫陽花に
寄せて詠ってみました。


     「咲き初める 紫陽花」

「山法師 短歌の章」鑑賞 紅林茂夫著(42)

  「山法師」はエコノミストでもありました著者の経済学の論文を始め小説、
  短歌等を著者により厳選され著作を集めた著者渾身の著書でもあります。
  その著書から、短歌を抄出し三首づつ紹介させて頂きます。
     
23.「短歌の章」 梅雨(2)

   年毎にふくろうの声減りて行く
           開発進む森に かかる月しろ
            
   から梅雨に夏ならんむとする陽射しありて
             夾竹桃の群れ咲く小路

   夾竹桃の白き花群に射す陽射し
           見つつ歩むも小さき幸
 
【短歌入門・質問・紹介・提案コーナー】

 チョウキチさんからのコメントです。
  光源氏の歌は、「この篝火とともに立ちのぼる恋の煙こそは、
 いくつになっても燃え尽きることのない私の恋の炎だったのです」。
 玉鬘の歌は、
 「そんな煙のような恋ならば、空にあとかたもなく消し去って
 くださいませ」。
 幾つになっても成長しない光さんより、玉鬘の方が1枚も2枚も
 上手ですね。状況を理解しつつ見事な詠歌に私も感心です。

 ポエット・Mの返答
  光源氏と玉鬘との歌のやり取りは、二人の人柄と思惑が交錯し、
 読み応えのある物語になっていると考えます。
 玉鬘はかつて光源氏が思いを寄せた夕顔の娘でしたが、その娘を
 光源氏は養女とし、その娘に隙あらばセクハラまがいの行為を
 繰り返していました。その背景を踏まえてこれらの歌を味わうと
 別の想いも湧きますね。
 おっしゃる様に「玉鬘の方が1枚も2枚も上手」と感じますし、
 女性は幼くても男心を操るすべを身につけていると思わされます。

【運営にあたって】
 (1)投稿期間は、原則として毎週水曜日から翌週火曜日17:00までと致します。
   なお、変更がある場合は、その都度ご連絡致します。
 (2)おひとり様 3首まで(1首でも可)コメント欄に投稿願います。
   なおブログの字数制限(コード30,000字)等により詞書等編集させて頂く
   場合もありますのでご容赦願います。詞書は一首200文字以内にまとめて
    頂きたくご協力願います。
 (3)口語短歌を基本としますが、文語混じりでも構いません。
   仮名遣いは新仮名遣いとし、旧仮名遣いは極力避けて頂ければ幸いです。
 (4)投稿頂いた短歌は、そのまま掲載します。皆様から感想等頂ければ幸いです。
 (5)作者名は投稿頂いたペンネーム等を、そのまま掲載します。
 (6)掲載順序は、原則本ブログのコメント欄への到着順と致します。
 (7)掲載された短歌の著作権は、投稿者に帰属します。
                     了


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15 コメント

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短歌投稿 (knsw0805)
2024-06-05 06:24:36
24年6月5日分「紫陽花の詩」に投稿しました。よろしくお願い致します。
返信する
Unknown (みっちっち)
2024-06-05 06:28:05
おはようございます。
いよいよ梅雨入りの季節ですね。
京都に住んでいた頃、京都の梅雨はことのほか情緒的だった気がします。
特に雨の銀閣寺や哲学の道が好きでした。
思い出を三首出詠いたします。

⭐️銀閣の黒き漆の壁濡らす 玉の雫のひたひたと梅雨

⭐️銀閣の白砂(はくしゃ)の紋や 銀沙灘(ぎんしゃだん) 荘厳として梅雨の雨音

⭐️銀閣を経て哲学の道ゆかば 雨粒まとふ紫陽花の色

よろしくお願いいたします。
返信する
ポエット・Mさんへ (西BOO)
2024-06-05 06:31:56
おはようございます。
早速、三首出詠させて頂きたいと思います。

お昼寝をしている時に詠ませて頂きました。
雨音に昼寝覚(ひるいさめ)しや そよ風が入りて布団を一枚増やす

写真が上手く撮れないことを詠ませて頂きました。
綺麗だと思いて撮るも 一枚に残し難しや 群れる薔薇の華

渡辺貞夫のyou tubeを聞いて詠ませて頂きました。
『NICE SHOT!』験を担いで ナベサダのyou tubeにて昔に浸る

聞いたyou tubeは、
https://www.bing.com/videos/riverview/relatedvideo?q=%E6%B8%A1%E8%BE%BA%E8%B2%9E%E5%A4%AB%20%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88&mid=C795DAB3D5687024880EC795DAB3D5687024880E&ajaxhist=0
もう、一曲
https://www.youtube.com/watch?v=cnvqXWze-So
よろしくお願い致します。
返信する
感謝 (knsw0805)
2024-06-05 08:26:46
おはようございます。

紫式部集20の返歌に私は「琵琶湖では 漁師の姿 忙しく 恋しい都 離れて行くも」でShouさんは「三尾の海  網ひく漁師のふるまいに 離れし都さらに恋しき」と詠われました。「漁師の姿 忙しく」を「網ひく漁師のふるまいに」は大変参考になりました。さらに「恋しい都 離れて行くも」は「離れし都さらに恋しき」になると都の恋しさが
いっそう募る想いがましますね。やはり短歌は奥深いです。勉強になります。添削指導誠にありがとうございました。
返信する
やっかみ (チョウキチ)
2024-06-05 12:00:07
うちきらし 朝ぐもりせし 行幸には さやかに空の 光やは見し 玉鬘
あかねさす 光は空に 曇らぬを などて行幸に 目をきらしけむ 光源氏
「日の光は空に曇り無く照っておりましたのに、そして帝は光るような美しさでいらっしゃいましたのに、あなたはどうして雪に目を曇らせたのでしょうか」

これもひがんで解釈すると、純真な玉鬘の気持ちに対して、光源氏の帝に対するやっかみとも取れます。行幸は雪を兼ねているのでしょうか。そうだとすれば、自分のことを卑下して雪に例えているようなコメントですが、自分がここにいるよとでも言っているようです。
返信する
今週の詠草です。 ( 夕庵)
2024-06-06 09:28:22
おはようございます。

雨に美しく咲く紫陽花3首です。

☆雨のあさ頭(づ)を垂れて咲く紫陽花に 触(さ)やるためらいその白さゆえ

☆三室寺の杉木立の下を埋め尽くし 藍の紫陽花さわさわ波打つ

☆山間の時雨に咲ける紫陽花は彩深めつつ静かにゆれて

よろしくお願いします。
返信する
皆様へ (西BOO)
2024-06-06 10:46:08
誠に申し訳ございませんが、妻を介護しなければいけない身となってしまい、しばらく出詠と返歌を控えさせていただきたいと思います。身勝手ながらなにとぞよろしくお願い致します。
返信する
Kenさんへ (ポエット・M)
2024-06-06 18:01:27
Kenさん こんばんは。
いつも早々に「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。

出詠頂いた作品の歌評、解説等は6月12日掲載の「水曜サロン(136)」へ
掲載させて頂きますので、よろしくお願い致します。

なお、「紫式部集20の返歌」への添削を鷹揚に受けめて頂きありがとうございます。
あの才女にしても、都を離れるにあたって、都への恋しさをあそこまで強く
表現している事実に驚かされました。都と、それに結びついた「あるお方」故
かも知れませんが…、いずれにしましても望郷の思い止まずと感じました。

源氏物語もそうですが、「紫式部集」も文字表現の行間に秘められた
想いの厚みを類推するのも楽しいですね。その意味で短歌は行間の
思いや事柄をひもとくキーワードとなると考えます。

これからのKenさんの「返歌」が楽しみです。
返信する
みっちっちさんへ (ポエット・M)
2024-06-06 18:02:11
みっちっちさん こんばんは。
いつも早々に「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。

出詠頂いた作品の歌評、解説等は6月12日掲載の「水曜サロン(136)」へ
掲載させて頂きますので、よろしくお願い致します。
返信する
西BOOさんへ (ポエット・M)
2024-06-06 18:03:27
西BOOさん こんばんは。
いつも早々に「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。

出詠頂いた作品の歌評、解説等は6月12日掲載の「水曜サロン(136)」へ
掲載させて頂きますので、よろしくお願い致します。

なお、奥様のご様子はいかがでしょうか。お見舞い申し上げます。
奥様の介護のため出詠と返歌をしばらくお休みの旨、了解致しました。
心おきなく奥様の為に時間をお使い頂ければと思います。

私達も明日は我が身ですので、色々アドバイス頂ければ幸いです。
返信する
夕庵さんへ (ポエット・M)
2024-06-06 18:04:18
夕庵さん こんばんは。
いつも早々に「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。

出詠頂いた作品の歌評、解説等は6月12日掲載の「水曜サロン(136)」へ
掲載させて頂きますので、よろしくお願い致します。
返信する
チョウキチさんへ (ポエット・M)
2024-06-06 18:41:15
チョウキチさん こんばんは。

いつも、水曜サロンの詠歌に目を止めて頂き、また適切なコメントを
頂きありがとうございます。

「光源氏の帝に対するやっかみ」との指摘は面白い視点と思います。
ただ、源氏物語では、この帝・冷泉帝は光源氏の実の子でもありますので、
わが子の「光るような美しさ」を認めながらも、その若さと美しさに
三十代後半となった光源氏の、若干のひがみ心もあったやも知れませんね。

「行幸は雪を」とのご質問ですが、掛詞で雪も表していると考えます。
おっしゃる様に自己主張と、存在表明もしっかり果たしているようですね。

これからも、歌評、ご意見等お寄せ頂けば嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
返信する
お見舞い申し上げます ( 夕庵)
2024-06-07 14:40:18
西BOOさんへ

奥様の病状は如何でしょうか?

西BOOさんへの返歌が出来なくなるなんて
淋しくなりました。
たまにはこのサロンを覗いてみてくださいね。

一日も早いご回復をお祈りしています。
                 夕庵
返信する
Unknown (ちがやねこ)
2024-06-11 17:22:30
ポエットMさん、こんばんは。
出詠致します。
夕方から来客があるというので、とり急ぎ…。

*4名の命と引き換え 200人以上が「歪んだ“正義”」の犠牲に
◎最早ジェノサイドとしか言いようのないイスラエルのパレスチナ、ガザ地区攻撃。もうネタニヤフ氏の耳には停戦を求める誰の声も聞こえないんでしょうか…。
*足掛かりになるか地球の人々の
夢なる宇宙(そら)へスターライナー
◎ボーイング社の「宇宙タクシー」実現か?ベテラン宇宙飛行士を2人を乗せて宇宙へ出発したスターライナーは、日本時間7日の深夜にISSとドッキングが成功したそうです。事故等さまざまな事情で頓挫したスペースシャトルに代わる、地球と宇宙の行き来を目指して再びの第一歩が実現したことに心から拍手を送ります。👏
*苔の上
一日花は儚くて ぽろぽろ散らばるナツツバキかな
◎「平家物語」の冒頭で“盛者必衰の理”の例えになっている、“沙羅(双樹)”としても知られるナツツバキ。
6月10日の朝日新聞の夕刊(社会面)や夕方のニュースとかでもやってました。京都市右京区の妙心寺塔頭の東林院で苔の上に落ちた沙羅の花の写真は、涼しげでもあるのですが、無常の儚さを、同様に花ごと落ちる“椿”よりも感じます。…宇治橋通り商店街にも1本あって、「平家物語」は置いといて、毎年「綺麗やなあ」と眺めています。(そう言えば、宇治って「平家物語」の舞台でもありました)
*こんな感じです。来客対応後に急ぎ書き終えましたが…。済みません。
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ちがやねこさんへ (ポエット・M)
2024-06-11 18:43:38
ちがやねこさん こんばんは。
来客対応等のお忙しいなか「水曜サロン」へ出詠頂き
ありがとうございます。

歌評、解説等は6月12日「水曜サロン(その136)」へ掲載させて
頂きますのでよろしくお願いいたします。
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