四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

第一部「口語短歌・水曜サロンの会」(その136)

2024年06月12日 05時39分11秒 | 短歌

第一部「口語短歌・水曜サロンの会」(その136) 短歌の投稿を歓迎します!!

 ☆☆☆ 能登地震で亡くなられた皆様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
     また、被災され依然として避難を余儀なくされている皆様に
     お見舞い申し上げます。

 ☆☆☆ 楽しく、和やかな短歌の交流広場を目指したいと思います。
 ☆☆☆ 短歌の投稿と共に、投稿歌の歌評、感想、ご意見等もお寄せください。
 ☆☆☆ 「水曜サロン」は以下の通り第一部、第二部構成に区分して運営致し
     ていますので、それぞれに詠歌、返歌を出詠願います。
     第一部 「口語短歌・水曜サロンの会」:従来通り三首まで出詠願います。
     第二部 「ネット短歌」       :返歌専用です。
 
 「口語短歌・水曜サロンの会」は、このブログにお立ちより頂いている皆様の
 詠まれた短歌を、毎週水曜日に掲載し、その作品の鑑賞を行うサロンです。
 短歌の初心者の方から、ベテランの方まで、所属する短歌会等を越えて、自由に
 短歌を投稿し鑑賞しあえる「賑わいのあるサロン」を目指したいと思っています。
 皆様の短歌の投稿と、歌評、ご意見、ご提案等をお寄せ頂ければ幸いです。


     「ガクアジサイ 汐音」

「ブログ友の投稿短歌 交流コーナー」


【詞書】源氏物語や紫式部日記・紫式部集には和歌(巻名歌等)が沢山
  ありますが、その和歌の返歌を口語短歌で提出します。返歌は源氏
  物語の内容や進行に合わせてではなく、短歌に沿った言葉・単語や
  自然・地名からヒントをもらい詠みます。今週は源氏物語巻名歌から
  2首、紫式部集より1首の計3首提出します。
註)源氏物語巻名歌・21藤袴(ふじばかま)
  歌の背景
  光源氏三十七歳。源氏の使者として、宮仕えの件で玉鬘を訪ねた
  夕霧は、玉鬘が実姉でないことを知り、夕霧らしい不器用さで口説き、
  蘭の花を御簾の中へ差し入れる。(藤袴は蘭の異名)
〇同じ野の 露にやつるる 藤袴 あはれはかけよ かことばかりも 夕霧
〇尋ぬるに はるけき野辺の 露ならば 薄紫や かことならまし  玉鬘
(返歌)
☆フジバカマ 御簾の中に 差仕入し 歌を詠みかけ 思いやりこそ
☆縁薄き 薄紫の フジバカマ 思いも懸けぬ ことよせなくも 
註)紫式部集・21
〇磯がくれ おなじ心に たづぞ鳴く なが思ひ出づる 人やたれぞも
(返歌)
☆空曇り 岩陰隠れ 水際に 恋しい人を 想って泣くも
                         浅間山明鏡止水さん
【解説】
 一首目の歌、夕霧が父光源氏の使いで玉鬘のもとを訪れ、従兄弟の縁に
 事寄せ藤袴(蘭)の花を差し出しつつ「あはれの心はかけてください」と
 秘めていた想いを訴えています。
 二首目の玉鬘の歌は、「別にあなた様と私が深いかかわり合いがあるわけ
 ではございませんわ」と取り合わない状況が詠われています。
 その二首の歌への作者の返歌は「思いやりこそ」「ことよせなくも」との
 表現で、それぞれの歌をなぞって詠っています。このような返歌もまた、
 面白い趣向と感じます。
 なお、一首目の「かことばかりも」の「かこと」というのは掛け詞で、
 「かご」は、帯のとめ金で、ベルトのバックルみたいなもの表しています。
 三首目の歌は紫式部自身が詠っていますが、磯の浜のものかげで私と同じ
 気持ちで鶴が鳴いている。一体何を思い出しているのかしら。思い出して
 いるのは誰なのかしら、と意訳できます。
 ここでは越前に残してきた父、為時ではなく都で待っている宣孝と考える
 のが妥当と考えますし、作者の返歌もズバリその想いを詠っています。
 そんな想いを抑えつつ密かに詠ってみましたが、いかがでしょうか。
【ご参考】
 ★田鶴(たず)ともに 君の待ちいる都路を 思いて吾も秘かに泣ける

【詞書】京都に住んでいた頃、京都の梅雨はことのほか情緒的だった気が
  します。特に雨の銀閣寺や哲学の道が好きでした。
  思い出を三首出詠いたします。
☆銀閣の黒き漆の壁濡らす 玉の雫のひたひたと梅雨
☆銀閣の白砂(はくしゃ)の紋や 銀沙灘(ぎんしゃだん) 荘厳として梅雨の雨音
☆銀閣を経て哲学の道ゆかば 雨粒まとふ紫陽花の色
                         みっちっちさん
【解説】
 詞書にも記されていますように、京都の風情に梅雨は似合っていると
 感じます。まして、歴史に磨かれた銀閣寺との取り合わせは、それだけで
 歌の世界が情緒豊かに展開されています。三首の歌はその世界をそれぞれ
 独自の視点から感性豊かに表現されています。
 特に、三首目の歌は、銀閣寺から哲学の道をそぞろ歩く際に眺めた、雨に
 濡れた紫陽花の様子を味わい深く詠まれています。雨のしずくをまとう
 紫陽花の色鮮やかさを「雨粒まとふ」との言葉で巧みに表現しています。
 また、「銀閣」と「哲学の道」という京都の代表的なスポットを詠み込む
 ことで、歌に新鮮さと奥行きを与えていると考えます。
 なお、二首目の「荘厳として梅雨の雨音」の漢詩調の表現も生きています。

【詞書】お昼寝をしている時に詠ませて頂きました。
☆雨音に昼寝覚(ひるいさめ)しや そよ風が入りて布団を一枚増やす
【詞書】写真が上手く撮れないことを詠ませて頂きました。
☆綺麗だと思いて撮るも 一枚に残し難しや 群れる薔薇の華
【詞書】渡辺貞夫のyou tubeを聞いて詠ませて頂きました。
  聞いたyou tubeは、
  https://www.bing.com/videos/riverview/relatedvideo?q=%E6%B8%A1%E8%BE%BA%E8%B2%9E%E5%A4%AB%20%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88&mid=C795DAB3D5687024880EC795DAB3D5687024880E&ajaxhist=0
  もう、一曲
https://www.youtube.com/watch?v=cnvqXWze-So
☆『NICE SHOT!』験を担いで ナベサダのyou tubeにて昔に浸る
                         西BOOさん
【解説】
 今回も、「雨音」「薔薇の華」「ナベサダ」と最新の話題をテーマに
 三首の歌を趣き深く詠んで頂きました。
 二首目は、カメラマンとしての作者の自負が覗く詠歌と感じます。
 三首目の歌、渡辺貞夫の『NICE SHOT!』を聴かせていただきましたが、
 久しぶりに彼のサックスの音色に酔いました。
 1969年に発売されたアルバム『PASTORAL』からは、いわゆる“ジャズ”
 を超えた音作りに取り組み『カリフォルニア・シャワー』(1978年)
 はジャズ界では珍しいヒット作となりましたね。この曲は千葉真一の
 主演テレビドラマ「十字路」にも劇中で流されていました。
 「験を担いで」の表現が面白いです。
 なお、奥様のご様子はいかがでしょうか。お見舞い申し上げます。
 奥様の介護のため出詠と返歌をしばらくお休みの旨、了解致しました。
 心おきなく奥様の介護に専念頂ければと思います。私達も明日は
 我が身ですので、色々アドバイス頂ければ幸いです。


【詞書】雨に美しく咲く紫陽花3首です。
☆雨のあさ頭(づ)を垂れて咲く紫陽花に
              触(さ)やるためらいその白さゆえ
☆三室寺の杉木立の下を埋め尽くし 藍の紫陽花さわさわ波打つ
☆山間の時雨に咲ける紫陽花は彩深めつつ静かにゆれて
                         夕庵さん
【解説】
 「雨に咲く花」紫陽花を、心をこめて三首詠んで頂きました。
 二首目の歌、三室戸寺の2万株のあじさいが杉木立の間に咲く様は
 紫絵巻のようで素晴らしい景観ですね。詠われているように
 「杉木立の下を埋め尽くし」咲く紫陽花は、まさに「波打つ」ように
 感じられたことと思います。情景が明瞭に浮かんでくる描写力に
 優れた
歌と感じます。
 三首目の歌、山間の雨に濡れた紫陽花が日ごとに彩どりを増し
 美しく咲いている様子をすっきりと描写しています。彩りを深め
 静かに揺れる紫陽花の姿が詠まれ、風景に静寂と美をもたらし印象
 深い詠歌となっています。

【詞書】最早ジェノサイドとしか言いようのないイスラエルの
  パレスチナ、ガザ地区攻撃。もうネタニヤフ氏の耳には停戦を求める
  誰の声も聞こえないんでしょうか…。
☆4名の命と引き換え 200人以上が「歪んだ“正義”」の犠牲に
【詞書】ボーイング社の「宇宙タクシー」実現か?ベテラン宇宙飛行士を
  2人を乗せて宇宙へ出発したスターライナーは、日本時間7日の深夜に
  ISSとドッキングが成功したそうです。事故等さまざまな事情で
  頓挫したスペースシャトルに代わる、地球と宇宙の行き来を目指して
  再びの第一歩が実現したことに心から拍手を送ります。
☆足掛かりになるか地球の人々の
      夢なる宇宙(そら)へスターライナー
【詞書】「平家物語」の冒頭で“盛者必衰の理”の例えになっている、
  “沙羅(双樹)”としても知られるナツツバキ。
  6月10日の朝日新聞の夕刊(社会面)や夕方のニュースとかでも
  やってました。京都市右京区の妙心寺塔頭の東林院で苔の上に
  落ちた沙羅の花の写真は、涼しげでもあるのですが、無常の儚さを、
  同様に花ごと落ちる“椿”よりも感じます。…宇治橋通り商店街にも
  1本あって、「平家物語」は置いといて毎年「綺麗やなあ」と眺めています。
  (そう言えば、宇治って「平家物語」の舞台でもありました)
☆苔の上 一日花は儚くて 
      ぽろぽろ散らばるナツツバキかな
                         ちがやねこさん
【解説】
 今回も「ジェノサイド」「スターライナー」「ナツツバキ」と新鮮な
 テーマに挑戦し、鋭い指摘と洞察を踏まえた歌を詠んで頂きました。
 一首目で詠われているように、改めて「戦争にも守るべきルールがある」
 ことを訴えたい想いです。詞書にもありますように「ジェノサイド」
 ごとくの作戦は許されないことは自明の理です。今週イタリア開かれる
 G7で、停戦に向けて各国首脳は強い意思表示を行うべきと考えます。
 二首目の歌、この「宇宙タクシー」の成功によりアメリカの宇宙飛行士は
 ロシアの宇宙船ソユーズを使わずにISSにアクセスできるようになりました。
 また、一般客用の席も作られることが発表されており、近い将来宇宙旅行
 が現実するかも知れませんね。そんな夢の実現可能性が詠われています。
 三首目の歌、ひと日花の沙羅の花を哀歓をこめて詠んで頂きましたが…、
 こんな視点で詠んでみましたが如何でしょうか。
【ご参考】
 ★苔庭に沙羅の花々散り敷くも 命の際に放つ耀き

☆麦秋の野べに響ける草笛に 藤村の詩(うた)の悲しみに触れ
                         ポエット・M
【解説】
 俳句の初夏の季語に「麦秋」があります。麦の穂がたわわに実り麦畑が
 黄金色に染まる、梅雨入りもせまるつかの間の乾燥期を表します。
 麦の穂が黄金色に染まる「麦秋」の景観が、時々散策で訪れる観音崎
 公園の一角に広がっていました。その時、誰が奏でているかは定かでは
 ありませんが、草笛の音が野ずらに響いてきました。
 かつて島崎藤村の詩で「歌かなし佐久の草笛」と詠われた「かなし」の
 言葉の意味が、実感として納得できないままに齢を重ねてきました。
 しかし、静寂の麦秋の野ずらに響く草笛の微かな音に、幼い日々の麦畑に
 まつわる思い出と、望郷の想いとが混じり合いこみ上げるものがありました。
 そのとき藤村の胸をよぎった思いは、望郷の思いでは無かった
かと感じて
 しまいました。偉大な文学者であり、詩人でもある藤村の思いを推し
測る
 ことは畏れ多いことですが、そんな想いを私なりに感じて詠んでみました。


     「薔薇 ホワイトウイングス」

「山法師 短歌の章」鑑賞 紅林茂夫著(43)

  「山法師」はエコノミストでもありました著者の経済学の論文を始め小説、
  短歌等を著者により厳選され著作を集めた著者渾身の著書でもあります。
  その著書から、短歌を抄出し三首づつ紹介させて頂きます。
     
24.「短歌の章」 寺家の白心庵(1)

   虫籠にひる顔二輪あしらえり
           亭主涼しく客松らむか
            
   梅雨じめり葉群重なる木下路に
             夕べは蝶の深く息づく

   蛍舞ふ寺家の村みちたもとほる
           今宵無月の空遥かなり
 
【短歌入門・質問・紹介・提案コーナー】先週に引き続き掲載致します。

 チョウキチさんからのコメントです。
  光源氏の歌は、「この篝火とともに立ちのぼる恋の煙こそは、
 いくつになっても燃え尽きることのない私の恋の炎だったのです」。
 玉鬘の歌は、
 「そんな煙のような恋ならば、空にあとかたもなく消し去って
 くださいませ」。
 幾つになっても成長しない光さんより、玉鬘の方が1枚も2枚も
 上手ですね。状況を理解しつつ見事な詠歌に私も感心です。

 ポエット・Mの返答
  光源氏と玉鬘との歌のやり取りは、二人の人柄と思惑が交錯し、
 読み応えのある物語になっていると考えます。
 玉鬘はかつて光源氏が思いを寄せた夕顔の娘でしたが、その娘を
 光源氏は養女とし、その娘に隙あらばセクハラまがいの行為を
 繰り返していました。その背景を踏まえてこれらの歌を味わうと
 別の想いも湧きますね。
 おっしゃる様に「玉鬘の方が1枚も2枚も上手」と感じますし、
 女性は幼くても男心をくすぐる術を身につけていると思わされます。


     「紫つゆ草」

【運営にあたって】
 (1)投稿期間は、原則として毎週水曜日から翌週火曜日17:00までと致します。
   なお、変更がある場合は、その都度ご連絡致します。
 (2)おひとり様 3首まで(1首でも可)コメント欄に投稿願います。
   なおブログの字数制限(コード30,000字)等により詞書等編集させて頂く
   場合もありますのでご容赦願います。詞書は一首200文字以内にまとめて
    頂きたくご協力願います。
 (3)口語短歌を基本としますが、文語混じりでも構いません。
   仮名遣いは新仮名遣いとし、旧仮名遣いは極力避けて頂ければ幸いです。
 (4)投稿頂いた短歌は、そのまま掲載します。皆様から感想等頂ければ幸いです。
 (5)作者名は投稿頂いたペンネーム等を、そのまま掲載します。
 (6)掲載順序は、原則本ブログのコメント欄への到着順と致します。
 (7)掲載された短歌の著作権は、投稿者に帰属します。
                     了


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22 コメント

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短歌投稿 (knsw0805)
2024-06-12 06:00:05
24年6月12日分、午前2時15分「健民運動会へ」に投稿致しました。よろしくお願い致します。
返信する
Unknown (みっちっち)
2024-06-12 06:25:50
おはようございます

夏の季語である「虹」で三首詠みました。

⭐️夕虹を追ひてアクセル踏む君と うねる湾岸線の夕暮れ

⭐️虹の輪の半円を海呑み込むや 君と見つめし遥かなる虹

⭐️夕虹を 亡き友垣と追ひかけし あの初夏の下校道いまも

よろしくお願いいたします
返信する
Unknown (西BOO)
2024-06-12 08:14:47
私事で、皆様にご心配おかけして誠に申し訳御座いません。妻につきましては、少々認知症もあり目がはなせないのが現状です。
1日のみ介護を息子に任せて孫と生駒山上遊園地に行ったことを出詠させて頂きたいと思います。
小雨中 孫と山上遊園地 遊び疲れでパパママ抱っこ

よろしくお願い致します。
返信する
短歌ではなく恐縮です (デ某)
2024-06-12 12:29:29
ガクアジサイ"汐音"。そして純白の紫陽花。
まるで3D画像のように立体的で臨場感あふれる光景。
素敵な写真を 更に拡大して 見入って(魅入られて)います。

紫陽花は ほんと!この季節に見事に適いますね。
私、5年前のちょうどこの時期、
「腎がんの胆嚢転移」が疑われ CT、MRI、造影エコーと三度も検査。
最終的に「がん転移ではない」と確定した病院からの帰路、
小雨降る中 妻と京都 寺町通を歩きながら見かけた紫陽花。
ごくありふれた紫陽花ながら忘れがたい紫陽花でした。
買ったばかりのカメラの最初の一枚!として撮り
時々 その写真を眺めては 5年前 妻に「良かった」と言い
妻が「ほんとうに良かった」と応えたことを思い出します。

短歌の投稿ではないコメントで恐縮です。申し訳ありません。
勿論! スルー(削除)していただいて構いません。
ほんとうは歌に詠みたいところですが なかなか…。
返信する
Unknown (knsw0805)
2024-06-12 16:36:52
Shouさん、こんにちは。

今回も素敵なご指導誠にありがとうございます。9日日曜日「光る君へ」で佐々木蔵之介演じる藤原 宣孝が「妻にならぬか」とプロポーズしましたが、見ていてガクッと来ました。何でこんなおじさんと結婚するのかと。調べて見たら宣孝40後半紫式部20代後半で歳の差が20歳以上離れ、しかも結婚生活は娘を産んだ後3年位で宣孝が死亡とありました。おまけに娘を産んだ後は宣孝は紫式部の元に通ってこなかったとか、余り好い結婚生活ではなかったようです。最も本筋は「源氏物語」がどういう経緯で生まれたのかですが、早く知りたい気がします。
返信する
玉鬘 (チョウキチ)
2024-06-12 17:15:12
玉鬘の歌は、「別にあなた様と私が深いかかわり合いがあるわけではございませんわ」と取り合わない状況が詠われています。
現代的な鋭い目と態度です。光源氏を叱責しているようです。
返信する
Kenさんへ (ポエット・M)
2024-06-12 18:23:39
kenさん こんばんは。
いつも早々に「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。
出詠頂いた短歌の歌評、解説は6月19日付け「水曜サロン(その137)」へ
掲載させて頂きます。

なお、今回も参考詠を鷹揚に受止めて頂き恐縮しています。
おっしゃるように、年の離れた藤原宣孝との結婚の経緯は諸説ありますが、
あの時代、紫式部の才能と、その人となり、さらに秘めたポテンシャルを
誰よりも見抜いていた賢者の一人ではなかったかと思っています。

彼との結婚が、源氏物語を生む契機の一つになったと密かに思っていますが、
大河ドラマの脚本家がどういう展開を用意しているかは定かではありません。
Kenさんの今後の取り組みに期待しています。
返信する
みっちっちさんへ (ポエット・M)
2024-06-12 18:24:45
みっちっちさん こんばんは。
いつも早々に「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。

出詠頂いた短歌の歌評、解説は6月19日付け「水曜サロン(その137)」へ
掲載させて頂きます。
二首目の歌がいいですね。
返信する
西BOOさんへ (ポエット・M)
2024-06-12 18:25:51
西BOOさん こんばんは。
介護で諸々お忙しい中「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。
出詠頂いた短歌の歌評、解説は6月19日付け「水曜サロン(その137)」へ掲載させて頂きます。

介護の合間にお孫さんと生駒山上遊園地に行かれたとのこと。
お孫さんの楽しさにあふれた笑顔が目に浮かびます。
ご無理なされませんよう、何よりもご自愛の程をお祈りいたします。
返信する
デ某さんへ (ポエット・M)
2024-06-12 18:30:16
デ某さん こんばんは。
コメントをお寄せ頂きありがとうございます。コメント大歓迎です。
また、拙い写真ですが、目を留めて頂きありがとうございます。

紫陽花に格別な想いがある旨を理解させて頂くとともに、
奥様と共に病の心配から解放されたお二人の想いが痛いほど
伝わって参りました。その想いの象徴でもある紫陽花の写真は
お二人の歴史の中でも貴重な「一枚の写真」になることと思います。

デ某さんと奥様の会話は、そのまま散文詩にもなる内容と調べを
湛えていると感じます。
その時のデ某さんの想いを拝察しながら、拙い即興の短歌ですが、
代詠に挑んでみました。ご覧頂ければ嬉しいです。

☆癌転移 疑い晴れて妻ともに 魅入る紫陽花 さらに冴え冴え
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