「口語短歌・水曜サロンの会」(その25) 短歌の投稿を歓迎します!!
☆☆☆ 明るく、楽しく、和やかな短歌の交流広場を目指したいと思います。 ☆☆☆
☆☆☆ 「口語短歌・水曜サロンの会」は2021年9月発足以来、半年を経過しました。
皆様のご尽力とご協力に心から感謝申し上げます。 ☆☆☆
「口語短歌・水曜サロンの会」は、このブログにお立ちより頂いている
皆様の詠まれた短歌を掲載し、その作品の鑑賞を行うサロンです。
短歌の初心者の方から、ベテランの方まで、所属する短歌会等を越えて、
自由に短歌を投稿し、鑑賞しあえる「賑わいのあるサロン」を目指したいと
思っています。皆様の短歌の投稿と、ご意見を歓迎します。
【サロンの運営について】
運営等につきましては、末尾に記させて頂きますので宜しくお願い致します。
「三浦海岸付近に咲き競う 河津桜」
「ブログ友の投稿歌 交流コーナー」
【詞書】2月24日ロシアがウクライナに侵略しました。マスコミは侵攻の文字も使っていますが
はっきりとした侵略です。プーチンの狙いは旧共産圏諸国の再構築です。ですから私は
プーチンを絶対に許すことは出来ません。
ウクライナは民主主義の主権を持った国家です。宣戦布告なしに侵略しました。
戦争の悲惨さや恐ろしさ、幼児まで含めた一般大衆多数死亡のニュースに毎日胸を
痛めています。
☆突然の 戦車で侵略 ロシアから 罪なき大衆の 命はかなさも
☆ウクライナの 空に響くは プーチンに 国民の怒りと 怨嗟の声が
☆ミサイルの 連射攻撃 爆弾は 雅な都 焦土と化すも
浅間山明鏡止水(knsw0805)さん
【解説】
国連憲章、さらに国際法に違反するロシアのウクライナ侵略ですが、私たちも
あらゆる場を通じて、このロシアの蛮行を糾弾していくことが大切と思っています。
その意味で、緊迫する情勢を背景として詠まれた作者の「社会詠」に、学んで参りたいと
思います。特に人命は言うに及ばず、キエフ等世界的文化遺産に匹敵する「雅な都」を
灰燼にする侵略はいかに繕おうと許されない蛮行と考えます。
二首目の「社会詠」を少し修正させて頂きましたが、いかがでしょうか。
★プーチンへ民の怨嗟と怒りこめ ロシアの空と大地どよもす
【詞書】子供へのワクチン努力義務は無くなりましたが、接種勧奨はあります。
健康な子供にも接種をすすめるということ、子供の未来を考え親は慎重に
検討して欲しいものです。こんな思いを込めて詠んでみました。
☆さりげなく 自己責任と 明記あり 読み飛ばすなよ 重き言葉を
☆判断を 検討できる 情報は 目につかぬ場所 言わぬテレビよ
さわやか♪さん
【詞書】5~11歳の子供は日本では重症化もしないし死者も出ていません。周りの人に
うつさないためと政府は広報していますが、ワクチン接種した人は未接種者よりも
感染しやすいデータが海外で出ています。2回目の大人の接種の時も「周りの人に
うつさないため」とCMしていました。現実は2回接種した人も感染しやすくなり
人にうつしているデータがあります。この現実を詠んでみました。
☆幼子(おさなご)に ワクチン接種 自己犠牲 命に通ず 情報比較
さわやか♪さん
【短歌説明】さわやか♪さんご自身の説明です。
5~11歳のワクチン接種が承認実行されたことで、より情報の比較検討が重要と
思います。幸い日本よりも先行している諸外国からもデータが出てきているので
遺恨を残さないようにしっかりと検討してもらいたい気持ちを詠いました
【解説】
膨大なデータをもとに「ワクチン接種への警鐘を鳴らす」作者の想いから生まれた
短歌で、内容には学んで参りたいと思います。
おっしゃるように、政府広報では接種のデメリット情報がネグレクトされている
との情報もあり、冷静な判断が必要と思っています。この判断の一助になればとの
作者の想いの籠った、鋭い社会詠と考えます。
特に二首目は心したいと思います。少し表現を変えてみましたが、いかがでしょうか。
★判断の基たる情報開示せず マスコミの闇ワクチン接種
【詞書】春雨の朝 パッヘルベルのカノンを聴いて
☆街の音が消えている
何もない
春の雨とカノンのみの朝だ
自閑 (jikan314)さん
【短歌説明】自閑 (jikan314)さんご自身の説明です。
YouTubeの映像、音楽を聴いて、短歌を作っています。
先月の日曜日、関東は大雪注意報が出て、普段でも交通量が減る日曜日で、街の音が
消えて静かな朝となっていました。幸い降雪とはならず、雨が降っていました。
パッヘルベルのカノンと素敵な映像の動画で、心が癒されると言う方もおられました。
下記URLにYouTubeを貼付しておりますので、モーニングコーヒーでも
飲みながらご視聴し、ついでに愚詠を御覧頂ければ幸いです。
https://blog.goo.ne.jp/jikan314/e/c5716caecf03bb1b6fa2c673be748f46/?cid=25b98705961fd12dd260867ef1e7317b&st=0
【解説】
「パッヘルベルのカノン」は今から、300年以上前に、ヨハン・パッヘルベルが作曲した
楽曲とのことです。
「気持ちのいい和音->不安な印象の和音->それを解決する音階」これらを繰り返し再現
することで、曲全体が前進していく印象で、聴き入る私たちを元気にさせてくれます。
YouTubeも視聴させて頂きました。星空、緑の木々の揺らぎ、水辺の煌めき、流星等々
映像美と曲がマッチし、自由律短歌に命を吹き込んでいるかに感じました。
このような表現芸術の世界が、益々切り開かれていくことを願っています。
【詞書】私の短歌の会の先生が50年近い歌歴で、初めての歌集を上梓されました。
秀逸な歌ばかりで流石です。
☆半世紀の歌歴がかもす言の葉の
歌集に留む修練の刻
☆歌会の鎖のすゑの尾に付いた
われの老境短歌が照らす
リコ(risukurumi48)さん
【解説】
短歌を志し、短歌を詠む大半の方は「歌集出版」は一つの目標であり、事業目標
として取り組んでおられることと思います。作者の短歌会の先生が50年近い歌歴で、
初めての歌集を上梓されたとのこと。敬意とお祝いを申し上げたいと思います。
一首目の「歌集に留む修練の刻」との下の句は、師への何よりの、はなむけと思います。
私も、稚拙な歌ばかりでしたが9年ほど前に出版させて頂きましたが、今改めて
読み返すと恥ずかしい作品が目につきます。作者の師の姿勢に学びたいと思います。
【詞書】私が拙句をいっぱい書き込んだ俳句ノートを、母は亡くなる直前まで手元に
置いて読んでくれました。俳句の話をいっぱいしました。「これいいね」
「これ好きやわ」「これどういう意味?」ノートを見るたび母の言葉を思い出し、
泣けてきます。肺がんが腰骨に転移した後は、貼り薬で痛みは全くなかったのですが、
副作用で寝る事が増えました。ベッドの脇に読みかけのノートを折ったページを
今も覚えています。
☆ 我が句帳読みゐし母のこれいいね耳に残りて胸に残りて
☆我が句帳読みて居眠りせし母の折りしページを今も忘れじ
☆母逝きしのちの句帳は母恋の句の多かりし心のままに
みっちっちさん
【解説】
作者は俳句の世界の「写生」で鍛えられた言語感覚と、一瞬の今を切り取る感性が優れて
いると考えます。この「一瞬の今」に目を凝らす技に、学んで参りたいと思っています。
いずれも、お母様を詠った内容は胸に迫ります。一首目の下の句はリフレーンが利いて、
一層の情趣を誘いますが、五句を少し変えてみました。これもあくまでご参考ですが、
いかがでしょうか。
【ご参考】
★ 我が句帳読みゐし母のこれいいね耳に残りて胸にせまりて
☆たのしみは「この気持ちを」と筆をとり 書いて「よしっ」と納得のとき
☆たのしみは そぞろ読みする詩の中に 頷くならび見つけたるとき
☆たのしみは 親しき友が訊ね来て 心おきなく語り合うとき
shima-千恵子さん
【解説】
「水曜サロン」にshima-千恵子さんが『独楽吟』で参加して頂く事になりました。
このサロンには、既にfumiel-shimaさんが「歌評」者として、参加されていますが、
今回から『独楽吟』作者として奥様の千恵子さんも加わって頂くことになりました。
このサロン参加者で、既にご存知の方もおられますが、よろしくお願い致します。
今回の『独楽吟』は、いずれも内容が良く分かる、温かく笑みを誘う良い詠歌と思います。
コロナ禍の昨今、三首目の「親しき友が訊ね来て 心おきなく語り合うとき」が
一日も早く実現するといいですね。
かつて、『独楽吟』について注釈させて頂きましたが、今回も【質問コーナー】で
少し触れたいと思います。
☆こんなにも貶められることなどは思はず親しくしてゐたわたし
☆不用意にアップしたわが写し絵を勝手にリンクされて晒さる
☆二三日動悸とまらぬ心臓を宥めて涙ぬぐひてをりぬ
びこさん
【解説】
私も、かつてインターネット技術を含めて、これらSNS等ICT関連の開発に関わって
参りました。その当事者の一人としてネットの負の部分が、あからさまに「個人」を
貶めるツールとして使われることに、申し訳なさも含め沈痛な思いを抱いています。
また、それらを悪用する人々に限りない憤りを感じています。
ただ、人の心の闇と言うものは、ご本人が理解する以上に深いものがある場合も
あろうかと思います。他の方を攻撃することで、それを埋める行為を無意識に
繰り返す寂しい方も、残念ながら少なからずおられると思っています。
今回の件は、作者もおっしゃりたいことは多々あろうかと思いますが、当面は
スルーして、心の叫びは、この「水曜サロン」へ作品として表現して参りましょう。
申し上げるまでもない事ですが「魂鎮め」として詠う事で、想いの昇華も果たされると
考えます。しかし…、三首目の短歌に心が痛みます。
【詞書】昨年の夏、向かいの高齢のKさんが亡くなられ、この冬、家は記録的な雪に
包まれました。元気に除雪をしていた在りし日の姿を偲ぶことがありました。
☆住む人の逝きし冬の天空から新しき雪屋根に降り積む
『楕円と円』さん
【解説】
記録的な豪雪にみまわれた今年の冬。昨年までご近所さんとして、共に雪下ろしを行って
きたKさんはもういない。在りし日の元気なその方を偲ぶ、しみじみとした詠歌と
なっています。
昨年まで当たり前であった光景が、ある日を境に突然断ち切られる、人の世の無常感も
滲む味わいのある作品と思います。
☆ウクライナ 残る父との 国境
又会える日を ハグして祈る
☆湖ひでり 川面に落ち葉 ヒラヒラと
浮きつ沈みつ 流れもせずに
クロママさん
【解説】
「何の為に人に言葉を与えられたか~しっかり考えたいと思います」は
おっしゃる通りですね。ただ、その言葉すら通じなくなっている暴君が確かに
存在することを、今回のロシアのウクライナ侵略で残念ながら知りました。
今こそ、世界の英知を結集し、この蛮行を止める具体的な行動が必要と考えます。
いずれも詩情も感じられ、調べも良く良く分かる詠歌と思います。
なお、二首目の「川面に落ち葉」は、「湖ひでり」に続くと「水面に落ち葉」の
方が適切と思いますが、いかがでしょうか。
1. 生きること苦しみありもなお多く 喜び勝りファイトあふれる
2. 戦争の善悪よりも命ある ことの大切選択基準
3. 一方的解釈よりは相手みて 優しさ贈る愛情が好き
4. 人生は短いものと理解する なぜに戦い煽る世界よ
5. 愛こそが相手の心いやすなり 戦うよりは命選択
6. 我がモットー人生の旅健康で 感動多き生きる喜び
7. 歳重ね論破するより和を思う そこに喜びあふれる愛が
8. プーチンもゼレンスキーも権力を かざして命ないがしろにス
ベトナムのKenさん
【解説】
作者から8首の投稿があり、選歌を依頼したいとの伝言でしたのですべて掲載させて
頂きましたが、歌の内容と、そこに表現された作者の想いの深さを基準に、次の
三首を選定させて頂きました。
5. 愛こそが相手の心いやすなり 戦うよりは命選択
6. 我がモットー人生の旅健康で 感動多き生きる喜び
7. 歳重ね論破するより和を思う そこに喜びあふれる愛が
なお、「選歌こそが 最大の歌評」と、かつて先輩歌人に言われたことがあります。
なぜその歌が選ばれたのか、自ら良く吟味しなさいとのことでした。自分の想いが
作品としてほかの方に届いているか否かを、先ず検討してみましょう。
これらの選定短歌について添削してみました。参考にして頂ければ幸いです。
5. 愛こそが相手を癒すいしずえと 命尊き 代え難きもの
6. 人の世の旅路は遠き道なれど 健やかに生き なお喜びも
7. 歳重ね論破するより和を思う そこにあふれる愛と喜び
なお、8首目は、見解の相違はあるでしょうが、私たちの得ている情報を基に総合的に
判断しても、明らかにロシア・プーチンの国際法及び国連憲章違反の、ウクライナ侵略と
断じざるを得ません。「権力を かざして命ないがしろ」にしているのは、ロシアであり、
プーチンである旨を確認したいと思います。
☆戦禍をも越えて咲き継ぐ沈丁花 香りと届けよ ウクライナの地へ
ポエット・M
【解説】
春浅い宵闇の底から、艶やかな沈丁花の香りが漂い始めています。真紅のつぼみが
一転して純白の花となる沈丁花は、いち早く香り立ち慎ましやかに春の到来を告げる
花でもあります。
1945年3月10日、死者数が10万人以上と言われた東京大空襲で、半身を焼かれながら、
なお咲き継ぎ、悲しみから立ち上がろうとする人々を励ましたと言う伝説の花、沈丁花。
そんな生命力に満ちた花の香りを、今まさに侵略され空爆されつつあるウクライナ市民へ、
さらにその人々を守るため命を賭して闘う大統領をはじめとした、闘う人々に届けたいとの
思いを込めて詠んでみました。
「咲き初める 沈丁花」
「五行詩」「痛みの変奏曲」鑑賞 (26)
6.故里慕情 (3)
ふる里は遠きにありて思ふもの
そして悲しくうたふもの 「室生犀星の詩の一節」
母上よ
ああ母上よ
何故に
かくも冷たき
死の床に伏す
遠き日の
母のみ胸に
泣きし日を
運びきたるや
夜の海鳴り
おかあさん!
ああ!おかあさん!
赤々と
海の彼方に
夕陽は沈む
もう止まれ
理性の声が
また叫ぶ
浜に真赤な
夕陽を追えば
【短歌入門・質問・提案コーナー】
この「水曜サロン」に集う皆様の直近のコメント等に記された、短歌を作るうえでのヒント、
さらに質問、諸々の疑問点等にいて、触れていきたいと思います。
皆様からのご提案、歌評、さらに素朴な疑問も含めて、コメント欄にお寄せいただければ幸いです。
なお、私の「質問への回答」は、あくまでも一つの「解」でありますので、他の回答、反論、
ご意見等もありましたら、このコーナーで大いに議論して参りましょう。
それが学びに繋がれば嬉しいです。
【『独楽吟』の説明 】
橘曙覧が始めたと言われる『独楽吟』は、かつてクリントン米大統領が天皇・皇后両陛下の
訪米歓迎式典において
☆たのしみは朝おきいでて昨日まで無かりし花の咲ける見る時
を引用してから再び注目されるようになったとのことです。
独楽吟は「たのしみは~とき」の形で詠まれた52首の連作の短歌です。まるで独楽(こま)を
回しながら遊ぶように、日常の些細な出来事に楽しみを求め、その喜びを感動的に詠み上げて
います。明治になってからは正岡子規に絶賛され、斎藤茂吉などにも多大な影響を与えました。
なお、橘曙覧(たちばなのあけみ)(1812~1868)は、幕末の歌人・国学者で、本居宣長に
私淑し、その弟子で飛騨高山の国学者、田中大秀に入門しています。福井藩主松平春嶽や
重臣中根雪江らと親交を深めたとも言われています。
何気ない日常の出来事を愛おしみつつ、そこに喜びを見出し表現していく。ここにこそ、
短歌の原点があると思っています。皆さんも折々に詠まれることをお勧めします。
参照: 日本文学ガイド等
【運営にあたって】 注)文頭から移しました。
(1) 投稿期間は毎週水曜日から翌週火曜日17:00までと致します。
注)投稿に当たっては、ご自身のブログのアドレス(url)も記入願います。
(2) おひとり様 3首まで(1首でも可)コメント欄に投稿願います。
(3) 口語短歌を基本としますが、文語混じりでも構いません。
仮名遣いは新仮名遣いとし、旧仮名遣いは極力避けて頂ければ幸いです。
(4) 投稿頂いた短歌は、そのまま掲載します。皆様から感想等頂ければ幸いです。
(5) 作者名は投稿頂いたペンネーム等を、そのまま掲載します。
(6) 掲載順序は、原則本ブログのコメント欄への到着順と致します。
(7) 掲載された短歌の著作権は、投稿者に帰属します。
了
☆☆☆ 明るく、楽しく、和やかな短歌の交流広場を目指したいと思います。 ☆☆☆
☆☆☆ 「口語短歌・水曜サロンの会」は2021年9月発足以来、半年を経過しました。
皆様のご尽力とご協力に心から感謝申し上げます。 ☆☆☆
「口語短歌・水曜サロンの会」は、このブログにお立ちより頂いている
皆様の詠まれた短歌を掲載し、その作品の鑑賞を行うサロンです。
短歌の初心者の方から、ベテランの方まで、所属する短歌会等を越えて、
自由に短歌を投稿し、鑑賞しあえる「賑わいのあるサロン」を目指したいと
思っています。皆様の短歌の投稿と、ご意見を歓迎します。
【サロンの運営について】
運営等につきましては、末尾に記させて頂きますので宜しくお願い致します。
「三浦海岸付近に咲き競う 河津桜」
「ブログ友の投稿歌 交流コーナー」
【詞書】2月24日ロシアがウクライナに侵略しました。マスコミは侵攻の文字も使っていますが
はっきりとした侵略です。プーチンの狙いは旧共産圏諸国の再構築です。ですから私は
プーチンを絶対に許すことは出来ません。
ウクライナは民主主義の主権を持った国家です。宣戦布告なしに侵略しました。
戦争の悲惨さや恐ろしさ、幼児まで含めた一般大衆多数死亡のニュースに毎日胸を
痛めています。
☆突然の 戦車で侵略 ロシアから 罪なき大衆の 命はかなさも
☆ウクライナの 空に響くは プーチンに 国民の怒りと 怨嗟の声が
☆ミサイルの 連射攻撃 爆弾は 雅な都 焦土と化すも
浅間山明鏡止水(knsw0805)さん
【解説】
国連憲章、さらに国際法に違反するロシアのウクライナ侵略ですが、私たちも
あらゆる場を通じて、このロシアの蛮行を糾弾していくことが大切と思っています。
その意味で、緊迫する情勢を背景として詠まれた作者の「社会詠」に、学んで参りたいと
思います。特に人命は言うに及ばず、キエフ等世界的文化遺産に匹敵する「雅な都」を
灰燼にする侵略はいかに繕おうと許されない蛮行と考えます。
二首目の「社会詠」を少し修正させて頂きましたが、いかがでしょうか。
★プーチンへ民の怨嗟と怒りこめ ロシアの空と大地どよもす
【詞書】子供へのワクチン努力義務は無くなりましたが、接種勧奨はあります。
健康な子供にも接種をすすめるということ、子供の未来を考え親は慎重に
検討して欲しいものです。こんな思いを込めて詠んでみました。
☆さりげなく 自己責任と 明記あり 読み飛ばすなよ 重き言葉を
☆判断を 検討できる 情報は 目につかぬ場所 言わぬテレビよ
さわやか♪さん
【詞書】5~11歳の子供は日本では重症化もしないし死者も出ていません。周りの人に
うつさないためと政府は広報していますが、ワクチン接種した人は未接種者よりも
感染しやすいデータが海外で出ています。2回目の大人の接種の時も「周りの人に
うつさないため」とCMしていました。現実は2回接種した人も感染しやすくなり
人にうつしているデータがあります。この現実を詠んでみました。
☆幼子(おさなご)に ワクチン接種 自己犠牲 命に通ず 情報比較
さわやか♪さん
【短歌説明】さわやか♪さんご自身の説明です。
5~11歳のワクチン接種が承認実行されたことで、より情報の比較検討が重要と
思います。幸い日本よりも先行している諸外国からもデータが出てきているので
遺恨を残さないようにしっかりと検討してもらいたい気持ちを詠いました
【解説】
膨大なデータをもとに「ワクチン接種への警鐘を鳴らす」作者の想いから生まれた
短歌で、内容には学んで参りたいと思います。
おっしゃるように、政府広報では接種のデメリット情報がネグレクトされている
との情報もあり、冷静な判断が必要と思っています。この判断の一助になればとの
作者の想いの籠った、鋭い社会詠と考えます。
特に二首目は心したいと思います。少し表現を変えてみましたが、いかがでしょうか。
★判断の基たる情報開示せず マスコミの闇ワクチン接種
【詞書】春雨の朝 パッヘルベルのカノンを聴いて
☆街の音が消えている
何もない
春の雨とカノンのみの朝だ
自閑 (jikan314)さん
【短歌説明】自閑 (jikan314)さんご自身の説明です。
YouTubeの映像、音楽を聴いて、短歌を作っています。
先月の日曜日、関東は大雪注意報が出て、普段でも交通量が減る日曜日で、街の音が
消えて静かな朝となっていました。幸い降雪とはならず、雨が降っていました。
パッヘルベルのカノンと素敵な映像の動画で、心が癒されると言う方もおられました。
下記URLにYouTubeを貼付しておりますので、モーニングコーヒーでも
飲みながらご視聴し、ついでに愚詠を御覧頂ければ幸いです。
https://blog.goo.ne.jp/jikan314/e/c5716caecf03bb1b6fa2c673be748f46/?cid=25b98705961fd12dd260867ef1e7317b&st=0
【解説】
「パッヘルベルのカノン」は今から、300年以上前に、ヨハン・パッヘルベルが作曲した
楽曲とのことです。
「気持ちのいい和音->不安な印象の和音->それを解決する音階」これらを繰り返し再現
することで、曲全体が前進していく印象で、聴き入る私たちを元気にさせてくれます。
YouTubeも視聴させて頂きました。星空、緑の木々の揺らぎ、水辺の煌めき、流星等々
映像美と曲がマッチし、自由律短歌に命を吹き込んでいるかに感じました。
このような表現芸術の世界が、益々切り開かれていくことを願っています。
【詞書】私の短歌の会の先生が50年近い歌歴で、初めての歌集を上梓されました。
秀逸な歌ばかりで流石です。
☆半世紀の歌歴がかもす言の葉の
歌集に留む修練の刻
☆歌会の鎖のすゑの尾に付いた
われの老境短歌が照らす
リコ(risukurumi48)さん
【解説】
短歌を志し、短歌を詠む大半の方は「歌集出版」は一つの目標であり、事業目標
として取り組んでおられることと思います。作者の短歌会の先生が50年近い歌歴で、
初めての歌集を上梓されたとのこと。敬意とお祝いを申し上げたいと思います。
一首目の「歌集に留む修練の刻」との下の句は、師への何よりの、はなむけと思います。
私も、稚拙な歌ばかりでしたが9年ほど前に出版させて頂きましたが、今改めて
読み返すと恥ずかしい作品が目につきます。作者の師の姿勢に学びたいと思います。
【詞書】私が拙句をいっぱい書き込んだ俳句ノートを、母は亡くなる直前まで手元に
置いて読んでくれました。俳句の話をいっぱいしました。「これいいね」
「これ好きやわ」「これどういう意味?」ノートを見るたび母の言葉を思い出し、
泣けてきます。肺がんが腰骨に転移した後は、貼り薬で痛みは全くなかったのですが、
副作用で寝る事が増えました。ベッドの脇に読みかけのノートを折ったページを
今も覚えています。
☆ 我が句帳読みゐし母のこれいいね耳に残りて胸に残りて
☆我が句帳読みて居眠りせし母の折りしページを今も忘れじ
☆母逝きしのちの句帳は母恋の句の多かりし心のままに
みっちっちさん
【解説】
作者は俳句の世界の「写生」で鍛えられた言語感覚と、一瞬の今を切り取る感性が優れて
いると考えます。この「一瞬の今」に目を凝らす技に、学んで参りたいと思っています。
いずれも、お母様を詠った内容は胸に迫ります。一首目の下の句はリフレーンが利いて、
一層の情趣を誘いますが、五句を少し変えてみました。これもあくまでご参考ですが、
いかがでしょうか。
【ご参考】
★ 我が句帳読みゐし母のこれいいね耳に残りて胸にせまりて
☆たのしみは「この気持ちを」と筆をとり 書いて「よしっ」と納得のとき
☆たのしみは そぞろ読みする詩の中に 頷くならび見つけたるとき
☆たのしみは 親しき友が訊ね来て 心おきなく語り合うとき
shima-千恵子さん
【解説】
「水曜サロン」にshima-千恵子さんが『独楽吟』で参加して頂く事になりました。
このサロンには、既にfumiel-shimaさんが「歌評」者として、参加されていますが、
今回から『独楽吟』作者として奥様の千恵子さんも加わって頂くことになりました。
このサロン参加者で、既にご存知の方もおられますが、よろしくお願い致します。
今回の『独楽吟』は、いずれも内容が良く分かる、温かく笑みを誘う良い詠歌と思います。
コロナ禍の昨今、三首目の「親しき友が訊ね来て 心おきなく語り合うとき」が
一日も早く実現するといいですね。
かつて、『独楽吟』について注釈させて頂きましたが、今回も【質問コーナー】で
少し触れたいと思います。
☆こんなにも貶められることなどは思はず親しくしてゐたわたし
☆不用意にアップしたわが写し絵を勝手にリンクされて晒さる
☆二三日動悸とまらぬ心臓を宥めて涙ぬぐひてをりぬ
びこさん
【解説】
私も、かつてインターネット技術を含めて、これらSNS等ICT関連の開発に関わって
参りました。その当事者の一人としてネットの負の部分が、あからさまに「個人」を
貶めるツールとして使われることに、申し訳なさも含め沈痛な思いを抱いています。
また、それらを悪用する人々に限りない憤りを感じています。
ただ、人の心の闇と言うものは、ご本人が理解する以上に深いものがある場合も
あろうかと思います。他の方を攻撃することで、それを埋める行為を無意識に
繰り返す寂しい方も、残念ながら少なからずおられると思っています。
今回の件は、作者もおっしゃりたいことは多々あろうかと思いますが、当面は
スルーして、心の叫びは、この「水曜サロン」へ作品として表現して参りましょう。
申し上げるまでもない事ですが「魂鎮め」として詠う事で、想いの昇華も果たされると
考えます。しかし…、三首目の短歌に心が痛みます。
【詞書】昨年の夏、向かいの高齢のKさんが亡くなられ、この冬、家は記録的な雪に
包まれました。元気に除雪をしていた在りし日の姿を偲ぶことがありました。
☆住む人の逝きし冬の天空から新しき雪屋根に降り積む
『楕円と円』さん
【解説】
記録的な豪雪にみまわれた今年の冬。昨年までご近所さんとして、共に雪下ろしを行って
きたKさんはもういない。在りし日の元気なその方を偲ぶ、しみじみとした詠歌と
なっています。
昨年まで当たり前であった光景が、ある日を境に突然断ち切られる、人の世の無常感も
滲む味わいのある作品と思います。
☆ウクライナ 残る父との 国境
又会える日を ハグして祈る
☆湖ひでり 川面に落ち葉 ヒラヒラと
浮きつ沈みつ 流れもせずに
クロママさん
【解説】
「何の為に人に言葉を与えられたか~しっかり考えたいと思います」は
おっしゃる通りですね。ただ、その言葉すら通じなくなっている暴君が確かに
存在することを、今回のロシアのウクライナ侵略で残念ながら知りました。
今こそ、世界の英知を結集し、この蛮行を止める具体的な行動が必要と考えます。
いずれも詩情も感じられ、調べも良く良く分かる詠歌と思います。
なお、二首目の「川面に落ち葉」は、「湖ひでり」に続くと「水面に落ち葉」の
方が適切と思いますが、いかがでしょうか。
1. 生きること苦しみありもなお多く 喜び勝りファイトあふれる
2. 戦争の善悪よりも命ある ことの大切選択基準
3. 一方的解釈よりは相手みて 優しさ贈る愛情が好き
4. 人生は短いものと理解する なぜに戦い煽る世界よ
5. 愛こそが相手の心いやすなり 戦うよりは命選択
6. 我がモットー人生の旅健康で 感動多き生きる喜び
7. 歳重ね論破するより和を思う そこに喜びあふれる愛が
8. プーチンもゼレンスキーも権力を かざして命ないがしろにス
ベトナムのKenさん
【解説】
作者から8首の投稿があり、選歌を依頼したいとの伝言でしたのですべて掲載させて
頂きましたが、歌の内容と、そこに表現された作者の想いの深さを基準に、次の
三首を選定させて頂きました。
5. 愛こそが相手の心いやすなり 戦うよりは命選択
6. 我がモットー人生の旅健康で 感動多き生きる喜び
7. 歳重ね論破するより和を思う そこに喜びあふれる愛が
なお、「選歌こそが 最大の歌評」と、かつて先輩歌人に言われたことがあります。
なぜその歌が選ばれたのか、自ら良く吟味しなさいとのことでした。自分の想いが
作品としてほかの方に届いているか否かを、先ず検討してみましょう。
これらの選定短歌について添削してみました。参考にして頂ければ幸いです。
5. 愛こそが相手を癒すいしずえと 命尊き 代え難きもの
6. 人の世の旅路は遠き道なれど 健やかに生き なお喜びも
7. 歳重ね論破するより和を思う そこにあふれる愛と喜び
なお、8首目は、見解の相違はあるでしょうが、私たちの得ている情報を基に総合的に
判断しても、明らかにロシア・プーチンの国際法及び国連憲章違反の、ウクライナ侵略と
断じざるを得ません。「権力を かざして命ないがしろ」にしているのは、ロシアであり、
プーチンである旨を確認したいと思います。
☆戦禍をも越えて咲き継ぐ沈丁花 香りと届けよ ウクライナの地へ
ポエット・M
【解説】
春浅い宵闇の底から、艶やかな沈丁花の香りが漂い始めています。真紅のつぼみが
一転して純白の花となる沈丁花は、いち早く香り立ち慎ましやかに春の到来を告げる
花でもあります。
1945年3月10日、死者数が10万人以上と言われた東京大空襲で、半身を焼かれながら、
なお咲き継ぎ、悲しみから立ち上がろうとする人々を励ましたと言う伝説の花、沈丁花。
そんな生命力に満ちた花の香りを、今まさに侵略され空爆されつつあるウクライナ市民へ、
さらにその人々を守るため命を賭して闘う大統領をはじめとした、闘う人々に届けたいとの
思いを込めて詠んでみました。
「咲き初める 沈丁花」
「五行詩」「痛みの変奏曲」鑑賞 (26)
6.故里慕情 (3)
ふる里は遠きにありて思ふもの
そして悲しくうたふもの 「室生犀星の詩の一節」
母上よ
ああ母上よ
何故に
かくも冷たき
死の床に伏す
遠き日の
母のみ胸に
泣きし日を
運びきたるや
夜の海鳴り
おかあさん!
ああ!おかあさん!
赤々と
海の彼方に
夕陽は沈む
もう止まれ
理性の声が
また叫ぶ
浜に真赤な
夕陽を追えば
【短歌入門・質問・提案コーナー】
この「水曜サロン」に集う皆様の直近のコメント等に記された、短歌を作るうえでのヒント、
さらに質問、諸々の疑問点等にいて、触れていきたいと思います。
皆様からのご提案、歌評、さらに素朴な疑問も含めて、コメント欄にお寄せいただければ幸いです。
なお、私の「質問への回答」は、あくまでも一つの「解」でありますので、他の回答、反論、
ご意見等もありましたら、このコーナーで大いに議論して参りましょう。
それが学びに繋がれば嬉しいです。
【『独楽吟』の説明 】
橘曙覧が始めたと言われる『独楽吟』は、かつてクリントン米大統領が天皇・皇后両陛下の
訪米歓迎式典において
☆たのしみは朝おきいでて昨日まで無かりし花の咲ける見る時
を引用してから再び注目されるようになったとのことです。
独楽吟は「たのしみは~とき」の形で詠まれた52首の連作の短歌です。まるで独楽(こま)を
回しながら遊ぶように、日常の些細な出来事に楽しみを求め、その喜びを感動的に詠み上げて
います。明治になってからは正岡子規に絶賛され、斎藤茂吉などにも多大な影響を与えました。
なお、橘曙覧(たちばなのあけみ)(1812~1868)は、幕末の歌人・国学者で、本居宣長に
私淑し、その弟子で飛騨高山の国学者、田中大秀に入門しています。福井藩主松平春嶽や
重臣中根雪江らと親交を深めたとも言われています。
何気ない日常の出来事を愛おしみつつ、そこに喜びを見出し表現していく。ここにこそ、
短歌の原点があると思っています。皆さんも折々に詠まれることをお勧めします。
参照: 日本文学ガイド等
【運営にあたって】 注)文頭から移しました。
(1) 投稿期間は毎週水曜日から翌週火曜日17:00までと致します。
注)投稿に当たっては、ご自身のブログのアドレス(url)も記入願います。
(2) おひとり様 3首まで(1首でも可)コメント欄に投稿願います。
(3) 口語短歌を基本としますが、文語混じりでも構いません。
仮名遣いは新仮名遣いとし、旧仮名遣いは極力避けて頂ければ幸いです。
(4) 投稿頂いた短歌は、そのまま掲載します。皆様から感想等頂ければ幸いです。
(5) 作者名は投稿頂いたペンネーム等を、そのまま掲載します。
(6) 掲載順序は、原則本ブログのコメント欄への到着順と致します。
(7) 掲載された短歌の著作権は、投稿者に帰属します。
了
浅間山明鏡止水です。
短歌投稿します。
「詞書」2月23日cookieと星野温泉トンボの湯村民食堂で昼食を取り、その後目の前のハルニレテラス遊歩道を散策しました。湯川渓流は残雪が残り日射しの中でキラキラと素敵に輝いていました。
「残雪の 湯川渓流 キラキラと 日射し照らして 春風(しゅんぷう)感ず」
「詞書」3月3日風越公園で散歩しながら童謡「ひなまつり」を夫婦で歌いましたが、ぐっと込み上げて来るものがあり涙腺が緩みました。「人生の黄昏」に想いを馳せました。
「風越の 二人で歌う ひなまつり 黄昏感じ 涙腺緩むも」
「詞書」過日NHKで北海道鶴居村のタンチョウヅルの特集をやっていました。二羽が一緒になって宙に浮く姿は癒されますしとても感動的でした。
「タンチョウの 恋の季節に 舞う姿 繰り広げるは 求愛ダンスも」
(参照)求愛ダンス、先生が見られたら掲載時削除願います。
https://getnavi.jp/life/181711/
早速、皆さんに紹介していただきありがとうございます。
既に皆さんは独楽吟についてもご存知かと思いますが、再度ご丁寧な解説を追加していただきましたので
次回からも躊躇うことなく思いのまま提出できると思います。
ありがとうございました。
今回の私の短歌に対して 意見を言いたい旨の書き込みを見ましたので
その意見を読ませていただいて 私の短歌の参考にさせていただきたく思います
なので 新しい句の提出はそれを読んでからの提出とさせていただきます
せっかくの 学びの機会を大切にしたいと思います
スッキリとした花々に癒されました
ありがとうございます
早々に「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。
いずれも、今の季節を正確に描写し、詞書ともマッチした素直な詠歌と思います。
二首目の短歌を詞書がなくても「一首自立」で、分かって頂けるよう少し工夫して
みましたが、いかがでしょうか。参考として見て頂ければ幸いです。
★散歩道 二人で歌う ひなまつり 人の黄昏 思いてなみだ
これからもよろしくお願いします。
fumiel-shimaさんと千恵子奥様との二人三脚による「独樂吟」は、これから
「水曜サロン」の新たなページを開いて頂けるものと、期待しています。
私達庶民の、日々の徒然に生まれる悲喜こもごもを温かく掬い取り、そこに詩を見出す視点は
短歌の原点とも考えます。
おっしゃるように「躊躇うことなく思いのまま」に、出詠頂ければ嬉しいです。
千恵子奥様の絵手紙を楽しく拝見させて頂いています。宜しくお伝え頂ければ嬉しいです。
河津桜等、花々の写真に目を止めて頂きありがとうございました。
こちらでは、河津桜はまさに満開となりつつあります。
ご自分の短歌に、ご意見を頂けるのはいいですね。他流試合も含めて批評のやり取りは、
新たな視点の発見もあり「学びの機会」として大切にされたらと思っています。
結社内、短歌会内では、お互いの遠慮もあり、核心を突いた批評を
躊躇うケースもありますが、相手に敬意を抱くゆえの「けんか」もあってよいかと思っています。
仕上がった「作品」を期待して待ちたいと思います。
リコメしてありますがこちらにも
短歌のところのポエット・Mさまの記述 よくわかりません?
批判のやり取りは、いまだできていません
ご存じだと思っていましたが
私はこの度 水曜サロンに社会詠を3首出しました
それを みっちっちさんがご自分のブログで「認められない」発言をしていたので
水曜サロンで意見交換しましょうと提案しました
その後、ご自分のブログを削除してしまいました
さらに、退会すると言ったり
批判されたり、侮辱されたと考える人がいると言ったり
問題提起をしただけだと言ったり
現実とはかけ離れた発言を目にしました
彼女が書いたブログと私のコメントは消されてしまったので
私が批判を受け、腹を立てたと考える人もいるかと思います
事実無根でも それはそれでしょうがないことです
サロンの方で意見交換をすればいいことと今でも思っています
なので それほど言いたいことがあるならばと 彼女の意見を待っているだけです
私が学びの場所として 水曜サロンで語りましょうと言ったのはご存じのことと思います
意見交換は一人ではできません 意見を言いたいとおっしゃっていた方が
堂々と意見を言えばいいことと考えます それに対してまた意見を言うのが意見交換
お言葉をかえすようですが
何も発信してこない人には 敬意も敵意も感じることはできません
消されてしまったものを どうこう言っても始まりませんから
今回のサロンで 思う存分みっちっちさんの意見を聞きたいものです
けっして こんなことで私が怒っていないということは
ご理解いただきたいと思います
ポエット・Mさまの掲載にご迷惑かけない時間には提出します
新しい 社会詠は すでに何首もできていますので
ご安心ください
コメントありがとうございます
今後ともよろしくお願いいたします
さわやか♪
【詞書】2011年4月に
ほら見て!春になったよ
海がこんなにきらきら輝いているもの
【短歌説明】
当時、兄一家は三陸に住んでおり、一家全員の無事が確認出来た時に、先祖に感謝した。しかし、その後、上の姪の友達はみんな波に飲まれ、兄一家の家は全て流され、下の姪の小学校は泥の中にあった。
そんな時、姉夫婦が急遽、援助物資を車で届けた時、姪たちの笑顔の写真が送られて来た。とても嬉しかった。
全てを失って、途方に暮れる人々に、春になったと告げたいと思った。
「短歌のところの記述 よくわかりません?」との、コメントを頂きましたが、私の早とちりでしたね。
私は、さわやか♪さんのコメントから、別のメール等で意見交換されているものと思ってしまいました。
「水曜サロン」で、意見交換をとのさわやか♪さんのコメントは拝見していましたが…。すみません。
なお、「こんなことで私が怒っていないということ」は、理解させて頂いています。
この「水曜サロン」は、お互いの学びになれば、意見交換、批判に対しての反批判も歓迎したいと思います。
また、そのような、おおらかな交流が出来る場で
ありたいと思っています。
これからもよろしくお願い致します。
こんばんは。
先生がおっしゃられた永畑道子様のお話は心に染みます。お互いに短歌の考え方をぶつけ合い「けんか」も厭わない研究をする。素晴らしいです。私の俳句結社や句会ではよくやっております。
しかし、これはお互いに「敬意」を持って、「信頼関係」のあるもの同士であればこそ、できることです。
これからは私自身、敬意を持って信頼関係を築いていけるように精進したいと思いますが、なかなか難しい過程、道程だと思います。ポエットM様や他のお仲間の皆様にもご協力をお願い申し上げたいと思います。
今回のびこさんの短歌は心が痛みました。他者からのSNSを使った執拗な理不尽なコメント。
実は私も先日、辛い体験をしました。
夜中に知らない男性からコメントが入りました。「悪いと思うなら謝りなさい。絵空事に見える」辛くて泣きました。翌朝さわやか様のお友達だと分かりましたが、
びこさんの辛さが身に染みた出来事でした。
今の段階で、
さわやか様に申し上げるといたしますと、
私の短歌への思いでしょうか。
私は、読み手の共感を得る一瞬の視点を切り取った短歌を詠む事を目標とします。
そして、声に出して読んでみて、美しい調べになっているか、定型は守られているか等、気をつけて、そして詠んだ後も推敲をかなり繰り返します。
こんな風に詠むのが私の目標でございますが、なかなか上手く詠めません。これからも精進したいと思っております。
そして、お互いに、相手に敬意を持って信頼関係を築いていけるようになっていけば素晴らしいと思います。
これが、今の時点での、さわやか様にお伝えしたい事でございます。