「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

議会の副知事議案否決をもっけの幸にする企画広報部長とごますり秘書課長

2012-08-21 19:48:00 | 近況活動報告
3回目の今日は、先月請求した部局調整費の公文書のうち、「知事戦略監兼企画広報部長執務室整備に係る所要経費」184,000円について紹介する。

以下は、この購入の理由を示す文書である。

見てのとおり、本来は副知事3人体制の増員分用に購入を予定していたものを、昨年度末の県議会で増員議案が否決されたことを受け、本来は購入を見合わせるべきを、これ幸いと兼務となって形式的に新設ャXトとなったという理由で企画広報部長室の備品を新調したことが読み取れる文書である。

事実、物品取得伺の摘要欄及び変更契約内容.pdfからも、新設の副知事用の物品から、交換の必要のないパソコンとテレビ台を除いた新品の液晶テレビやブルーレイ再生録画用デッキ、冷蔵庫、レーザープリンターを、「平成22年2月議会の議決結果を踏まえ、契約書第9条第2項の規定により契約を解除するものだが、秘書課長から別添のとおり一部物品を購入したい似摎R書の提出があった。」として、購入したことが明白に記されている。

県下田総合庁舎では現在、希少な6人乗りのワンボックスの公用車のエアコンが先月から壊れたままで、修理費用もないとのことで他の軽自動車同様エアコンが効かないで運用されている。
現場がこういう状況にあるだけでなく、国民には負担増の波が押し寄せて生活を圧迫している中で、倹約の精神もなく、不要不急の贅にはしり予算使い切りを優先する姿勢は人の上に立つ資格どころか人間として最低な部類である。しかも、調査研究が主目的の部局調整費予算でこそこそと。
この態様こそ、役人天国の県政の下、言葉とは裏腹に現実には県民生活が返り見られていないことの証左である。