明るく正しく強いブログ

朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

癒される中華食堂 西国立『癒食同源』

2016年10月17日 | 中華食堂
おじちゃんおばちゃんが営む、安くて美味しいけど狭くて汚い…
そのようなお店で飲み食いするのが大好きな私だが、あまり一般受けはしないようで。
当ブログやSNSなどで、そういう食堂や居酒屋を紹介すると、
知人女性に「あの店いいですね。今度連れてってくださ~い」などと声をかけてもらうこともあるのだが、
実際に、一緒に食事に行くケースは、ほぼ皆無だ。
まあそれは、お店ではなく、私の人柄に原因があるのだろうが

そんな私が通っている中華屋さんで唯一、女性にも自信を持って推奨できるのが、
西国立にある『ゆるり中華食堂 癒食同源』だ。
ある日、ぷらぷら散歩していたら、下記写真のような看板を店頭に設置したお店をみつけて、


入ってみたらいいお店だった、というわけだ。
黒板のイラストは店主夫妻で、文字も絵も奥様の手書きらしい。微笑ましくていいよね。
それに引き替え、「頭にタオルを巻き、腕組みをしてにらんでる店主」みたいな写真を、
店頭に掲げているラーメン屋なんて、いい加減、恥ずかしいってことに気付けよと思う。

バカなラーメン屋のハナシはさておき。
店内は清掃が行き届いた、中華食堂というより喫茶店のような、落ち着く内装。
夫妻も、丁寧かつ落ちついた接客を心がけているようで、
老舗食堂にありがちな、大声での夫婦喧嘩など見たことない(笑)。

料理のコンセプトは、「癒食同源」の店名通り、心を癒すカラダにやさしい中華料理とのこと。
確かに油や脂、過度な辛味や旨味は少ないが、決して薄味ではなく、素材の味が生きている。
以下で、私がこれまで食べてきた料理の一部を紹介する。

まずは、私の一番のおススメである春巻。


手前が、「具材たっぷりのパリパリ春巻」。奥は、ありそうでなかった「カニクリーム春巻」。
「具材たっぷり~」は、いわゆるオーソドックスなタイプだが、パリッと揚がった皮と具のバランスが良く、
私の知る限り、世界一ウマイ春巻だ
「カニクリーム~」は、カニとコーンが入った変わり種だが、クリームコロッケ好きなら絶対気に入る逸品。


中身はこんなかんじ。割るのがヘタクソで申しわけない。

サラダなど野菜料理もいくつかあって、私がよく頼むのが「あぶり叉焼と燻製玉子のサラダ」。


肉と玉子ばかりに目が行くだろうけど、ちゃんと野菜もあるよ。ビールのつまみに最適。

料理については、いろいろとワガママも聞いてくれるようだ。
たとえば、写真の「中華風牛ハンバーグとトマトのチーズ焼き」。

 
「ハンバーグは大好きなんだけどトマトが食べられなくて…」と伝えたところ、
写真右上のように、トマトの代わりにお新香の小鉢を添えてくれた。ありがたいよ!


実は私、お新香も苦手だったりするのだが、お気遣いに応えるべく、残さず食べたよ。

シメの食事類も、焼きそばやチャーハンなどいろいろあるが、おススメしたいのが、
これまた、ありそうでなかなかない「天津飯に麻婆豆腐をかけたの」


メニューには載ってないが、頼めば作ってくれる。値段は忘れたけど、千円はしなかった。
山椒の効いたピリ辛麻婆と、ふんわりとした玉子の相性が抜群。
一応、取り分けた中身も撮影したけど、美味しそうに撮れなかったので、小さい画像を掲載しておく。
※画像をクリックすると大きくなりますが、見栄えがよろしくないです


食後のデザートも10種類と、中華屋さんにしては種類豊富。
スイーツ好き女子も、甘いモノ好きの気色悪いオッサン(←私)も大喜びだ。
下記写真は「杏仁豆腐 あんずの香り」と「濃厚マンゴプリンとヨーグルトムースのマリアージュ」。


デザートと一緒に、温かいお茶も提供してくれる。「デザート撮るならお茶は奥に置けよ」って? ごもっとも。

さらにさらに、シメで私がよく頼むのが、数量限定メニューの「薬膳スープ」。
お値段も100円と手頃。あ、ここまで書き忘れていたけど、どの料理もお酒も、価格はリーズナブルだよ。



この薬膳スープ、私のバカ舌では原材料はわからないが、身体が温まり元気になる…気がする。
すでに接客と料理で、元気になっているけどね

私にしては珍しい、女性客も多い食堂、みなさんもぜひ行ってみてほしい。
もちろん、女性からの「アタシを連れてって~ん」というお誘いも、大歓迎だ。
なお、社交辞令は厳禁なので、そのつもりで。



ゆるり中華食堂 癒食同源 
東京都立川市羽衣町1-21-4 1F
南武線西国立駅から徒歩約3分 中央線立川駅から徒歩約15分
営業時間 11時~15時 17時半~22時半
定休日 火曜の夜と水曜
※席数は15くらいなので、電話予約した方がいいです
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