わにの日々-中西部編

在米30年大阪産の普通のおばさんが、アメリカ中西部の街に暮らす日記

まさかの?

2016-12-16 | アメリカのニュース
 大統領選挙で、ロシアが御しやすいトランプの当選を狙ってサイバー攻撃を掛けたという噂は、選挙前からずっと囁かれていましたが、Newsweek誌が、政府関係者3人の話で明らかになったと報道し、これが本当なら、アメリカ史上最大のスキャンダルになるかも…?!?

 今回の大統領選では、様々な嘘情報がネット上を飛び交いました。「テロリストがヒラリーの政治活動資金を援助している」、「オノヨーコ、70年代にヒラリーと不倫していたと告白」、「ローマ法王がドナルド・トランプ支持を表明」、「ヒラリーはISISに武器を売っていた」等々、常識では絶対に嘘だと判る稚拙な虚偽ニュースを、実際に信じ込む人が多かった。

 「クリントンと選対本部長は、ピザ屋で児童人身売買のシンジケートをやっている」というニュースを信じた男が、そのピザ屋に押し入ったニュースは、日本でも報道されました。そのピザ屋が、ただの宅配ピザ店ではなく、卓球も出来るピンポン・ピザ屋ってのが、もう更に脱力感をつのらせます。それで全米が笑った!になるかと思ったら、「情報操作だ!」「揉み消しだ!」って反応がSNSを埋め、全私が泣きました。

 Newsweel誌は、こういった嘘ニュースにもロシアが関わっているのではないか?という立場を取り続けてきました。トランプは、なぜ選挙結果の決まった今になって、この話を持ち出すのかと、コメントしていますが、この噂は以前からずっと囁かれてきたもので、今に始まったのではありません。これも、アホな虚偽ニュースの一つかもしれません。

 でも、互いの情報を操作して、政権に影響を与えようという作戦は、冷戦時代には普通にまかり通っていたらしいので、もう絶対に使ってない!とは言い切れないよね?19日の選挙人選挙で大波乱が起きないかなぁ…


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