わにの日々-中西部編

在米30年大阪産の普通のおばさんが、アメリカ中西部の街に暮らす日記

飲兵衛の憂鬱

2013-06-02 | 日記
 私は元々は酒好きです。でも、ここ数年はオノレのメタボ腹に辟易していたのと、特に昨年末からは「血糖値が高くて糖尿病寸前に付き食事に気をつけること!」宣告を受けて、心してアルコール類を控えて参りました。ところが、なぜか血糖値が低すぎるんで低血糖に注意と、これまた極端な忠告を受けて油断していたこともあり、ある日、レストランで食事をした時に久しぶりにワインを頂いたら、なにやら数年ぶりに目覚めてしまった(?)らしく、ここ暫く、赤ワインに凝ってます。以前は白が好きで、赤はせいぜい、軽いピニョ・ノワールを嗜む程度。上等の赤を頂く機会に恵まれても、苦くてあまり美味しくないなどと思っておりましたのに、これも年齢に伴う味覚の変化なのでしょうか?高いワインは買えないので、トレーダージョーなどで安いボトルを買ってきては、食後にグラス半分ほどをちびちび楽しむ程度ではございますが、これが毎夜の楽しみとなっております。ですが、実は我が家に於いて赤ワインを愛するのは私だけではないという事実に悩まされているのでございます

 普段は飛んでいる姿を見ないのに、この時になると一体どこから湧いて出るものか、時間を掛けて飲んでると、グラスの中がコバエの自殺名所になってしまうの、困るんですけど!!「吾輩は猫である」の猫でもあるまいに、酒樽で溺死は思いとどまっていただきたい。自殺防止策として、グラスにナプキンを被せたりしてますが、空気となじませるためデカンターに入れておいたワインに、小さな虫が浮いてるのには絶句。しかし私ゃビンボー人ですから、虫が浮いてるからってせっかく買ったワインを捨てるなんて勿体無いことは断固しない。グラスに注ぐときに、茶こしを使って、虫の死体を濾して飲んでます。たまに飲んでる最中に自殺を図る迷惑な奴もいますが、ムシくらいなんだ!食料不足になったら、昆虫食する心構えは万端ですぜ

 私は大抵の生物は、ヒ虫類であろうが、昆虫類であろうが、蜘蛛であろうが好きですが、蚊と蚤と蝿だけは嫌いだ。ハエは嫌いながらも自然界においてはなくては困る存在なので許容するけど、先日も書いた通り、ノミと蚊は、とっとと絶滅しやがれと思っておる。で、蝿の役割は判ってるけど、うちの中で飛んでる奴は、ハエ叩きで叩くのが好きだ。テキサスには沢山の蝿が飛んでいて(周りが牧場だからねー)、ハエ叩きでビシビシやるのは結構楽しかった。なんでもデカいテキサスでは、蝿もでかくて、当たりやすい、手応えがいいと、良い的だった。コロラドでは、家のある場所の標高が高すぎて、ノミ・蚊は存在しなかった。蝿は、街に一軒しかない中華料理屋の裏のゴミ箱でしか見なかった。定年後にお金があったら、また、あのロッキーの麓に住んで、ピックアップトラックを運転し、高齢者のスキー愛好会に所属して、平日の昼間に同好のじじばばと朝っぱらから滑り、ロッジでパンの器に入ったクラムチャウダーをすすりながら、ぐじゃぐじゃとお喋りに興じたい。それが私の老後の夢です



ゴキブリは好きではないが別に憎んでもいない。でもホイホイに入ってるとワクワクする

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2 コメント

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Unknown (ししゅうねこ)
2013-06-04 23:04:44
好き嫌いの2択なら虫の類は嫌い
特にゴxxxは勘弁してほしい~~~
南へ下るほど大きくて南国には住めないな、と思う今日この頃(笑)
寒いのも嫌いだから標高が高くて虫がいないって言葉には魅力は感じるけど、やっぱり住めないだろうなー

ちなみにゴxxxだけど、4つ足の毛むくじゃらx2が夜な夜な遊び倒した翌朝、半死にで転がってるのが一番嫌(笑)!!
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ししゅうねこさん (わに)
2013-06-06 01:06:16
毛むくじゃらX2が仲良く(?)ゴキと遊び倒している姿を想像すると、思わず萌えてしまったんですけど―!(ゴ○なのに…)
 アメリカに来てから、チャバネなアイツに遭遇したのは、ほんの数回です。少ないのかな?それはいいんだけど、ミケさんは何度かネズミをプレゼントしてくれたことがあるのがイヤ…orz(少なくとも食べかけじゃなかったけど)
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