息子風邪気味(?)のため、午後になってからインディアナ州のアンティークモールを見て、リッチモンドで一休みして帰ってきました。昨年夏に息子と一緒に行った、センタービルのアンティークモールを再訪です。前回より更に空のブースが目立ち、寂しい気がしました。このモールでは、本当の「アンティーク」より、ちょっと古い物、懐かしのレトログッズが多く売られており、お値段も手頃な品が主流で気軽に楽しめるように思います。ブース形式なので、自由に見て回れるのもいい。今日は「お宝」に出会うことは出来ませんでしたが、見て歩くだけで、とっても楽しいのです。
アンティークと一緒に写真を取るのもまた楽しい
メインストリートにアンティークのお店が並ぶ小さなセンタービルの街から、車で10分ほどのリッチモンド市は、オハイオ州のすぐ西、インディアナ州東端の歴史ある古い街です。ここは19世紀から20世紀初頭には製造業で栄えたので、名残の壮麗な建物や、瀟洒なビクトリアンのお屋敷が立ち並びますが、お屋敷は手入れされず放置されていたり、ペンキが剥げたまま。工場や倉庫であった大きな石造りのビルが、窓にベニア板が打たれたまま打ち棄てられています。表通りの歴史的な豪邸が売リに出され、しかも「値下げしました」のサインが出ている。裕福な産業化の庇護を受け、アメリカの印象派の一派、リッチモンド派が集った街の盛衰が偲ばれ、物悲しさを感じさせます。
ここはまた、クー・クラックス・クラン(KKK)が復活した1920年代、その牙城となった街でした。1923年に行なわれたパレードには、3万人がつめかけたとか。でも今は、かつては壮麗であった建物に名残を残すだけの、中西部のひなびた地方都市。実は、日本語プログラムに定評のある私立のリベラルアートカレッジ、アーラム大学があるのですが、あまり大学街らしいヒップさや活気が感じられないのも、また哀し。でも、古い建物を利用したお店は、情緒があって魅力的です。Two Sister's Bookstoreは、そんな雰囲気のいい古本屋さん。本の品揃えはフツーに古本屋で、情緒豊かでも、本の魔法を感じるわけでもないのですが(トホホ)、お店そのものがいい感じ。数軒隔てて、地元アーティストの作品を飾った、クラフトビールを売り物にしたお店があるのですが、ここはサンドイッチも美味しい。いっそ、この二店が一緒になって、古本屋+カフェになっちゃえばいいのに、と、勝手に思うのです。んでもって、詩の朗読会とか、絵の展覧会とか、管弦楽のコンサートとかやると、たいそう素適だと思うの。私、通っちゃう~
ハリー・ポターになったり、ホームズと記念撮影したり
アンティークと一緒に写真を取るのもまた楽しい
メインストリートにアンティークのお店が並ぶ小さなセンタービルの街から、車で10分ほどのリッチモンド市は、オハイオ州のすぐ西、インディアナ州東端の歴史ある古い街です。ここは19世紀から20世紀初頭には製造業で栄えたので、名残の壮麗な建物や、瀟洒なビクトリアンのお屋敷が立ち並びますが、お屋敷は手入れされず放置されていたり、ペンキが剥げたまま。工場や倉庫であった大きな石造りのビルが、窓にベニア板が打たれたまま打ち棄てられています。表通りの歴史的な豪邸が売リに出され、しかも「値下げしました」のサインが出ている。裕福な産業化の庇護を受け、アメリカの印象派の一派、リッチモンド派が集った街の盛衰が偲ばれ、物悲しさを感じさせます。
ここはまた、クー・クラックス・クラン(KKK)が復活した1920年代、その牙城となった街でした。1923年に行なわれたパレードには、3万人がつめかけたとか。でも今は、かつては壮麗であった建物に名残を残すだけの、中西部のひなびた地方都市。実は、日本語プログラムに定評のある私立のリベラルアートカレッジ、アーラム大学があるのですが、あまり大学街らしいヒップさや活気が感じられないのも、また哀し。でも、古い建物を利用したお店は、情緒があって魅力的です。Two Sister's Bookstoreは、そんな雰囲気のいい古本屋さん。本の品揃えはフツーに古本屋で、情緒豊かでも、本の魔法を感じるわけでもないのですが(トホホ)、お店そのものがいい感じ。数軒隔てて、地元アーティストの作品を飾った、クラフトビールを売り物にしたお店があるのですが、ここはサンドイッチも美味しい。いっそ、この二店が一緒になって、古本屋+カフェになっちゃえばいいのに、と、勝手に思うのです。んでもって、詩の朗読会とか、絵の展覧会とか、管弦楽のコンサートとかやると、たいそう素適だと思うの。私、通っちゃう~
ハリー・ポターになったり、ホームズと記念撮影したり
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