わにの日々-中西部編

在米30年大阪産の普通のおばさんが、アメリカ中西部の街に暮らす日記

日本でもイースター?

2017-04-17 | 田舎暮らし
 昨日の日曜日は、時々雷雨の予報だったので家に居たのに、結局、一日中とても爽やかな良いお天気でした。犬と散歩に行けばよかった。勿体無いことした~

 今日は復活祭、イースターです。十字架に掛けられた、死んだはずだよイエスさんが復活した日なので、キリスト教徒間のみが祝うので、アメリカの大学院生時代に、ポルトガル人ハウスメイトが、ブラジル人留学生たちとイースター・ランチで祝っている間、私はユダヤ人ハウスメイトと二人、部屋にこもってテレビで、同じ大学を卒業したクリストファー・リーブのスーパーマン観てました。

 その時に、「で、イースターって何?」と、尋ねたら、「私はユダヤ教だからよく判らないんだけど、イエス・キリストが生き返った日らしいよ」と。スーパーマンが地球を逆転させて、死んだルイス・レーンを時間を戻して復活させる場面と重なって、妙に感心した覚えが。そんな、アメリカ人でもキリスト教徒でなければ、知らんと言い切るようなイベントを流行らせちゃう、日本人の商魂逞しさとお祭り好き、胸熱。ハロウィーンはすっかり定着し、なぜかブラックフライデーまで持ち込んで、次はイースター。後、何が残ってたっけ?7月4日のアメリカ独立記念日を、アメリカ・デートでもして、星条旗グッズでも売る? 

 ところで、イースターには、ホワイトハウスが子供達を招いて、卵転がし(イースターエッグ・ロール)をするのが、伝統になっています。始まりは1814年、ジェームズ・マディソン大統領時代が、議事堂前で卵転がしを行ったのが、この伝統の始まりだったとか。ホワイトハウスに移ったのは1878年だって。息子たちが小さい頃は、ワシントンDCに住んでいたので、イースターには朝から並んだわ。ここで転がされるのは、大統領夫妻のサインが印刷された、色とりどりの木製の卵で、この木の卵とカード、ポスターや絵本なんかが記念としてもらえました。卵はまだあるけど、他はどっか行っちゃった。

 大統領夫妻の登場する朝早くは、政府関係者の子供達しか入れないんだけど、一般客向けにもジョージ・ワシントンとマーサ夫人に扮した役者さんや、うさぎの着包みが、TVでお馴染みのホワイトハウスの芝を歩き回っているので、一緒に写真が取れるし、卵転がし自体は大したことはないんだけど、むしろ子供達自身が芝をゴロゴロ転がっていた。


分かり辛いけど、ホワイトハウスのイースターん時に撮った写真
こん時の大統領は、旦那の方のクリントンさんでした~


 で、今年もトランプ夫妻が、恒例のホワイトハウスの卵転がしを主催したのですが、


 なんだろう、この禍々しい感じ… 参考までに、上の写真の、1999年のクリントンさんと、その後の子ブッシュさんとの写真も貼っておきます。オバマさん夫妻の8年間の卵転がし写真は、Getty Images やGoogle等でいっぱい見られますが、やっぱこのお二人は、とっても素敵だわ
 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿