きぼう屋

生きているから生きている

平和の旅in広島 その五

2008年07月24日 | 教会のこと
ホテルを朝の9時に出発して
最初に行くのは
そこから徒歩2分の
袋町小学校平和記念館

まずは
今の袋町小学校にびっくり
これは大学か?
というような建物です

しかしそれはおいといて

63年前
校庭での朝礼の最中に
原爆が落ち
全員亡くなりました
みんな瞬時に吹っ飛ばされて
かたちも残っていないとのことです

また
街中の小学校に通っていたのは1,2年生で
3年生以上は、疎開していたそうで

つまり
街中がおかしいと知った3年生以上の児童が
帰ってきたものの
もはや誰も生きていなかった
という
想像したくないところの現実もあり・・・

そして
小学校に残った階段の壁に
家族を探す人たちの
悲痛なる文字が残っています

80歳の管理人のおじいさんが
子どもたちに丁寧に説明してくださいました

予定の時間の倍以上話してくれました

彼は
家族が消えることの悲しさと
家族が大事であるという思いを
子どもたちに語りました

家族が大事!
というところは
昨今のこの国の流れの
家族回帰的な論でありましたが
(つまり天皇制の枠組みにおいての)

まあそれは大人のテーマとして

子どもたちにはよくよく

家族を失う悲しみが
伝わっただろうし
そういうことを起こす戦争は
ぜったいにダメ!!
ということも伝わっただろうと思います


わたしは
なにしろ
一瞬にして全滅
想像を絶する光景を
想像を絶するゆえに
想像できず

わかっているようでわかっていないという

そういう状態で存在であることを
自省しつつ

限界を知りつつ
しかしそれでも
下っ腹がこれほどまでに重くしんどいことに
驚愕し

絶対に戦争はダメ!
と祈るばかりでした


管理人のおじいさん

心から感謝


平和の旅in広島 その四

2008年07月24日 | 教会のこと
平和の旅二日目で最終日
ということでございますが



子どもたちはしっかり起きまして
しっかり顔を洗ってふとんたたんで片付けをしまして

あっさりと朝食に行く用意ができました

バイキング形式の朝食が楽しみだったようです

朝食はなかなかおいしかったです
ついつい食べ過ぎてしまいました

子どもたちは
ソーセージにハムを巻いて
さらにそのまわりに味付け海苔を巻くという
なんともおいしそうな食べ方にはまりまして
たくさん食べておりました



その後ロビーに集合
みんなで記念撮影

パチッ

として
ばらけて
さあ出発!!

というところで

共くんがいない!
という声がしまして

しばらくするとトイレから帰ってまいりました

というわけで
共くんは集合写真に入っていませんでした

でもそれは悲しいので
もう一度撮影することに・・・


ではみなさん!
先ほどと同じ場所で同じポーズをしてください!
先ほどの写真と今回の写真で
間違い探しが出来るようにしましょう!!
ガハハハ!!!!


ということで
素直にもみなさん同じ場所に並んでくださいまして
おかげですぐに用意も整いまして

二回目の記念撮影

パチッ


ってなわけで

いよいよ
肝心の被爆現場の見学へと
向かうのでありました