9月22日(月)~26日(金)と南米チリ、アタカマ砂漠に建設された、国立天文台アロマ望遠鏡で開催される「第10回最新の天文学の普及をめざすワークショップ―@ALMA,チリ―」参加の為、成田からアトランタ経由でサンチャゴ(チリ)にいきます。NRT->ATL 12hours ATL->SCL 9hours (~_~;)
下記サイトは日本天文学会の会報「天文月報」6月号に掲載されたワークショップ募集案内です。
http://www.asj.or.jp/geppou/archive_open/2014_107_06/107_344.pdf (P345)
小生、年齢的(満66歳)なこともあり、以前のようにサイエンスカフェ開催等、天文普及活動をを活発にやっている状態でもないので、参加希望者が定員より多いと聴いた時はまず無理!と思いましたが、どういう訳か?選んでいただきました。
過去の星と風のサロンでの活動や、例年のアスメンでの観望合宿企画、アストロノミーパブ2次会の幹事(笑)を評価していただのでは?と思っています。
(2009/10/22 星と風のサロン)ALMA電波望遠鏡のココが凄い! 講師:伊藤哲也先生(国立天文台)
参加メンバーには星と風のサロンで御世話になったさかさパンダさんもおられます。国立天文台からは、このワークショップ世話人のI先生、A先生、H先生他、数名が参加されます。
ALMA望遠鏡は昨年3月に開所式が行われ本格運用となりましたが、現状、一般の方の見学等はまだ行われていません。
7月上旬、ALMAワークショップ参加の内定を頂いた後,現地集合・現地解散の旅程の設定も大変でしたが、一番苦労したのは、アンテナがある山頂施設が海抜5000mの高地であるため、見学許可を得るのに必要な日本国内での高地健康診断書(HAME)の取得でした。
人間ドック等で行われる通常の健康診断に加えて基礎呼吸機能検査 (肺活量、1秒量、1秒率)、負荷心電図検査、血清クレアチニン(腎臓機能検査)、等を受診しなければなりませんでした。そして規定のスペイン語/英語表記の高地健康診断書((HAME)を書いて頂ける医院を探すのに,小生を含め参加される皆さん大変苦労しました。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/19/61534f7581a6e393d989d4c21952ec51.jpg)
ただこの高地健康診断書((HAME)を提出出来たとしても、ALMA山頂施設のアンテナ群を見学するには、海抜3000mにある山嶺施設(オペレーションセンター)で再度、メディカルチェック(血圧、心拍数、血中酸素濃度等)を受けて、OKが出ないと登頂出来ません。
小生としては、年齢(66歳)を考えれば山頂施設を見学出来なくても山嶺施設でのワークショップ参加&見学ができれば上々と考えております。
サテどうなるでしょう?
そしてALMA現地でのワークショップ参加&見学という、普通では出来ない体験をさせていただいて帰国ののちは小生なりの広報普及活動をしていきたいと思っています。
旅行中はおもにTwitter(@seibou_udoku)で呟くことになると思います。
あと、帰路、チラッとN.Y.によってきます。