視人庵BLOG

古希(70歳)を迎えました。"星望雨読"を目指しています。
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バレーボールVリーグ、2試合をインターネットで生中継

2005-02-27 19:52:55 | 携帯ムービーBLOG
前にもコメントしましたが先週、今週とバレーボールVリーグ2試合がインターネットで実況中継されました。
残念ながらNEC負けてしまいましたけど、武富士と最後の最後まで接戦でハラハラドキドキ、本当に楽しめました。
自宅の環境(B-Flets,WinXP)では画像のフリーズもほとんどなく充分堪能できました。
何人視聴していたか知りませんがサーバーのパフォーマンスは充分あったようです。
ゆっくりしたカメラの横への移動(パン)では一瞬ギクシャクした部分もありましたが。

実証実験としての中継ですが先週の中継ではロングショット固定カメラであったカメラ1が、デイレクターによるスイッチング映像に変わっていました。
その分よりテレビ中継に近づいて、より簡単に(人件費がかからずに)中継出来なくなったということでしょうか?
私は今日はカメラ1ポジションでほとんど見ていましたけど、カメラが受け手側で自由に切り替えられるといっても、3台のカメラ映像がパソコンのデスクトップ上で常時映されていて、その中の一台を選択して拡大出来るというような設定にしないとあまり魅力がないかもしれませんね。

画面が小さくて一番辛いなと思ったのはドン引きのロングショットはやはりあのフレームサイズは、対象が小さくなりすぎて使用するのは厳しいのではないのでしょうか?カメラワークに一工夫いりそうです。

実況解説がついているのは非常に良かったのですが、音質についてはひと工夫必要だと思います。

次年度は映像はつかなくてもよいから、ライブスコアと実況解説だけのインターネットラジオを全試合やってもらいませんかね。
それと携帯でライブスコアがはやく見れるようにしてもらいたいです。


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アレキサンダー(映画)

2005-02-25 04:53:33 | 映画・テレビ他
やっとオリバー・ストーンアレキサンダーを観て来ました。
長い映画でしたけど、アレキサンダーに関する逸話もあちこちに出てきて退屈しないでみれました。
ただ前333年春に、プリュギアの都市ゴルディオンのゼウス神殿の荷車の結び目を解き放った者は、アジアの支配者になれるという伝説にたいして、ゼウス神殿でのアレキサンダーは結び目を解くのではなく一刀両断で切りはなってしまった、
という逸話がなかったのは残念でした。
オリバー・ストーン監督が伝えたかっただろう現代の世界情勢に対するメッセージ?については、アレキサンダー遠征の背景も現代ももう少し複雑なんでないでしょうか?

映画のなかにもでてきますが、ペルシャのダレイオス3世とアレキサンダーが戦場で対峙する図で有名な「アレキサンダー・モザイク」は現在ナポリの考古学博物館に所蔵されていますが、徳島県鳴門市にある大塚国際美術館アレクサンダー・モザイクの複製があるそうです。
一度観にいってこようと思います。

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名取洋之助

2005-02-21 20:22:28 | 文化
六本木ヒルズのハリウッド・プラザで開催されている“日本人はすごい”写真家・太郎と洋之助展をみてきました。
名取洋之助というと最近復刊された「写真の読みかた」(岩波新書)が、私にとって学生時代(1960年代後半)、それまでの写真や映像そしてジャーナリズムについての考え方にガッツンと一撃をくわえられた本でした。
その名取洋之助が1936年ベルリン・オリンピックを取材にドイツへ渡った帰路、タイム・ライフ社の依頼で、米国各地を取材撮影しました。その時の写真が中心に展示されています。6x6版の写真が主ですがほとんどの写真は初めて見るものでした。
でも一番印象に残ったのは東芝の扇風機の広告に写っている16歳の原節子の写真でした。ハイ、とてもカワイイかったです。

この会場で復刻版ですが、名取洋之助が第2次日本工房時代(1934ー39年)に発行した「NIPPON」を手にとって見ることができたことは収穫でした。現在のグラフ雑誌と比較してもなんら見劣りしない素晴らしい雑誌でした。
写真、レイアウトも貴重ですが、そこに載せられている広告を見れたことはさらに収穫でした。三井財閥、三菱財閥等当時の大企業が世界にむけて発信していたとても興味深々な広告です。

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小論文、コンピューターで自動採点 入試センターが試作

2005-02-18 05:07:57 | Weblog
大学入試センターで小論文、コンピューターで自動採点するシステムが試作されたそうです。(asahi.com 2/15)
以下記事より
>
試作システムは「Jess」(ジェス=Japanese essay scoring system)といわれる。パソコン入力された800~1600字程度の小論文を、(1)文章の形式(2)論理構成(3)問題文に対応している内容か――の三つの観点から評価し、標準的には、(1)を5点、(2)を2点、(3)を3点の計10点満点で判定する。「語彙(ごい)の多様性が不足」「議論の接続が不十分」「問題文との関係が希薄」などの短いコメントと点数で1、2秒後に判定を打ち返す。

 Jessは、あらかじめ、理想の小論文として全国紙の2年分の社説、コラム計約2000本を記憶し、「学習」している。文の長さ、漢字・かなの比、言葉の多様さ、受動態の割合、接続詞の使い方などの統計分布から割り出し、模範に近いほど高い点数を与える仕組みだ。

小論文は、従来のペーパーテストではとらえにくい思考力、表現力などを測る目的で導入する大学が急速に増え、文部科学省の調べでは今年春の入試で、86%の国公立大が個別試験に取り入れることにしている。私立大でも実施校が相当数にのぼる。
 しかし、小論文は評価が難しく、複数の採点で判定するなど時間、労力の両面で大学側の負担が重いため、受験生の多い学部は導入を見送っているのが実情だ。 (02/15)

センター試験における小論文は、入学合格点での比率は知りませんが、少なくともセンター入試を採用している大学にとって、入学者が習得していなければならない能力ひとつとしてあるわけです。
新聞論説のデータベースをもとに、コンピュータが人間にくらべて得意とする数学的解析手法を利用したこの評価システムが、もし実際にセンター試験の採点に採用されれば、受験生の習得してきた能力にたいして評価を下す大学受験の持つ”権威(信頼できるもの)”のひとつになるということでしょうか。

こんなことを考えたのは、先日LiveDoorがニッポン放送の株を取得したと六本木ヒルズで記者会見をしてた頃、同じ六本木近辺のビルで、大手出版社の編集者兼経営者と、IT業界のWEBNEWSシステムの立ち上げ運営に携わっていた若手経営者のパネルディスカッションを聞いていたからです。
そこで社会に警鐘を鳴らす役目をかって担っていたジャーナリズムの権威と、巨大データベースの構築と数学的解析による新たな権威の構築に関してかみ合わない意見の応酬にうんざりしたせいかもしれません。

ただこのシステムの開発をされている石岡氏の(社)電子情報通信学会信学技報での報告によると、開発のもとになった、アメリカの経営大学院の入試にすでに取り入れられているe-raterの実施では、

採点の全てがコンピュータに委ねられているわけではない。一つの答案は人間とコンピュータが独立に採点し、その結果、得点差が6点満点中2点以上あった場合に別の人間の評点者が最終的な得点を決定する。

とのことです。(下記サイト pdfdata)

(社)電子情報通信学会 信学技報
コンピュータによる日本語小論文の自動採点システム

まだまだ人間は必要なようですね。
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バレーボールVリーグのライブ中継実験

2005-02-17 04:26:31 | 携帯ムービーBLOG
(財)日本バレーボール協会
NECの協力のもとVリーグのライブ中継実験を、

2/20 青ロケ VS パンサーズ(男子)
2/27 赤ロケ VS バンブー(女子)

の試合でおこなうようです。
セレクト可能な3台のライブカメラでみれるようです。詳しくは下記サイトから

Vリーグ試合の「インターネット生中継テスト」の実施について

ライブ中継ではないですが、下記サイトで過去の試合の録画映像をみることができます。

NEC SPORT.NET 動画

上記サイトの動画は自宅のB-Flets,WinXP,CPU:2.4MHz環境で
フルスクリーンで画質は荒いものの充分見ることができました。
問題は1台のカメラで撮影しているので、ズームアップ、ロング、パンが多く非常にせわしない映像となっています。
最初の頃はスコアラーがインポーズされていなかったので、得点のたびにスコアボードにアップにいき、非常に忙しかったですがさすがに最近はなくなったようです。
機材がないとき、どのようなカメラワークをするべきか,ある意味参考になる映像です。
これと今回の3カメラでのテスト映像の比較は面白いと思います。
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