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昨日、静岡県立美術館で開催中の「伊藤若冲アナザーワールド」を視にってきました。
一昨日より20度近く低い温度、横殴りの雨の中を満車近い駐車場から会場まで歩くのは辛かった!
静岡県立美術館、リニューアルオープン記念ということで、大学生以下は無料でした。
早速、放送大学の学生証を活用しました。これはラッキー!
若冲展は結構開催されているので視慣れた画も多いですが「樹花鳥獣図屏風」は会場が空いていたので、ゆっくりと会場をさがって視たり、ガラスに顔を近づけて視たりと、結構時間をとることが出来ました。
あと佐野市立吉澤記念美術館が所蔵している「菜蟲譜」を久しぶりに視れたのが嬉かったです。
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展覧会カタログは最近は展覧会にいっても買わないのですが今回は購入しました。金2000円也。
このカタログに伊藤紫織氏が書かれた"「唐画」としての伊藤若冲"という論文が掲載されており、俗に"孤高"の画家と言われる若冲も、中国や一説には朝鮮の画にも影響を受けたと言われる、若冲の画風の源流を論じています。
展示にも「若冲前史」というコーナーがあり、若冲の人物画への影響が考えられる川村若芝(17世紀後半)の人物画(上写真右側)や、竹や鶴の表現への影響が考えられる大岡春トの「画巧潜覧」(上写真左下)などを視ることが出来たのは収穫でした。
参考:「朝鮮王朝の絵画と日本 宗達、大雅、若冲も学んだ隣国の美」展
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美術館を出て清水港近くにある「清水次郎長の船宿 末廣」を視にいきました。
清水次郎長というと浪曲に出てくる江戸時代のヤクザというイメージが強いですが、幕末から明治維新にかけて活躍した実在の博徒です。
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上写真に展示されている写真は左から清水次郎長、妻のおちょう、第一の子分の大政です。
幕末から明治維新にかけての動乱の時代、暴力集団としての博徒という裏街道を生きた人たちがどのような処世術で時代をのりきったかは興味深々なテーマです。
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清水次郎長は維新後、清水港振興に活躍し、老後は清水港に来航する英米船員に対応する人材養成のため、日本で最初の英語塾を開講するなどさまざま事業をおこない、明治26年74歳で畳の上で大往生をとげたそうです。上写真は英語塾の様子。
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東京へ戻る途中、豪雨の中箱根ターンパイクを走って箱根新道出口近くの「神奈川県立 生命の星・地球博物館」によりました。
箱根にツーリングにいくときよく案内板は視ていたのですが、現在受講している放送大学講座「太陽系の科学」に博物館が紹介されて興味を持ちました。
大変広い博物館で地質関係の展示は優れていると思います。次回はノンビリ視にいきたいです。
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自宅までのドライブは清水次郎長記念館で購入した2代目広沢虎造の清水次郎長伝を聴きながらでした。
小生、浪曲大好きです!
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