視人庵BLOG

古希(70歳)を迎えました。"星望雨読"を目指しています。
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“任那日本府”の謎(ETV特集) ほか

2009-05-29 13:34:26 | 星望★雨読
週末の気になるテレビ番組をふたつほど。

NHK教育 2009年5月31日(日)午後10時~11時29分
ETV特集 「プロジェクトJAPAN」
シリーズ「日本と朝鮮半島2000年」
第2回 “任那日本府”の謎

「任那日本府」の問題は、今なお日韓の間で議論を呼んでいる。『日本書紀』や、19世紀に中国東北部で見つかった『広開土王碑文』の記述などによって、4世紀から6世紀にかけてのおよそ200年間、日本が「任那日本府」を通じて朝鮮半島南部を支配たと長らく考えられてきた。しかし、近年の研究や発掘調査によって、その関係性が見直されている。鉄をめぐる日韓の発掘や、韓国で発見された日本特有の前方後円墳をめぐる調査など、最新の研究成果をもとに、その交流の実像に迫る。

詳細下記サイト参照
http://www.nhk.or.jp/japan/program/prg_090531_3.html

広開土王碑文、数年前鶯谷の書道博物館で開催された中村不折コレクション展で広開土王碑の拓本を視みたことがあります。
http://blog.goo.ne.jp/shijinan/e/c8425c268336eb95868dfedbb4124ea9
 
もうひとつは
「レッドブルエアレース2009」
フジテレビ 5月31日(日) 深夜1時~
http://www.fujitv.co.jp/sports/airrace/airrace2009/index.html

Red Bull Air Race Rio de Janeiro - Top Gun soundtrack

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[宇宙の大発電所]、簡単で難しいパルサー(中性子星)の謎は解けるか?

2009-05-26 18:32:29 | アスメン・星と風のサロン
5月28日(木)星と風のサロン(アスメンの夕べ)は
[宇宙の大発電所]、簡単で難しいパルサー(中性子星)の謎は解けるか?
~パルサー(中性子星)発見の予言から、最新の研究成果まで~
お話:国立天文台 和田智秀さん
です。
この宇宙にある太陽の質量の3倍から8倍くらいの星の最後は、超新星爆発を起こして終わるのですが、その燃え残りとしてパルサー(中性子星)という星が生まれます。
中性子星は太陽と同じくらいの質量ですが、その大きさは半径10kmくらいしかないと考えられている不思議いっぱいの星です。
パルサー(中性子星)存在の予言から最新の研究成果までをご自身の研究をまじえて語っていただきます。

お話いただく和田智秀さんは
国立天文台の天文シミュレーションプロジェクト(Center for Computational Astrophysics )で研究支援員をなされています。
研究分野は高エネルギー天文学、パルサーの磁気圏構造、プラズマN体シミュレーションで、スーパーコンピューターを使うシュミレーション天文学です。

※参考:
和田さんがYOMIURI ONLINEの天文コラム(星空ズームアップ)に書かれたコラム
宇宙の灯台は、なぞの天体(2009年1月13日)
星の赤ちゃん誕生を予測する(2009年4月6日)

会場:星と風のカフェ 18:30~20:30
詳細は下記サイト(星と風のカフェHP)をご覧ください。
http://www2.bbweb-arena.com/hshcafe/index.htm
会費:1500円

※毎月第4木曜日「星と風のサロン(アスメンの夕べ)」は小生も企画にからんでいます。


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ラウル・デュフィの「電気の精」

2009-05-25 19:02:32 | 文化


昨日、三鷹市美術ギャラリーで開催されているラウル・デュフィ展を視にいきました。
デュフィの絵をみると思い出す、ほろ苦い思い出もありますが、展覧会があると視にいってしまいます。
何も考えていないようなラインのタッチと、生まれ故郷のル・アーブルの港の風景が大好きです。

昨日は石亀協子さんのソロバイオリン・ミニコンサートが会場内であり、バッハを聞きながら絵を視てまわることが出来ました。

ある意味、贅沢な空間でした。

会場出口近くに大きさ1mx6mという大きなリトグラフが飾られていました。
「電気の精」です。

1938年、パリ電気供給会社の社長の依頼でパリ万国博覧会電気館のパビリオン「光の館」のホールを飾るために描かれた。縦10メートル、横60メートルの巨大な壁画の1/10のリトグラフです。

画面下にはアリストテレスからエジソンまで、科学の進歩に貢献した110人の科学者たちが描かれています。

絵をみていくと"Royal Socity of London"と書かれていました。(上:左下)

なんということでしょう!?

昨日午前中、録音してあった放送大学総合科目「社会の中の科学」第7回「科学の制度化と専門職業化」という単元を勉強していました。
そこで17世紀中頃ロンドンで設立されたロイアル・ソサエティのことを学びました。
ロイアル・ソサエティは、科学の進歩によって生活を改善すること目指した科学者の組織でした。そして当時の権力にその活動を認められた組織です。

110名の偉大な科学者だけでなく、組織体の名前が書かれていることに、この絵を読み解くさらなる楽しみを得たような気がしました。

P.S.
同じ1938年のニューヨーク万博の"World of Tomorrow"とパリ万国博覧会電気館のラウル・デュフィの「電気の精」。
アメリカとフランス文化の違いが垣間見れるような気がしておもしろいです。
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坐骨神経痛

2009-05-24 05:44:22 | 星望★雨読
数日前の真夏のような日の夜、蒸し暑く掛け布団を足で蹴っ飛ばすように寝て、翌朝目が覚めると、片足がやに冷たい。そして大腿部に痺れを感じました。
あまり経験のないことなので馴染みの整骨院にいくと、坐骨神経痛とのこと(ヘルニヤ?)。
マッサージをしてもらい湿布薬をもらってきました。寝るときは足を冷やさないためアンダータイツをはいて寝なさいとのことでした。
またひとつ老体になったようです(笑)。

P.S.
今月末までのキャンペーンに乗せられて携帯(PHS)をi-Phone3Gに交換しました。
新宿の大型家電で本体は一括購入(ポイントが貯まります)、さらに放送大学学生として学生割引を利用。
主な利用法はDVDに録画した放送大学の授業をi-Tunes経由(1講座45分:約200mb)でインストール、カフェ等で視ることです。
W-ZERO3ES(WILLCOM)に比べると画面が大きいのでとても視やすいです。(老眼対策)

現状ボツボツと使い方を覚えていっていますが、チョット困っているのはGOOGLEカレンダーのデータをうまくインストールできないこと。
マア毎日が日曜日の"星望雨読"環境ですからそんなに重要でないかも?

無料の無線LANが使える駅前のマックに行く機会が増えそうです(笑)。

P.P.S.
という訳で携帯の番号が変わりました。


コメント (4)
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「中近東の星座と神話~中近東の文化で宇宙の謎を解き明かそう~」展

2009-05-23 04:25:21 | 西アジア・中央アジア


三鷹市の中近東文化センターで5月23日から9月23日まで、企画展示として開催されています。
世界天文年2009公認イベント・第1回東京国際科学フェスティバル参加企画です。
夏休み中の子供さん向けの企画ですが、上の写真に載っているイスラムの天文観測儀アストロラーベや、イスラムの星座絵、星や星座をモチーフとした陶器や彫像などが展示されており、解説を読みながら視ると、天文学という最古の学問についてまた新しい発見があります。

この企画展示に関して以下の講演会ほか各種ワークショップが開催されます。詳細は下記サイト(pdfファイル)をご覧ください。
http://www.meccj.or.jp/Images/seizaB3.pdf

6月20日(土) 「エジプト・ナイル星物語」 近藤二郎(早稲田大学教授)
7月18日(土) 「黄道十二星座と神話と美術」 前田たつひこ(平山郁夫シルクロード美術館学芸員)
8月 8日(土) 「黄道十二宮図把手付壺について」 四角隆二(岡山市立オリエント美術館学芸員)
8月 9日(日) 「夏の星座と宇宙」(仮題) 小幡真希・福原菜穂子(星のソムリエ)
8月22日(土) 「アストロラーベを作ってみよう」 足立拓朗(中近東文化センター附属博物館研究員)
9月19日(土) 「古代西アジアの星座」 稲垣肇(MIHO MUSEUM学芸部副部長研究主任)
「アストロラーベを使ってみよう」 足立拓朗(中近東文化センター附属博物館研究員)

※ 6月20日(土)の早稲田大学エジプト学研究所所長近藤二郎さんは、趣味の天文の知識を活かし、古代オリエントの星について研究も行われており、昨年1月から「月刊天文ガイド」に"古代オリエントの天文学"を連載されています。

もうひとつ三鷹ネットワーク大学で、
6月25日(木)、7月1日(水)・2日(木)・11日(土)
財団法人中近東文化センター寄付講座 「中近東の星座と神話 中近東の文化で宇宙の謎を解き明かそう」が開催されます。

6月25日(木)足立拓朗(中近東文化センター)バビロニアの星座と神話
7月1日(水) 伊東昌市 (国立天文台)夏の星座と宇宙
7月2日(木) 足立拓朗 (中近東文化センター)アラビアの星座と伝説
7月11日(土)足立拓朗(中近東文化センター) 中近東の星座と神話~展示解説~
詳細は下記サイトをご覧ください。
https://www.kouza.mitaka-univ.org/kouza/A0952100.php

※ 今回も小生、午後だけですが週2回ほどボランティアガイドをしています。
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