視人庵BLOG

古希(70歳)を迎えました。"星望雨読"を目指しています。
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10月30日(金)のつぶやき

2009-10-31 00:08:10 | 2009ドイツ旅行
03:46 from movatwitter
昨日やっと国立博物館にいけた。若冲に再会。でも目的は


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13:03 from movatwitter
見たかったのはコレ!万国絵図屏風。左中央の円は天動説による日 食の図。


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観光コースでないベルリン―ヨーロッパ現代史の十字路

2009-04-17 10:55:11 | 2009ドイツ旅行
観光コースでないベルリン―ヨーロッパ現代史の十字路
熊谷 徹
高文研

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ドレスデン、ベルリンを訪ねた旅行から戻ってはや一ヶ月。
何か欲求不満の感覚が拭えませんでした。特にベルリンについては・・・・?
もちろんベルリンには3.5日しか滞在せず、それでベルリンを満足しようとするなんてもってのほかですが。

欲求不満の元、それが何だかずっと思っていたのですが、この本を読んで何だか解ったような気がしました。

「今のベルリンで"東ベルリン"の歴史がよく視えない!?」

ドイツを旅したのは3回目です。
最初は1987年頃、当時の西ドイツ、ロマンチック街道をツアーでまわりました。
2回目は1991年、東西ドイツ統合後、亡父の希望でヘルマン・ヘッセの足跡を視てまわるため、シュツットガルトに滞在してレンタカーを借り、ヘッセの生まれ故郷のカルブ、「車輪の下」の神学校があるマルブロンなど近郊の都市を訪れました。
ドイツ語は読める父と、カタコト英語と車の運転しか出来ない小生の珍道中でしたが、今となってはいい思い出です。
そのときのドイツは東西ドイツ統一後のすざましいインフレ状態でした。

今年はベルリンの壁崩壊から20年にあたります。

今回、ベルリンにきて逆に気がつかなかったことは、東ベルリン時代の痕跡の匂いです。

この本を読んで判ったことは、ベルリンもやっと東ドイツ時代の歴史の痕跡を街角に記録すべき作業が始まったということでした。

ドイツ語の出来ない一介の旅行者には、新しさに隠されてしまったそれらの歴史の"痕跡"に気づくことはとても無理でしょう。

小生が高校生の時読んだ、ジョン・ル・カレの傑作スパイ小説「寒い国から帰ってきたスパイ」の初版ハードカヴァー表紙に載っていたブランデルグ門は交通量の多い街中にありました。
主人公のイギリス諜報部員から事務職にまわされたアレック・リーマスが見たブランデルグ門はどんな風だったのでしょうか?

下、旧西ベルリン側から視たブランデルブルグ門


ほかにも先日小生も見に行った映画「ワリキューレ」で初めて撮影が許可された、ヒットラー暗殺首謀者のシュタウフェンベルグが勤務していた「ベントラー・ブロック(旧ドイツ帝国海軍局)」など、今のベルリンであまり思い出したくない歴史の遺跡が数多く紹介されています。

この本、本屋に並んだのは4月にはいってからなので、ドイツに行く前に読むことは出来ませんでした。
次回ベルリンに行く機会があったときは、この本を片手に歩いてみたいと思います。

オペレーション・ワルキューレ 予告編 (日本版・ビデオ用)

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歩く、歩く?

2009-03-20 17:49:28 | 2009ドイツ旅行
左のカードはベルリンのほとんどの博物館、美術館に入場できる3日間有効なパスカード(19ユーロ)。
右はベルリン市内の電車、地下鉄、バス共通の1日乗車券(6.1ユーロ:ABゾーン)
これらを使ってベルリンの博物館、美術館を視て歩いた。
4日目のアウトシュタットはベルリンに来てから行くことを決めたので、前日チケットを購入(片道44ユーロ)。
おいおい視たところは紹介していきたい(多分?)

第1日
ドレスデンから新幹線(ICE)で約2時間半、ベルリン中央駅に昼過ぎ到着。
そのままタクシーでベルリン動物園駅そばのホテルへ。
鞄をおいて絵画館(文化フォーラム内)へ向う

第2日
ペルガモン博物館旧博物館見学。残念ながらエジプト・コレクションは公開されておず、ネフェルテイィティの胸像は見れず。
第3日
ドイツ技術博物館バウハウス展示館見学
第4日
ベルリンから新幹線(ICE)に乗って約1時間、VW(フォルクスワーゲン)の故郷、ヴォルフブルグにあるアウトシュタットを視に行く。

たいして視てないと思われるかもしれないが、どの博物館、美術館も広いのだ。
普段、駅前に買い物に行くくらい(片道1kmくらいか?)しか歩いていない小生にとって、1日6時間以上歩く日が続くなど久しぶりの体験。ベルリンに入った日の夜は両足とも筋肉痛で足が棒状態。それでも2日目以降は大分筋肉痛がとれてきた。
アウトシュタットへいく朝は左足首の腱鞘炎で、ベルリン駅で買ったサポーターをまいて、足を引きずりながら歩いていた。(トホホ・・・)

70過ぎてルーブル美術館にいった父が、館内を見学中「タクシーを呼んでくれ!」と小生に向って叫んだ気持ちは判らなくもない!?(悲)

結構無茶苦茶に食べ、飲んできたが体重は旅行前より落ちていた。
要は普段の運動不足、歩いていないということだけ。

毎日、ちゃんと歩かなきゃナー(悲観的希望)



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帰国しました

2009-03-18 18:24:52 | 2009ドイツ旅行
17日朝、ベルリンを出たときは外気4℃でした。
ウイーンからのオーストリア航空B767は満席でした。
10時間超の飛行時間です。
戻った東京は20℃を越えていました。
チョッと疲れました。

ドイツ鉄道の土産屋で買ったティ・サーバーセットです。
たまに銀座天賞堂の鉄道模型コーナーに並ぶことがあるけど高いです。
小生の懐具合にあった値段だったので買いました。

これで紅茶を飲みながら残りのベルリン話を書きたいと思います。

でも、小生の性格だと,終わったことは反省しないので書かないかも?
コメント (1)
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ペルガモン博物館

2009-03-16 00:31:32 | 2009ドイツ旅行
ベルリンに来た一番の目的はペルガモン博物館を訪ねることでした。
昔、トルコのペルガマ遺跡を訪ねたことがありました。その時はたいした印象はなかったです。

今回、中近東文化センターの特別展「ヘレニズムの華 ペルガモンとシルクロード-発掘者カール=フーマンと平山郁夫のまなざし-」でボランティアガイドをしているので、せっかくペルガモンへの関心が高まったのだから視にいってこようと思って、ベルリン行きを企画した次第です。

ペルガモン博物館、工事中でした。


10時開館直後の様子です。幅約36mの大祭壇です。


ペルガモン博物館にいって一番視たかった光景。
階段を上って下を見下ろすと、どのように視えるのか一番知りかったのです。


ペルガモン大祭壇の復元模型。
再現されているのは全体の三分の一です。
階段上の列柱の間には彫像が並んでいたと想像されます。


大祭壇を取り巻く高さ2.3mのレリーフ。
オリンポス12神一族(ゼウス、アポロン,アテナなど)と巨人族(ガイヤなど)
との戦いの場面が現されています。



個々の彫像のボリュウム感、肉体の表現に圧倒されます。



やはりペルガモン博物館の展示で有名なバビロンのイシュタル門の再現。
1990年前後、イラン・イラク戦争と湾岸戦争の間の短い期間だけイラクへ観光旅行で行けたとき、バビロンの地でこの復元を見たことがあります。
18、19世紀の列強による西アジアの古代文明の発掘という意思、および発掘された遺跡を現地で再現せず、自国に運んできて再現するという展示欲のエネルギーに興味が湧いてきました。
当時の列強の傲慢と一言で片付けてしまえば簡単なのですが、このようにヨーロッパに持ってこなければ現在、残っている可能性は非常にすくないですし・・・・?
富の集中と文化との関係を考えさせられます。


ペルガモン博物館を視に来て、発掘者カール・フーマンの発掘および大祭壇復元の経緯、アレキサンダー大王の東征によるペルガモンとヘレニズムとの関係など、歴史的理解については、小生がボランティアガイドをしている特別展のほうがよく展示されていると思いました。

5月6日まで特別展開催されていますので是非いらしてください(笑)。


中近東文化センター
ヘレニズムの華 ペルガモンとシルクロード
-発掘者カール=フーマンと平山郁夫のまなざし-
2008年11月22日(土)~2009年5月6日(水・祝)

http://www.meccj.or.jp/Pages/pergamon.html


コメント (3)
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