視人庵BLOG

古希(70歳)を迎えました。"星望雨読"を目指しています。
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君が天文学者になる4日間

2006-07-27 05:33:51 | 天文関係

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今、国立天文台で高校生向けの教育プログラム「君が天文学者になる4日間」が進行中です。(7月25日~28日)

「私が知りたい宇宙の謎」という題で、自分がやってみたい天文学の研究、天体観測などをまとめた作文で応募した高校生16人が、国立天文台の50cm望遠鏡での観測や、CCD撮影、データ処理を若手研究者の指導を受けておこなうものです。

小生が昨年大阪大学で参加したスーパーサイエンススクールの国立天文台版といったところでしょうか?

その様子がホームページに随時報告されています。
これを視ていると、昨年の大阪大学で高校生と一緒に小生としては必死に(?)勉強したことを思いだしました。

高校生、がんばっているなあ。昨夜は晴れて望遠鏡で観測が出来てよかったね。

リアルタイムで進行中のことを、このような形で随時みれるのは結構どきどきします。
特にここのところの天候不順で高校生たちが実際に天体観測できるのかと思っていましたので・・・

今日の夕方の成果発表はインターネットTVで中継されるようです。

天文学者になりたい優秀な高校生の青田買いのプログラムでしょうけど、同じ目的をもった高校生同士でほとんど寝ないで(これが結構大事かも!)勉強することは、いい人生経験になると思います。

さらに国立天文台ではこんなプログラムまでやっているのですよ!!

高校生がすばるで観測-すばるマカリィ・スクール-

羨ましい!!

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放送大学講座「進化する宇宙」

2006-07-24 19:44:58 | 放送大学
今年の4月から放送大学の講座「進化する宇宙」を科目履修してました。
受講のきっかけは昨年から,ぐんま天文台で天体観望をはじめて、すこし体系的に天文学の勉強をしたいと思ったことでした。最初は放送大学の講座をDVD等に録画録音していました。でも夕食時ビールを飲みながら視ていたのでは頭にはいりません。
そこでテスト的に1科目だけ履修してみました。
履修科目は昨年DVD録画したとき、たまたま入手できなかった教科書の科目を選んだという、いいかげんさです。
これが後から響いてきました。
履修した「進化する宇宙」は専門科目です。ということは一般科目の「宇宙とその歴史」を勉強してから履修する科目だったのです。

まず教科書が送られてきてみてビックリ!数式が一杯ならんでいます。
さてどこまで理解すればよいのやら解らぬまま6週がすぎたころ、添削問題が送られてきました。
その問題を視て、この講座で要求されているレベルが見えてきました。
数式は式で解くというよりは、式の意味を理解しているかどうかのレベルのようです。
さらに"進化する宇宙"でブログを検索すると試験問題の傾向情報も手にはいりました。
出そうな問題の予想もたてられ、すこし安心しました。

試験直前は放送番組をW-ZERO3に入れて出勤前、駅前の喫茶店で視てました。
家で勉強するよりはなぜか頭にはいったようです。

そして昨日受験してきました。
若い人から小生より先輩の方も受験しています。
こんなまともな試験を受けるのは、10数年ぶりです。
席につくと結構緊張している自分がいました。
教科書は持込可です。試験時間は50分。

試験開始!
問題用紙が配られて問題を見る。
問題は全部で10問、1問に5つの設問文があり、そのなかから間違っている設問文を選ぶものです。

しかし? 予想してた問題がでてないじゃないか!
頭に血が上り、どこから手をつけたらよいか、判断に迷うこと10分。
ようやく問題1問を片付け、次の問題にむかいます。
ひたすら間違っていそうだと思う設問文に目星をつけ、教科書をひらいて確認。
そういう作業で解いていきました。

時間いっぱいねばって会場を後にしました。

9月中旬に結果が送られてくるとのことです。
さて結果はどうでしょう?

P.S.
8月、集中面接授業を2科目履修予定です。
実習授業なので結構期待しています。

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盆踊り

2006-07-22 21:00:00 | Weblog
地元の小学校でおこなわれた盆踊り大会を覗いてきました。
小生が50年前に入学し卒業した小学校ですが、
こんな機会でもないと校内に入れませんからね、最近は。

校舎は勿論建て替わり、なんと!校歌も変わっていました。
でも、校庭の一部には在校生当時の面影がまだ残っていました。
小生が卒業した翌年完成したプールはまだそのままでした。
中学生になってから泳ぎにいった記憶が蘇ります。

都内の公立小学校ですが、
入学した時は校舎の周りはほとんど畑だったのが、
卒業の頃には住宅地になっていました。

PTA会長に話を聞くと現在全学年で16クラス、1クラス40人定員とのことです。
小生の頃は1年時は教室が足りなくて午前の部と午後の部の2部授業、1学年5クラス、1クラス55~60人くらいだったような気がします。

最近は入学する子供の数が増えてきているとのこと。
理由を聞くと、学区域外からの入学が可能になったので、
父兄が地元の良い小学校を選ぶようになったからとのことでした。

公立といえども競争原理が導入されてきているのですね。

校内は在校生や中学生、そして父兄が模擬店を囲んでにぎやかでした。
久しぶりにこんなにたくさんの子供を見たような気がします。

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業務連絡

2006-07-17 09:41:22 | Weblog

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講演会「ユダの福音書」の謎を追う

2006-07-16 17:31:14 | 文化
13日、ナショナルジオグラフィック主催の講演会にいってきました。
講演者は「ユダの福音書(エヴァンゲリオン)」の復元,解読チームに加わっていたチャップマン大学のマービン・マイヤー氏です。
講演自体は下記の本や、ナショナルジオグラフィク・チャンネルの特別番組の内容を話されただけで目新しいことはありませんでした。
NATIONAL GEOGRAPHIC (ナショナル ジオグラフィック) 日本版 2006年 05月号 [雑誌]

日経BP出版センター

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「ユダの福音書」発見の話題は、個人的には紀元前後の地中海世界の宗教のなかから、キリスト教がミトラス教などより、抜きん出て広まっていったことについて、たとえば「レバノンの白い山―古代地中海の神々」などの本を再読するきっかけとなりました。
下の本では、新約聖書の福音書のマタイとルカ伝にある、イエスの、カナンの女の病気なおしの逸話の背景にある、イエスの論争の相手は誰であるか、を鋭く考察していると思います。(参照
レバノンの白い山―古代地中海の神々

未来社

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さて講演会で興味深かったのは質問コーナーでした。
質問者の質問がとても長い!何を質問しているのか判らなくなる位長い!
小生みたいな、クリスマスとバレンタインデーだけはキリスト教徒になる人と違い、
信者としての立場から、「信じる」ことが第一義であるなかでの疑問,質問ですから自分の立場をきっちり説明する必要にかられるのでしょう。
でも、その質問時間の長さが、キリスト教世界における「ユダの福音書」出現の衝撃の大きさを表しているのかもしれません。
科学の世界ではひとつの新しい発見が、それまでの原理原則をヒックリ返すなどといこうとは、日常茶飯事で当然と受け止めますが信仰の世界はそうはいきませんからね。
最後に通訳の女性がこの長い長い質問(10分以上)をちゃんと通訳してるのは,プロとはいえ凄かったです。

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