ほとんどスポーツを視ない小生にとって、4年前のアテネ・オリンピックからハマッテしまったのが全日本女子バレー。今回の
最終予選も見続けている。そして昨日5戦全勝で北京出場をきめた。
スポーツは結果がすべて。「おめでとう」と素直に言いたい。
後は北京でメダルが獲れるか?
4年前のアテネのようなマスコミの過剰な報道もないし、ファンの期待感も冷静化しているので、逆に期待できるかも?
出場が決まった瞬間の選手や監督の表情の冷静さが、北京での大変な戦いを意識させた。
4年前、アテネで対中国戦敗北の後、小生が
ブログ(このブログではない)に書いたコメントを読み返す。(下記)
4年間という時間の長さを感じるのみ。小生の環境も大きく変わる位だし、アスリートが4年毎のオリンピックに連続出場するということはつくづく大変なことだと思う。団体競技でチームの戦力を維持・向上していくことは特に最近の日本人にとっては不得手のことだろう。
ともあれ今回の出場メンバーにオリンピック出場経験者が12名中7名もいるというは頼もしい。(アテネの時は2名だった)
私の夏は終わりました [返信]
[1] HP管理人 [PC] 2004/08/28(土) 18:44 [削除]
金メダルラッシュに沸いたオリンピックで慢性睡眠不足に陥っている人も多いかと思います。
小生は5月の最終予選以来、にわかバレーボールファンとなり柳本ジャパンの動向に一喜一憂していました。
それも24日の対中国戦で終わってしまいましたけど。
毎日、アテネでのオリンピック報道に女子バレー選手が露出するのをみると、世界ランキング7位でしかないチームへの金メダル奪取の期待の大きさにおどろかせられ、かわいそうな気もしました。
そして予想どうりの苦戦とチーム内部分裂の噂。
しかしながら最後に負けたとはいえ対中国戦でみせたチームの出せる力を、すべて出し切った試合を見れた充実感に浸る事ができました。
柳本ジャパンは試合以上に選手、スタッフ、マスコミの加熱報道ぶり、4年も続けばある種歴史的価値を持つ2ch情報、ファンによるブログサイトの存在、スポーツにおけるデータビジネス、日本人の女子バレー嗜好等々、すべてが関心の対象となりました。
特に試合の内容もですが、選手およびスタッフの魅力。
リストラ経験豊富(?)な監督のおっさん、稼業の銭湯を奥さんに任せてきたコーチ、2度のオリンピック経験を持ちながら社会人入学で大学生をしていたマネージャー。
日本一の実力を持ちながらその強烈な個性のため誰も御せない(今でも監督も御せない?)昨年引退をきめていた「負け犬の鑑」吉原キャプテン、
柳本監督でなければ決して招聘しなかったであろう、一癖も二癖もある選手達そして現役高校生と、バラエティあふれる人生を背負った魅力のある人たちが集まったチームでした。
浪花節調ですが泣けるチームだったんです。
近年これほどのめり込んだ対象はありませんでした。
私の夏は終わりました。(大袈裟か)
[2] 勝利に理由はなくとも、敗北にはまちがいなく理由がある。
視人庵住人 [PC] 2004/09/11(土) 22:38 [削除]
オリンピックが終わって二週間あまり、そろそろ各競技の勝因、敗因を総括する記事が雑誌に出てくるようになりました。
バレーボールに関しては今週ふたつ出ていました。
SPORTS Yeah! No101(角川書店) 柳本昌一「勝利と誤算」松瀬学=文 P41
Sports Graphic Number PLUS(文芸春秋社) [独占インタビュー2]吉原知子「同じ過ちは繰り返さないで欲しい」 吉井妙子=文 P75
「勝利に理由はなくとも、敗北にはまちがいなく理由がある。」という言葉は沢木耕太郎の文にあるのですが、次に勝利を得るためにまさにそれを探しにいく必要があると思います。
当事者の敗北への思いは大事だと思います。
御一読いただければと思います。