視人庵BLOG

古希(70歳)を迎えました。"星望雨読"を目指しています。
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紫キャベツでPHを測る!?

2007-05-31 04:52:20 | 星望★雨読
地元のNPO法人が主催している「大人もワクワクおもしろ科学教室」に参加している。参加者は15人くらいか?中年の女性が多かった。教職関係かな?
第1回は「酸・アルカリの実験」
家庭内に身近にある食べ物や洗浄剤のPHを、紫キャベツの絞り汁(!?)を試薬にして調べる実験。紫キャベツに含まれるアントシアニンを抽出した液が酸・アルカリに反応すると変色する性質を利用したものである。最近小学校でさかんに行われている実験だそうで、小生の時代だとリトマス試験紙だけだったかな?もちろん今回紫キャベツだけでなくリトマス試験紙でもPHを確認した。


左から2番目の試験管の色が紫キャベツ試液本来の色(中性・PH7)、酸性が強いと赤くなり、アルカリ性が強いと青緑になる。

調べたもの。左から
1  ビール
2  バブ (PH7 中性)
3  ドメスト
4  草木灰
5  ポカリスエット
6  石鹸水
7  サンホール
8  パイプマン
9  CCレモン
10 レモン汁
11 重曹
12 酢

酸、アルカリによって色が綺麗に変わるのが面白かったが、トイレ洗浄剤やパイプ洗浄剤など結構強アルカリ性、強酸性の商品が家庭内に身近にあることも実感した次第。
単独での使用は問題ないが、複合されて使用されたときは危険な場面もあることを実感した。
主催者によると、最近こういう公開実験を行うために、薬品を購入しようとしてもなかなか薬局で売ってくれないそうだ。時代を感じる話である。
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若沖展 相国寺

2007-05-28 12:56:49 | 伊藤若冲
伊藤若沖が相国寺に寄進した動植綵絵30幅と釈迦三尊像3幅が相国寺の美術館で6月3日まで公開されている。先週このことを新聞で知って、慌てて今朝東京をたって9時半前に相国寺についたがすでに30分待ち。
動植綵絵は昨年皇居で展示時期をわけて展示されているの視てはいるが、こうして一同にかいして視るとホント壮観である。
いままで見損なっていた作品もありこういう機会はまずないだろう。しかし凄い混みよう!!
帰りはいつものごとく、若沖ゆかりの錦市場にいき前回は食べ損なった八百屋「かね松」の野菜弁当を食べる予定。これも1時間待ちで、新京極のマックで今これを書いている。
暑くなく寒くなく京都はホント観光シーズン。前のテーブルには修学旅行生らしい女学生が談笑している。
これで明日からの面接授業がなければもう少し京都にいるのだが....
相国寺で試しに放送大学の学生証を出したら学生料金で入れた。学生証有効活用しなくちゃ!

P.S.
一時間待ちで食した「かね松」の野菜のみの食事、豆腐のつみれ焼きがメインです。湯葉こんにゃくが美味でした。



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軽井沢MTG. 2

2007-05-27 18:56:47 | ロードスター
1990年に初期型ロードスターを購入して以来、2003年に事故で一度廃車にしたが、やはり次の車も1993年式の初期型を乗り続けている。考えてみると17年間も同じ初期型を乗り続けている訳だ。1990年に生まれた子は高校2年生だよな。
なんでそんなに長く乗り続けているかというと2つ要因があると思う。
1)初期型ロードスターはファミリアをベースに開発された二人乗りのオープンカーだが、1.6リッターのエンジンの載せて1トンを切る車重で、同じ位の価格で、このような本格的ライトウエイトスポーツカーを現在の安全基準では商品化出来ないこと。あのオープンエアドライブ感覚を味合うためには、この車を維持しざるを得ない訳。
2)1999年に入会したロードスター・オーナーズ・クラブ、Over Forty'sの存在。
最初は古い車を維持するための情報収集の場という意識であったが、そこで知り合ったクラブメンバーや軽井沢MTG.等のイベントを通じて全国のロードスター・オーナーと知り合えたことで新しい世界が開けてきたこと。

久しぶりにトノーカバーをつけて一人乗りとし、リヤキャリアには革鞄をの載せた。ドライバーズシートに身を沈めると、気分はもう1950年代の南ヨーロッパの山岳レースに出場するレーシングドライバー。モトリタのステアリングに腕のクロノグラフがよく似合う。
今日、軽井沢MTG.の帰りにこのスタイルで碓井峠を下ってきた。気分よかった!!
まさに自己陶酔の世界。オマエ馬鹿っーか?
コメント (4)
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軽井沢MTG.

2007-05-27 08:29:54 | ロードスター
ロードスター最大のミーテング、軽井沢MTG.の会場にきています。今日はとても天気がよいので参加車両は軽く1000台をこえそうです。10時開会なのですが第1駐車場はそろそろ満杯です。
ここで1年1回会う仲間との懇談がたのしみです。
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オランダの光

2007-05-21 20:15:16 | 映画・テレビ他
オランダの光

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フェルメールに関連した映画といえば「真珠の耳飾りの少女」が有名だが「フェルメールの世界―17世紀オランダ風俗画家の軌跡(日本放送出版協会)」の著者小林頼子氏が、ある講演会でフェルメールをさらに味わうためにと紹介したドキュメンタリー「オランダの光 」は是非視たいと思っていた。
先日久しぶりにレンタルビデオ屋にいったところこの作品がおいてあり早速借りて観た。
イントロがヨセフ・ボイスのコメントから始まるのには驚いた。(そのコメントが「オランダの光」の独自性を解く鍵だと最後にわかるのだが)
オランダは10年前、レバノンからの帰りにアムステルダムに立ち寄ったことがある。美術館でレンブラントやフェルメール、ゴッホなどを見てきたが、田園地帯には行けなったので風景画のようなオランダの光は味わうことはできなかった。
ただレバノンの強烈な日差しとは違う、包み込むよむようなやさしい日差しを街中で感じていた。
そしてゴッホ美術館でみたアルルの絵はまさに砂漠の日差しのようだったことを思いだす。

真珠の耳飾りの少女 通常版

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フェルメールの世界―17世紀オランダ風俗画家の軌跡

日本放送出版協会

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最近、映画やDVDを視て、ワンカットでもワンフレーズでも記憶に残るシーンがあればそれで「良し」と思うようになった。
このドキュメンタリーでは、隙間から木漏れ日がはいるように出来た窓扉が、鍵がかかってないので風でゆらゆらゆれて、隙間から白い光が差し込んでくるカットが心を捉えた。あの光がすべてだ。


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