視人庵BLOG

古希(70歳)を迎えました。"星望雨読"を目指しています。
TwitterID @seibou_udoku

チャッピー・・・・・

2007-12-30 17:15:01 | 猫、猫・・・


チャッピーが亡くなりました。
2000年10月に我が家に来て以来、いつも僕に元気を与えてくれて有難う。

合掌


(我が家に来た日のチャッピー)
コメント (2)
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酸素のはなし―生物を育んできた気体の謎

2007-12-30 07:12:20 | 読書
酸素のはなし―生物を育んできた気体の謎 (中公新書 1925)
三村 芳和
中央公論新社

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正月にでも読もうと買った本でしたが、あまりに面白いので紹介します。
宇宙創世から酸素原子の誕生、地球上での生命の誕生、酸素を使う生命体への変貌から人はなぜ走ると息が切れるのかまで、「酸素」を切り口にして最新の自然科学の枠組みを知ることが出来ると思います。

たとえば・・・・
 生命が生きるために酸素は絶対不可欠が常識だと思うが、今から35億年前、現在確認されている最初の生命体が誕生してから27億年前まで、生命体は酸素を必要としないで、いや酸素の毒を避けるように生きてきた。
それが光合成という手段を手に入れることによって海中から地上へ出てくることができた。・・・・

専門用語の羅列という傾向もあるので、興味ある章から読んでいくのがよろしいと思います。

第1章 山を登るとどうして息がきれるのか
第2章 酸素がない所でどうやって生きるのか
第3章 酸素元素はどこからやってきたのか
第4章 エネルギーをつくるのに酸素はどういう役割をするのか
第5章 低酸素をどう生き抜いたのか
第6章 酸素濃度はどう変わったのか
第7章 酸素の毒性にどうやって対抗するのか
第8章 酸素は病気にどう関わるのか

さらに生命体誕生のころを知るには下の本がお勧めです。

生命 最初の30億年―地球に刻まれた進化の足跡
アンドルー・H. ノール,Andrew H. Knoll,斉藤 隆央
紀伊國屋書店

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東京新聞 本音のコラム より (2007/12/27)

2007-12-28 14:54:55 | 星望★雨読
偽装告発の反撃  倉田真由美

二〇〇七年を表す漢字が「偽」。特に食品偽装の問題が大きく取り上げられた年だったが、先日とある番組で共演した作家がこんな話をしていた。「食品偽装なんて、最近始まったことじゃない。昔からあっただろうし、今までは露見しなかっただけ。発覚するようになったのは、非正社員が増えて会社への忠誠心を持ちにくくなったことが大きいでしょう」
さらに彼は、偽装について「由々しき問題だ」と渋面をつくるコメンテーターが多い中、「僕らが子供のころは、もっとひどいものを食べさせられていましたした」と、鷹揚だった。問題を起こした対象に対し、ひたすら強く非難するのが最近の風潮だが、こういう意見は面白い。
実際、私も「そんなに大騒ぎするほどのことかな」と思っていたので、共感できる部分が多かった。シューマイの原材料で玉葱が貝柱より多かろうが少なかろうが、どうでもいいとしか思えない。非を許さずどんどん神経質になっていく、この国の行く末が不安だ。
重要なのは、作家の指摘にもあった、非正社員が増えたことによる問題のほうだ。内部告発は、会社に労働力を吸い上げられ、保障という形で守られない者の反撃ともいえる。会社と雇用者、お互いを信頼できない現状は決して美しいものではない。賞味期限うんぬんより、人材を使い捨てする会社の姿勢こそ、改善してほしいものである。
(漫画家)



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「ハゲタカ」と聖歌

2007-12-26 06:29:39 | 星望★雨読
クリスマス・イブ

午後、前々から友人に薦められていたドラマ「ハゲタカ」の再放送を視る。
昨年話題の企業買収を舞台に非常はテンポのよいストーリーが展開する。
出演している役者もいい。栗山千明が若い割りに好演している。
最終話のキーマンであるたたき上げの職人技術者の台詞が考えさせる。

「職人はその技術を求めている人、会社、国があればどこへでもいく」

夜は地元の教会に久しぶりに聖歌を聴きにいった。
信者の方々で構成された聖歌隊の合唱を聴く。
一夜だけのキリスト教徒だ。



講話で村上龍の「希望の国のエクソダス」のタイトルに触れていた。
7年前くらいの本だから主人公の中学2年生は今大学3,4年か?
「エクソダス」と聞いて昨今のメジャー・リーグ移籍を思い出した。

帰り際、出口に並んだ聖歌隊の1人の女性から声をかけられた。
どなたか判らず、小生がいぶかしがっていると、亡父の名前が出てきた。
父が入所していた特別養護施設で大変お世話になった職員の方だった。
父が亡くなってもう5年になる。施設にお世話になっていた期間は3年くらいか?
よく名前と顔を覚えていただいていたものである。
謝意を表して教会を後にした。空には満月と火星が輝いていた。

ほとんど過去を振り返らない(過去を忘れる)能天気な性格の小生にとっては、これがクリスマス・プレゼントかと思い、
父が入所していたころのことを思いだしながらイブの夜を過ごした。


希望の国のエクソダス (文春文庫)
村上 龍
文藝春秋

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Merry Christmas !

2007-12-24 02:59:50 | 星望★雨読


上の画像をクリックして素敵なクリスマスソングとゲームを楽しんでください。
クリスマスは毎年このサイトを紹介しているけど、今年も更に楽しくなっていますね!

「サンタさん追跡」にはGoogle Earth が必要です。

P.S.
今夜は一日だけキリスト教徒になって地元の教会に聖歌を聴きに行ってきます。
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