カーラジオを"ON"した途端、LED ZEPPELIN の STAIRWAY TO HEVEN が流れてきました。
この曲を聴くと、いつもあるテレビドキュメンタリーの映像が脳裏に浮かんでくるのです。
「カメラマン サワダの戦争~5万カットのネガは何を語るか」(NHK)。
1982年の放送ですからもう20年以上前の番組です。
1970年、34歳の若さでカンボジア国境で何者かに狙撃されて亡くなったピュリッツァ賞受賞の報道カメラマン、沢田教一の生き様を彼の残した5万カットのネガから追ったドキュメンタリーでした。
彼が発表した写真の前後の撮影されたネガカットの映像を追うことで、彼の戦場での被写体への心境を推測していく手法はとても斬新でした。
「ストリンガー」という言葉が一カット何ドルかで通信社に買ってもらうフリーの戦場カメラマンのことだということもこの番組で知りました。
沢田教一はUPIの現地契約のカメラマンでしたが、将来どうしても本社契約のカメラマンになりたいという思いを語っていました。
どうしても超えられなかった人種の壁への苦悩が推測されました。
そこに彼のベトナム戦争への眼差しがあったと思います。
そしてこの番組のBGMに使われていたのが LED ZEPPELIN の曲でした。
STAIRWAY TO HEVEN は 番組のエピローグに静かに流れていました。
忘れられない曲、映像です。
moondailさんが書かれているように、確かにテレビドキュメンタリーの秀作だと思います。
先日、東大安田講堂という奇抜なところでプレスリリースがあったガンダムシードの後番組、BLOOD+の元になった短編アニメ「BLOOD THE LAST VAMPIRE」はベトナム戦争当時の横田基地内を、物語の背景にして「日本の中の日本でない世界で、日本人が主体的に関われない戦争」について描いていました。
当日のゲスト、押井監督は「なぜ戦争に僕らは惹きつけられるか?」について、「クリエーターはどう戦争と向き合わなければいけないか」について、”饒舌に熱く”語っていましたが、
今私はポール・ハードキャスルの19「ナインテーン」を久しぶりに聞きながら、ジャングル・クルーズにうってつけの日―ヴェトナム戦争の文化とイメージ 生井 英考 (著) を読み返したいと思います。
~ベトナム戦争当時より、”もっともっと”深く私たちが主体的に戦争に関わる時代になつた今~
この曲を聴くと、いつもあるテレビドキュメンタリーの映像が脳裏に浮かんでくるのです。
「カメラマン サワダの戦争~5万カットのネガは何を語るか」(NHK)。
1982年の放送ですからもう20年以上前の番組です。
1970年、34歳の若さでカンボジア国境で何者かに狙撃されて亡くなったピュリッツァ賞受賞の報道カメラマン、沢田教一の生き様を彼の残した5万カットのネガから追ったドキュメンタリーでした。
彼が発表した写真の前後の撮影されたネガカットの映像を追うことで、彼の戦場での被写体への心境を推測していく手法はとても斬新でした。
「ストリンガー」という言葉が一カット何ドルかで通信社に買ってもらうフリーの戦場カメラマンのことだということもこの番組で知りました。
沢田教一はUPIの現地契約のカメラマンでしたが、将来どうしても本社契約のカメラマンになりたいという思いを語っていました。
どうしても超えられなかった人種の壁への苦悩が推測されました。
そこに彼のベトナム戦争への眼差しがあったと思います。
そしてこの番組のBGMに使われていたのが LED ZEPPELIN の曲でした。
STAIRWAY TO HEVEN は 番組のエピローグに静かに流れていました。
忘れられない曲、映像です。
moondailさんが書かれているように、確かにテレビドキュメンタリーの秀作だと思います。
先日、東大安田講堂という奇抜なところでプレスリリースがあったガンダムシードの後番組、BLOOD+の元になった短編アニメ「BLOOD THE LAST VAMPIRE」はベトナム戦争当時の横田基地内を、物語の背景にして「日本の中の日本でない世界で、日本人が主体的に関われない戦争」について描いていました。
当日のゲスト、押井監督は「なぜ戦争に僕らは惹きつけられるか?」について、「クリエーターはどう戦争と向き合わなければいけないか」について、”饒舌に熱く”語っていましたが、
今私はポール・ハードキャスルの19「ナインテーン」を久しぶりに聞きながら、ジャングル・クルーズにうってつけの日―ヴェトナム戦争の文化とイメージ 生井 英考 (著) を読み返したいと思います。
~ベトナム戦争当時より、”もっともっと”深く私たちが主体的に戦争に関わる時代になつた今~