1月28日、国立天文台三鷹キャンパスの定例観望会にいってきました。今回の観望天体はオリオン大星雲(M42)です。
当日は月齢28で、北風が吹いて非常に寒いから晴れという状況で、まあ東京での観望としては良いほうなのかな?
事前予約はいらなくて18時30分~19時30分の受付時間内に天文台に行けば観望させてくれます。
受付を済ますと1グループ15~20人くらいにわけられます。そして2グループまとまって講義室でレクチャーを受けます。
今回は星雲の話から星の一生へ、そして星を構成する原子の話まで。
本物のりんごを切りきざんでの分子の大きさを説明する連続写真には、若い解説員(女性)のかたの努力が見えて微笑ましくなりました。
大体20分くらいのレクチャーでしょうか?終了すると1グループづつ50cm望遠鏡のあるドームに大学院生が案内してくれます。
望遠鏡を覗けるのはひとりひとりですから、順番がくるまでドームの外でまっています。
その間、天文台の先生が今見えている星座や星について説明してくれます。
シリウス、オリオン座、北極星、カシオペア、火星、土星等々、冬の星空です。
でも空が如何せん明るすぎる!3等星がやっと見えるくらいです。
まさに光害です。
20年くらい前まで東京でも冬の空を見上げればペテルギウスやシリウスがギラギラと輝いていました。
勿論、林間学校でいった尾瀬の真っ黒な空に流れる天の川が見える星空にはかないませんが。
多分見学者は全体で200人くらいはいたのでないでしょうか?
親子連れも多かったけど、やはり目に付いたのは中高年でした。星空の美しさを知っている世代でしょう。
この空を子供達に見せて、これが星空だと思われると思うとなんだか悲しくなりました。
子供達にはぜひ林間学校や海浜学校で星空のすばらしさを体験してもらいたい。そういう学校教育をしてもらいたい。その体験から、この便利な世界を得たことで、失われてしまったものへの洞察が出来るようになると思います。
肝心のM42はボヤッと見えました。これは東京でみてもぐんまでみても変りないでしょう。
観望の帰りに大学院生有志がやっている天塾(あまのじゅく)のセミナーを聴講しました。テーマは「ガンマ線バースト~星の死と誕生の瞬間を捉える~」。
難しくて良く解らなったけど講演者の熱意は伝わりました。一番興味をもったのはHETE-2衛星の打ち上げ法。ロッキード・トライスターを改造した母機からペガサスロケットを発射して打ち上げるムービーには惹かれました。
星空の美しさを知っているおじーちゃんおばーちゃん世代は、お孫さんを連れて夏休みでも冬休みでも星空が美しい場所に行って、星空のすばらしさをお孫さんに伝える義務がありそうです。
帰りのバス停での10分間の待ちは本当に寒かった!
当日は月齢28で、北風が吹いて非常に寒いから晴れという状況で、まあ東京での観望としては良いほうなのかな?
事前予約はいらなくて18時30分~19時30分の受付時間内に天文台に行けば観望させてくれます。
受付を済ますと1グループ15~20人くらいにわけられます。そして2グループまとまって講義室でレクチャーを受けます。
今回は星雲の話から星の一生へ、そして星を構成する原子の話まで。
本物のりんごを切りきざんでの分子の大きさを説明する連続写真には、若い解説員(女性)のかたの努力が見えて微笑ましくなりました。
大体20分くらいのレクチャーでしょうか?終了すると1グループづつ50cm望遠鏡のあるドームに大学院生が案内してくれます。
望遠鏡を覗けるのはひとりひとりですから、順番がくるまでドームの外でまっています。
その間、天文台の先生が今見えている星座や星について説明してくれます。
シリウス、オリオン座、北極星、カシオペア、火星、土星等々、冬の星空です。
でも空が如何せん明るすぎる!3等星がやっと見えるくらいです。
まさに光害です。
20年くらい前まで東京でも冬の空を見上げればペテルギウスやシリウスがギラギラと輝いていました。
勿論、林間学校でいった尾瀬の真っ黒な空に流れる天の川が見える星空にはかないませんが。
多分見学者は全体で200人くらいはいたのでないでしょうか?
親子連れも多かったけど、やはり目に付いたのは中高年でした。星空の美しさを知っている世代でしょう。
この空を子供達に見せて、これが星空だと思われると思うとなんだか悲しくなりました。
子供達にはぜひ林間学校や海浜学校で星空のすばらしさを体験してもらいたい。そういう学校教育をしてもらいたい。その体験から、この便利な世界を得たことで、失われてしまったものへの洞察が出来るようになると思います。
肝心のM42はボヤッと見えました。これは東京でみてもぐんまでみても変りないでしょう。
観望の帰りに大学院生有志がやっている天塾(あまのじゅく)のセミナーを聴講しました。テーマは「ガンマ線バースト~星の死と誕生の瞬間を捉える~」。
難しくて良く解らなったけど講演者の熱意は伝わりました。一番興味をもったのはHETE-2衛星の打ち上げ法。ロッキード・トライスターを改造した母機からペガサスロケットを発射して打ち上げるムービーには惹かれました。
星空の美しさを知っているおじーちゃんおばーちゃん世代は、お孫さんを連れて夏休みでも冬休みでも星空が美しい場所に行って、星空のすばらしさをお孫さんに伝える義務がありそうです。
帰りのバス停での10分間の待ちは本当に寒かった!