視人庵BLOG

古希(70歳)を迎えました。"星望雨読"を目指しています。
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日経サイエンス

2010-05-09 07:40:13 | 読書


日経サイエンス」は本屋で立ち読みしないで、唯一(笑)購入することが多い雑誌です。
マア、立ち読みで理解出来るレベルの雑誌でないことは確かですよね?
でも、本屋で普通に買うと一冊1400円。高いなァ!!
「Newton」は立ち読み多いなァ(笑)。
 
それを来月号からの定期購読にしました。
放送大学の学生証で学生割引がきいたこと、学割定期購読で一冊830円になります。570円引きです。(12冊で9,960円)

そしてもうひとつ大きな理由は、定期購読対象者にたいして「日経サイエンス DVD-ROM版 記事データベース 2005-2009年」定価23,100円が半額の11550円で購入出来るキャンペーン中だったのです。
(5年(2005-2009)X12冊=60冊 192.5円/1冊)

「日経サイエンス」のバックナンバーは区の図書館でも閲覧出来るのですが、直近の図書館には置いてなくセンター図書館に読みにいくか取り寄せてもらうより手がありませんでした。コピーするにしても図書館にはカラーコピー機がない(泣)。
古本屋でバックナンバーを見つけたとき要チェック雑誌のひとつです。

さてこのDVD-ROMですが、17インチモニターのノートPCで見開きで読んでいます。
PDFファイルをフルスクリーンモードでです。少々文字ポイントが小さいですが、マア老眼の小生でも問題ないです(笑)。


日経サイエンス DVD-ROM版 記事データベース2005~2009

日本経済新聞出版社

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と、ここまで書いて、やっぱり小生、年金生活者だなァ(苦笑)。

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オランダ風説書―「鎖国」日本に語られた「世界」

2010-04-30 20:06:18 | 読書
オランダ風説書―「鎖国」日本に語られた「世界」 (中公新書)
松方 冬子
中央公論新社

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4月29日、「オランダ風説書―『鎖国』日本に語られた『世界』―」の著者松方冬子さんの講演を渋谷の「たばこと塩の博物館」に聴きにいきました。

現在「たばこと塩の博物館」では日蘭通商400周年記念展「阿蘭陀とNIPPON~レンブラントからシーボルトまで~(~7/2)」を開催しています。この講演は企画展の関連イベントです。

日本人の海外渡航を禁じていた江戸時代、オランダ東インド会社によって派遣された貿易船の船員がもたらした西欧および世界の情報を、応対した長崎通詞によってまとめられたオランダ風説書(ふうせつがき)についての講演です。
オランダ風説書は江戸時代200年以上にわたって江戸幕府に定期的に届けられました。鎖国日本においても江戸幕府は常に世界情勢について関心をもっていた証です。
オランダ風説書によって江戸幕府に世界の情勢がどのように伝えられたか、伝えられなかったかがお話の中心でしたが、小生の関心はオランダ東インド会社についてどんなお話が聴けるかでした。

小生がボランティアをしている中近東文化センターで開催されている企画展「海を渡ったペルシア陶器 ~17世紀中国・日本・イランの陶磁器貿易~(~6/20)」のキーワードのひとつが実はオランダ東インド会社なのです。

オランダ東インド会社は17世紀初頭成立した世界最初の株式会社で、ポルトガルやスペインのように貿易の目的の中に"布教"が入っていない純粋に営利目的な会社でした。
17世紀中頃、中国の明朝から清朝に移行する混乱期に、中国からの陶磁器の安定貿易が出来なくなったオランダ東インド会社が目をつけたのが、ペルシア陶器と生産されはじめたばかりの日本の磁器でした。

「海を渡ったペルシア陶器 ~17世紀中国・日本・イランの陶磁器貿易~」展ではこの時代のペルシア陶器や景徳鎮や日本の有田が比較できるように展示されています。
その中にはオランダ東インド会社のマーク(VOC)が書かれた大皿やアラビア語の言葉がかかれた中国陶器なども出展されています。

「たばこと塩の博物館」の「阿蘭陀とNIPPON」展にも、同様のオランダ東インド会社の注文で作られた磁器が展示されていました。
この二つの展覧会は、一枚の大皿から17世紀の世界情勢を読み解く旅に出発できると思います。

松方氏の講演でオランダおよびオランダ東インド会社の「性格」が少し判ったような気がします。
17世紀オランダ全盛時代、経済的に厳しかったイギリスが発行した国債を、近視眼的利潤追求のため購入したことにより、その資金でイギリスが産業革命を成功させヨーロッパの覇者となってしまい、オランダの没落が始まったという見解は現代にも通ずる示唆を含んだ話だと思いました。
イギリスとの覇権争いに敗れて1799年、オランダ東インド会社は解散しました。それにもかかわらずオランダ船は長崎出島に入港、オランダ風説書は数は少ないですが作られていきました。ミステリーです。


 帰り「たばこと塩の博物館」ならびのAPPLE STOREでMACのカタログを要求したら店員に「一切紙のカタログは置いていません。WEBでご覧ください」と返答され、少々凹んで帰宅しました(笑)。


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昨日は少々寒気がしたので

2009-12-21 09:04:41 | 読書
予定していた外出をとりやめ家で読書三昧、ヴィデオ(テレビ)三昧となった。


中近東文化センターのボランティアガイドで円筒印章の体験コーナーにいることが多いので勉強のため購入した本。
オリエントの印章 (大英博物館双書―古代を解き明かす)
ドミニク コロン,小山 修三
學藝書林

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30数年前ウガリット(シリア エーゲ海沿岸)に旅したとき手にいれた円筒印章ふたつ。本物か偽者か判らぬが今となっては青春の思い出の品。



2006年4月放送大学科目履修生になった後「放送大学エキスパート(宇宙・地球科学プラン)」を2008年に取得、その後全科履修生(3年次)に編入して現在に至るが、この辺で天文宇宙に関して学んできたことを復習しようと、2006年に初めて科目履修した放送大学講座「進化する宇宙」をiPhoneに入れ布団の中で見直す。
 2005年の授業なので数値データなど少々古いところもあるが、最初受講したときはよく理解できなかった部分の理解度が進んでいたことの確認や、気がつかなかった部分の発見があり復習は大事と再認識する。




③NHKのスペシャルドラマ「坂の上の雲」を視ながら視ている地図。日清戦争の地理が良く解る。
司馬遼太郎はあまり読んでいないので「坂の上の雲」も未読。
テレビ番組としては時代考証、戦争シーンなど映画並みに金がかかっているようだ。
日本鉄道旅行地図帳〈歴史編成〉満州樺太 (新潮「旅」ムック)

新潮社

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滑空誌「Turn Point」12号

2009-07-16 00:19:58 | 読書
航空写真家、グライダー写真家の瀬尾央さんが編集されている滑空誌「Turn Point」12号の発刊案内メールがきました。

下記サイトに内容見本がのっています。7月17日発送開始  3900円

http://www.tp-airworks.com/tp/tp12.html

こういう本を発刊しつづけている瀬尾さんの姿勢に頭が下がります。

※ 下写真
1974年、オーストラリアで開催されたグライダー世界選手権を視ににいったとき、現地のグライダークラブで操縦させてもらったASK13。
瀬尾さんも世界選手権取材にいらしていました。

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スーパーマリン・スピットファイアのすべて―オーナーズ・ワークショップ・マニュアル

2009-02-23 20:19:03 | 読書
スーパーマリン・スピットファイアのすべて―オーナーズ・ワークショップ・マニュアル
アルフレッド プライス,ポール ブラッカー
大日本絵画

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第2次世界大戦の名戦闘機スピットファイアを個人で所有して、実際に飛ばそうと思っている人達のためのマニュアルです。
日本では荒唐無稽な話と一笑されそうですが、昨年リノエアレースを視て来た小生にとっては、日本人でもアメリカで持つなら可能か?と思えます。
勿論、小生にはそんな財力、気力はありませんが。

でもこの種の本が、やっと日本語に翻訳され日本で販売されるようになった、
というところに、日本の科学技術文化の成熟度向上の一端を見ることが出来るかもしれません。
20世紀の産業遺産を関連企業や団体で無く、そこで働いていたり、使用していた人達によって保存し、動可能な状態で維持をしていくという、カルチャーを欧米諸国と比較するのも面白いです。



数年前ルート66走行中、訪れたPLANES OF FAME AIR MUSEUMのスピットファイア。
本当に美しい機体だ!


P.S.
フロリダには複座に改造したP51ムスタングを3500ドル位で体験搭乗させるスクールがあるそうです。もともとはP51オーナーのためのトレーニングスクールのようですが・・・・・
乗ってみたい気持ちはあります。
でも失速回復訓練などやられたら一気に吐くだろうな・・・
昔、グライダーで経験済み(悲)。

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