視てまいりました!感じてきました!「
百花若冲繚乱」
「花丸図」よかったァー!!
先週の金曜日夜、三鷹ネットワーク大学で行われた「
みたか星空散歩」で、昨年末受講した
4D2Uナビゲータ養成講座仲間が再演した「"家族写真"送り届けたボイジャー」を視て、雨の東京を"
マイ軽キャンパー"で出発しました。
雨の東名は年度末の金曜日夜のせいか(?)10tトラックや大型コンテナトレーラーが数珠繋ぎ100km平均でマイ軽キャンパーの横を飛ばしていき、コワーイ、コワーイ!!
途中、何度も行くのを挫けかかりました(悲)。
太陽系外に旅立っていったボイジャーの心細い心境でした(笑)。
そして土曜朝の大阪神戸の渋滞にうんざりしながら淡路島を抜けて四国にはいり12時前にこんぴらさんにつきました。
「
3月27日(土)のつぶやき」参照
まずは昼飯!とういうことでお決まりのさぬきうどん、トッピングはレンコンとじゃ子天です。
腹ごしらえも出来たところで、1300段を越す石段を登りはじめました。
参拝の老若男女の波、参道両脇の虎の木彫りを置くお土産屋、5分咲きの
桜並木、お爺ちゃんの手をひく孫、格好は"今"風だけど何故か素朴な顔つきのカップルetc.,etc.
雰囲気はまさに昭和30年代!?信仰がまだ生きている空間にいる自分を感じながら石段を登っていきました。
そして第1会場の表書院前で入場券を購入。上写真の上の絵葉書です。
最初表書院で丸山応挙の猫のような虎を拝観し、奥書院上段の間へ茶室側から入りました。
上写真下側の絵葉書が「花丸図」がある奥書院上段の間です。
右側の襖は今、はずされて第2会場のガラスケースの中に展示されています。
拝観者は「花丸図」を絵葉書左側で右側の襖がはずされた間から視る形となります。
小生がいったときはなぜか拝観者がおらず、小一時間ほど座して拝観しておりました。
この絵葉書の側が明かり窓となっている以外、外から光が入ってくる様子はないようでした。
外されて第2会場に展示されている襖を閉めて、上段の間に座し、四方に描かれた若冲の花丸図を視る心境(?)はどんなものでしょう?
小生だとしたらそれは至福の時に違いありません。
美術館では絶対に味わえない若冲空間に自分を置くことが出来た"旅"となりました。
「花丸図」通常は非公開ですのでぜひご覧になることをお勧めします。(6/13まで)
「花丸図」については2008年にフランス国立ギメ東洋美術館で開催された「こんぴらさん 海の聖域展」の
ホームページをご覧ください。