iPad、今年５月発売ですが既に下取りに出して最近発売されたMacBook Airを購入する輩もいるというこの時期、やっとこiPad(Wi-Fi対応）を手にいれました。
使用目的の第一は"電子書籍"を読むというよりは、ネット上で公開されているパワーポイントでＰＤＦ化した資料を読むためです。
研究会等で使われるプレゼン用パワーポイント資料の多くはカラーで枚数も３０～４０枚になるものもあります。
このパワーポイント資料をダウンロードして印刷すると自宅のプリンターでは時間もかかるし、プリンターのインクも結構消耗する......？
プリンターインクも結構高いです（汗）
それならばパソコンのディスプレイで読めばいいと思うかもしれませんが、老眼・近眼兼用メガネを常用している小生にとって、パソコンで文章を読むというのは実は結構疲れるものなのです。ディスプレイを机に平行に近い視線で視るとき、老眼・近眼兼用メガネでは遠くがよく視えるようセットされているので。
小生の場合、iPadは机の上に置いて使うのが常態となっています。
この場合、ななめ上から覗きこむようになるので、遠近両用メガネですと下目線状態になるので老眼レンズ部分が効いてくるのです。さらにiPadはディスプレイ上のフォントの大きさを簡単に指タッチで大きくも小さく出来るので、自分の見やすい姿勢で、読みにくくない文字の大きさで読めるのは、老眼鏡常用者にとっては大変ありがたいです。
iPadは本のように手に持って使うには重過ぎるという評価があります。小生もそう思います。（６６０ｇ）
手にもってつかうのならkindleのほうが手に馴染むし軽くて使いよいと思います。ただしカラーでないですが・・・・
PDFリーダーとしては有料ですがiAnnotate for iPadというリーダーを使用しています。
読みたいPDFファイルを親パソコンからiTunesを使用しないで、DropBoxというオンラインストレージサービスを使用してiPadのiAnnotate for iPadへ移送しています。
iAnnotate for iPadはPDF画面にアンダーラインがつけられたり、簡単なメモを書くことが出来るので便利です。
iPad購入の第二の動機は東洋史や中央アジア史関連の名著が沢山ラインアップされている"東洋文庫叢書（平凡社発刊）"が電子書籍化されていることでした。eBookJapanから現在375タイトルが電子化されています。東洋文庫叢書は書籍の形態だと2500～3500円の価格ですが、電子書籍版は1500円を切る値段で手に入るも魅力です。
この電子書籍版の東洋文庫叢書、結構ダウンロードされているようです。こういうコアな書籍は是非電子書籍化してほしいものです。
唯、書籍版の東洋文庫叢書は現在では珍しい緑色の布張りハードカバーの装丁で"本を持っている"という所有欲を充分満足させてくれるものですが・・・・
あと、今年2月に休刊になった「NAVI」の最後の編集長だった塩見氏が最近電子マガジンとして創刊した「Bagnole」を購読するということもあります。
iAnnotate for iPad
