視人庵BLOG

古希(70歳)を迎えました。"星望雨読"を目指しています。
TwitterID @seibou_udoku

ニコニコ動画「アーキテクチャと思考の場所」

2009-01-30 08:23:34 | 星望★雨読
東工大世界文明センター・公開シンポジウム「アーキテクチャと思考の場所」(¶)

講演内容:
建築、社会設計、そしてコンピュータ・システムの3つの意味をあわせもつ言葉「アーキテクチャ」。それは、現代社会で、多様なニーズに答え、人間を無意識のうちに管理する工学的で匿名的な権力の総称になりつつある。では人文的な知は、そのような権力の台頭にどう対峙すればよいのか。
建築家の磯崎新、社会学者の宮台真司、経済学者の浅田彰を招き、新世代の論客が論戦を挑む。
(告知ホームページより)

1月28日(水)17:30~20:30 

司会:東浩紀(東工大特任教授) 
登壇者:
浅田彰(批評家)
磯崎新(建築家)
宇野常寛(文芸評論)
濱野智史(情報社会論)
宮台真司(社会学)

場所:大岡山キャンパス 講堂  
入場無料  先着順(600人収容) 申し込み不要


イヤー、人が集まっていました!?
小生、開演30分前にいったのに600人はいる会場はすでに満員!しかたなくビデオ中継の会場で視ていました。
そこも立ち見が出るほど入っていました。(300人以上はいたのでは?)
途中、40分くらいビデオ中継が回線不良で中断したので、大分聴衆は減ったのですが、それでも満杯でした。
その間の長い浅田氏のコメントは聞かないですんだようですが(?)

討論はまさに論点の"島宇宙"というか、後退する銀河団の"赤方偏移"を観測させられている気分で、ひさしぶりに面白い「プロレス会場」を堪能した気分でした。
浅田彰氏は「家にたどり着けない」とのことで終了予定時刻の20時半キッカリに"逃走"し、宇野常寛氏はほとんど黙り込み、これで俎上にのっていた、2chの西村博之氏と大塚英志氏が同席すればさらにおもしろかったのでは?

1930年生まれの磯崎氏の建築設計過程での"身体性"の欠如の指摘は、妙に共感できました。

詳細はニコニコ動画で(197分!)




なんでこんなに人が集まったのかに興味深々です。
今回登壇していた、濱野智史氏の「ニコ二コ動画の生成力」が掲載されているので読みたいと思います。  

思想地図〈vol.2〉特集・ジェネレーション (NHKブックス別巻)

日本放送出版協会

このアイテムの詳細を見る


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« NAVIっぽいってどういうコト... | トップ | ぐんま天文台天文学校2回目 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

星望★雨読」カテゴリの最新記事